( 168738 )  2024/05/10 01:31:00  
00

2017年に過労自殺した東和銀行の男性行員について、東和銀行の江原洋頭取が謝罪会見を開き、男性の上司からのパワハラを認定し、処分したことを明らかにした。

上司は人格を否定する発言や威圧的な叱責を行っており、男性はその上司からのストレスによって自殺した可能性がある。

東和銀行は2017年12月に処分を実施したが、具体的な内容は明かされていない。

(要約)

( 168740 )  2024/05/10 01:31:00  
00

頭を下げて陳謝する東和銀行の江原洋頭取(中央)ら=群馬県庁で2024年5月9日午後5時20分、田所柳子撮影 

 

 前橋市に本店がある第二地銀・東和銀行の男性行員(当時25歳)が2017年に過労自殺し、労災と認定された問題について、江原洋頭取は9日に開いた記者会見で「取り返しのつかない大変な事案を起こしてしまい、深くおわびする」と謝罪した。行内の調査で直属の上司によるパワハラを認定し、男性の所属先だった埼玉県川越市の川越支店長、副支店長、上司を処分していたことを明らかにした。 

 

【画像】「何人死ぬか…」東和銀の上司から受け取ったLINE 

 

 同行の調査で、上司は「ばか」「給料泥棒」などと人格を否定する発言のほか、威圧的な叱責、休日に勉強会として自宅に呼びつけていたことを認めたという。上司は部下のいない事務職に異動した。同行は処分を17年12月に行ったが、具体的な内容は明らかにしなかった。 

 

 男性は17年4月に川越支店に異動。5月31日に出社せず、死亡が確認された。【田所柳子】 

 

 

 
 

IMAGE