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韓国のU-23サッカーチームがインドネシアに敗れ、パリ五輪予選のチャンスを失ったことで、韓国の団体球技の未来に危機感が広がっている。

バスケットボールやバレーボールなど他のスポーツも出場を逃し、若者の育成環境やスポーツ文化の変化が問題になっている。

(要約)

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パリ五輪の予選を兼ねたサッカー男子のU―23アジア・カップでインドネシアに敗れ、肩を落とす韓国の選手ら=ドーハ(韓国サッカー協会提供・聯合=共同) 

 

 【ソウル共同】7月開幕のパリ五輪を目指した韓国の団体球技が相次いで出場を逃し、同国メディアは「韓国スポーツの危機」と懸念を伝えている。「アジアの盟主」を誇ってきたサッカー男子も脱落し、選手団は夏季五輪としては約50年ぶりに200人を下回る方向。スポーツ強国を築いた従来の選手育成システムが岐路に立っているとも指摘される。 

 

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 「サッカーよ、おまえまで…」。アジア最終予選で韓国がインドネシアに敗れ10大会連続の出場を逃すと、朝鮮日報はこう衝撃を伝えた。既にバスケットボールやバレーボールなどが男女とも出場を逃し、団体球技でパリに挑むのはハンドボール女子のみだという。 

 

 かねて一部エリート選手を集中育成する傾向が強かった韓国。近年は少子化で選手の裾野がさらに狭まり、価値観の多様化で「メダル至上主義」も薄れてきた。球技は年俸の上がった国内リーグに選手が安住し、五輪で報奨金を得ることなどへのモチベーションが下がったとの見方もある。 

 

 

 
 

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