( 169383 )  2024/05/12 01:18:29  
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2023年度の日本郵便の郵便物引受数は前年比6・0%減の135億7768万通で、年賀状の減少が過去最大の17・1%となった。

一方、宅配便「ゆうパック」は3・0%増の10億966万個と増加した。

しかし、郵便物全体の引受数はピーク時の半分以下になっており、23年度の営業利益は赤字見通しで郵便料金の値上げが検討されている。

(要約)

( 169385 )  2024/05/12 01:18:29  
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日本郵政グループ 

 

 日本郵便が発表した2023年度の手紙やはがきなどの郵便物の引受数は、前年度比6・0%減の135億7768万通だった。前年度を下回るのは22年連続。このうち、年賀状は9億7048万通で、過去最大の17・1%の減少となった。 

 

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 宅配便「ゆうパック」の引受数は3・0%増の10億966万個で、20年度以来3年ぶりに増加に転じた。ヤマト運輸と昨年10月に始めた集配業務の協業により、薄型荷物の取り扱いが増えたことなどが影響した。 

 

 郵便物は、ピークの01年度の262億通からほぼ半減した。23年度の郵便事業の営業利益は赤字となる見通しで、日本郵便は今秋にも郵便料金を値上げする方向だ。 

 

 

 
 

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