( 174663 )  2024/05/27 17:33:17  
00

EVのバッテリー交換ステーションが京都で実証実験を開始し、充電よりも効率的な方法として注目されている。

エネオスなど3社が全自動交換ステーションを開設し、約5分でバッテリー交換ができる。

このシステムは米スタートアップ企業の「アンプル」が開発し、1日に50台程度の交換が可能。

今後はさらなる実用性の実証や他の国産EVへの適合性検証も行われる予定。

(要約)

( 174665 )  2024/05/27 17:33:17  
00

ベストカーWeb 

 

 近年目覚ましい発展を遂げているEV。燃費を気にせず走れて良いなと思う反面、ネックは充電時間だ。そこで今回は京都で実証実験が開始されたBEVのバッテリー交換ステーションについてお伝えしよう。 

 

【画像ギャラリー】バッテリーごと交換しちゃえばいいじゃん!!BEVバッテリー交換ステーションの実証実験開始!!(8枚) 

 

※本稿は2024年5月のものです 

文:片岡英明、ベストカー編集部/写真:NISSAN、HONDA、TOYOTA、Adobe Stock 

初出:『ベストカー』2024年5月26日号 

 

 エネオスなど3社は、BEVの駆動用バッテリーをその場で交換する全自動交換ステーションを開設しました。交換にかかる時間は約5分とされ、充電よりもはるかに効率的な方法と見られています。 

 

 ●片岡氏のコメント 

 

 鉛電池を積んでいる時代のBEVは、駆動用バッテリーを充電済みのものと交換し、満充電に近い状態にして走らせていた。日本EVクラブ主催のEV耐久レースでも、電欠状態が近くなると途中でバッテリーを載せ替えたものだ。 

 

 京都に開設したバッテリー全自動交換ステーションは、協賛するタクシー大手のエムケーホールディングスがステーション用地を提供し、バッテリーを交換できるようにリーフのタクシーも改造した。 

 

 バッテリー交換システムは、米スタートアップ企業の「アンプル」が開発したものだ。2レーン分あるので、1日に50台程度の交換に対応できる。 

 

 アンプルの第2世代バッテリー交換システムはドライブスルー方式で、バッテリー交換は最短5分!!10月頃まで実用可能性を実証するが、今後はリーフ以外の国産EVなどの適合性検証も行っていくそうだ。バッテリーの海外流出も防げるから、これはいいかも。 

 

 

 
 

IMAGE