( 168177 ) 2024/05/08 16:26:07 0 00 読売テレビニュース
日本維新の会に所属する中条きよし参議院議員が、知人に「年利60%」の高金利で金を貸していたと一部週刊誌が報じた問題について、中条議員の事務所側は8日、「虚偽の事実で、出資法違反の疑義は存し得ない」と、記事内容を否定するコメントを発表しました。
週刊ポストが報じた記事では、中条議員が参議院選挙で初当選を果たす前年の2021年、知人に1000万円を貸し付けた際、「年利60%」とする契約を結んだなどとされ、出資法違反の疑いが指摘されていました。
これに対し、事務所側は8日「知人であったA氏から『生活に困窮しているのでお金を貸してほしい』との懇請を受けて応じたもの」「業としての貸付ではなく、金利の約定もしておらず、如何なる意味においても、出資法違反の疑義は存し得ないものである旨、弁護士に確認を得ている」と説明しました
さらに、「中条議員が保管している契約書の原本には、金利の欄は空欄となっていて、60%なる金利の記載などはなく、記事が掲載される前に、議員からA氏に申し立てられていた支払いの督促では、元本の返済のみを求めている」とし、記事について「虚偽の事実を適示するものであり、名誉を棄損するおそれがあるもの」と、記事内容を真っ向から否定するコメントを発表しました。
中条議員は8日の参議院本会議終了後に、取材に応じる予定です。
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