( 176808 )  2024/06/02 17:13:37  
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F1ドライバーの角田裕毅がレッドブルグループからの退団が濃厚と報じられています。

彼は今季急成長し、入賞を続けていますが、レッドブルからの契約終了に伴い、新たなチームを模索している様子です。

クリスチャン・ホーナー代表による角田への評価不足や昇格の可能性が低いことが理由とされています。

現在、移籍先としてウィリアムズ、ハース、アルピーヌとの間で選択肢を模索しているとされています。

(要約)

( 176810 )  2024/06/02 17:13:37  
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去就が注目される角田裕毅(ロイター) 

 

 F1のRBに所属する角田裕毅(24)が、レッドブルグループからの退団が濃厚になっていると海外メディアが報じた。 

 

【写真】元〝天才JKレーサー〟のJuju 

 

 今季の角田は急成長を遂げており、上位陣とマシン性能差に開きがある中でも入賞を続けている。前戦のモナコ・グランプリ(GP)では8位に躍進し、さらにインパクトを与えた。 

 

 RBとの契約は今季限りのため去就に対する関心も高まる中、米メディア「ブレイキングレイテストニュース」は、英公共放送局「BBC」の報道を引用しながら、親チームであるレッドブルでの昇格はなく、現所属のRBからも退団するとの観測を示した。 

 

「レッドブル・レーシングで4年間活躍した角田裕毅のシーズンは、2024年シーズンをもって終了する。この24歳の日本人選手は現在、新たなチームを探しており、複数のチームを考えているという」とレッドブルグループからの退団が濃厚になっている最新状況を伝えた。 

 

 BBCは「角田がレッドブルやRBを去る理由は、Aチームに昇格する見込みがないからだ。4年間一緒に過ごした後も、トップへの道は閉ざされている。そしてそれが、彼がレッドブルの外でチャンスを探している理由だ」と報じている。 

 

 現在の角田はF1界で評価が急上昇するほどの活躍を見せているのに、なぜレッドブルグループと袂(たもと)を分かつのか。その理由はズバリ、レッドブルのクリスチャン・ホーナー代表(50)にある。 

 

「レッドブル(グループ)での角田の時間が終わりに近づいているのは、チーム内の権力バランスのせいだ。現在、ドライバーに関してはクリスチャン・ホーナー代表が唯一の決定権を持っている」と指摘。ホーナー代表が角田を評価しておらず、昇格の可能性は皆無というわけだ。 

 

 さらに「このイギリス人(ホーナー代表)はダニエル・リカルドのファンとして知られる。そのため、次のRBの組み合わせは、リカルドとリアム・ローソンになる可能性が高い」と同局は指摘。昇格がないどころか、RBからも放出される憂き目にあうというのだ。 

 

 そのため角田はレッドブルグループを去り、新チームを模索するというわけだが、かねて噂されている2026年からホンダと組むアストンマーティンへの移籍はドライバーの枠に空きがなく困難と分析。現実的な選択肢として「ウィリアムズ、ハース、アルピーヌ」の3チームが検討されているという。 

 

 ホーナー代表が権力を持ち続けるかぎり、レッドブルグループでは角田に未来はないのかもしれない。 

 

東スポWEB 

 

 

 
 

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