( 170943 )  2024/05/16 15:37:17  
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大阪府議会では、第3会派の自民党の中井源樹氏が新しい副議長に就任する見通しとなっており、これは公明党が副議長獲得を断念したためです。

府議会の会派構成は大阪維新の会が52人、公明が14人、自民が7人であり、副議長選出は維新の動向に左右されることになります。

公明と維新の関係が悪化した背景には、関西万博や衆院選挙での対立があります。

府議会の開会で正副議長が選出され、議長は維新の中谷恭典氏がなる見通しです。

(要約)

( 170945 )  2024/05/16 15:37:17  
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大阪府庁 

 

 大阪府議会(定数79、欠員1)の新しい副議長に、第3会派・自民党の中井源樹氏が就任する見通しとなったことが15日、わかった。副議長は慣例的に第2会派のポストだが、現在の第2会派・公明党が、第1会派の地域政党・大阪維新の会との対立から、副議長獲得を断念した。 

 

 府議会の主な会派構成は大阪維新の会が52人、公明が14人、自民が7人。維新と協調関係にあった公明は、第2会派になった2022、23年に副議長を輩出した。 

 

 しかし、23年に維新が次期衆院選を巡って、公明現職のいる関西6選挙区に対抗馬の擁立を決めたことで、両者の関係が悪化。公明は、維新が誘致を主導した大阪・関西万博に慎重姿勢を示すようになった。 

 

 維新内で「万博に賛成の立場を明確にしない会派からの選出は望ましいのか」との声が噴出。副議長の選出は、府議会の過半数を握る維新の動向で決まることから、公明は擁立を見送った。 

 

 20日に開会する府議会で正副議長が選出され、議長は維新の中谷恭典氏となる見通し。 

 

 

 
 

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