( 169748 )  2024/05/13 14:46:11  
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富士山の山梨県側の吉田ルートで、7月から1日当たりの登山者の上限を4000人にする入山規制が行われることに伴い、「予約システム」が導入されることが発表された。

このシステムは20日から予約受付が開始され、事前決済が必要で、3000人の枠が事前予約に割り当てられ、残る1000人は当日分となる。

予約サイトは日本語、英語、中国語に対応し、代表者が一括決済も可能。

県はこのシステムにより登山の利便性向上を図る。

長崎幸太郎知事は予約システムの積極的な利用を呼びかけたが、定例会見は延期になった。

(要約)

( 169750 )  2024/05/13 14:46:11  
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富士山・吉田ルートに「予約システム」導入 上限4000人 20日から予約受付 

 

富士山の山梨県側の吉田ルートで、今年7月から1日当たりの登山者の上限を4000人にするなどの入山規制が行われることに関して、混乱などを回避するための「予約システム」の詳細が公表されました。 

 

【動画】富士山が早い者勝ちに? ゲート設置し入山規制 “2000円通行料”“予約制”も導入へ 

 

山梨県は富士山の環境保全のために、7月の登山シーズンから登山者の1日当たりの上限を4000人とし、通行料として2000円を徴収するなどの入山規制をかけることを決めています。 

県はこの入山規制に伴う混乱やトラブルを回避し、登山者の利便性向上のため予約システムを導入し、今月20日から予約受付を開始します。 

 

予約サイトでは登山日前日の午後11時59分まで予約が可能で、通行料2000円をクレジットカードやQR決済で事前決済する必要があります。 

代表者1回の処理で最大100人分の一括決済が可能となっています。 

事前予約には3000人の枠を設け、当日分として1000人の枠を残すということです。 

予約サイトは日本語のほか、英語と中国語にも対応する予定です。 

 

県は、予約システムの導入で吉田ルートの五合目の窓口で支払いをすることなくスムーズに登山が開始できるほか、団体ツアーなどで代表者による事前の一括決済が可能になるなどの効果やメリットがあるとしています。 

 

山梨県の長崎幸太郎知事は午前11時半からの定例会見で、予約システムの導入を発表し説明する予定でしたが、スケジュールの都合で定例会見は急遽、延期になりました。 

そのため、長崎知事は「予約システムを積極的にご利用いただき、安全で快適な富士登山を楽しんでいただきたいと思います」とのコメントを発表しています。 

 

テレビ朝日報道局 

 

 

 
 

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