( 170448 )  2024/05/15 01:21:07  
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シャープは、日本国内でテレビ向けの大型液晶パネルの生産を終了すると発表した。

かつて主力事業だったこの分野での競争が激しくなり、パナソニックなども撤退している中、シャープは国内で唯一生産を続けていた。

しかし、低迷する液晶パネル事業の影響で巨額の赤字を出し、2022年度には赤字になった。

2023年9月までに堺の工場での生産を停止する予定であり、これにより日本国内でのテレビ向けの大型液晶パネル生産が消滅することになる。

(要約)

( 170450 )  2024/05/15 01:21:07  
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シャープ 2023年度決算発表会見 

 

国内で唯一テレビ向け液晶パネルの生産を続けていた「シャープ」が生産を終了すると発表しました。 

 

14日、シャープが生産終了を発表したのは「テレビ向けの大型液晶パネル」です。 

 

テレビ向けの大型液晶パネルは、かつて日本の電機メーカーの主力事業でしたが、韓国や中国などの海外メーカーの成長で競争が激しくなり、パナソニックなどが事業から撤退。 

 

シャープは国内で唯一、堺市にある子会社SDP=「堺ディスプレイプロダクト」の工場で生産を続けていました。 

 

しかし、液晶パネル事業の低迷などが影響して、2022年度は、およそ2600億円の赤字に。 

 

ことし9月までにテレビ向けの液晶パネルを生産している堺の工場の稼働を停止する方針を固めたということです。 

 

これで、国内でテレビ向けの大型液晶パネルを生産する企業がなくなります。 

 

関西テレビ 

 

 

 
 

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