( 176903 )  2024/06/03 00:56:49  
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東京都足立区にある精神科病院「綾瀬病院」で、通院してきた患者の面談を実際には行っていないにもかかわらず、「訪問看護」として診療報酬を請求していたことが判明した。

訪問看護は患者の自宅で行うものであり、この行為は法令違反に当たる。

元職員は訪問時間の記録の改ざんが行われていたと証言しており、東京都が調査を進めている。

病院側は「通院時の面談を訪問看護と間違えていた」「報酬は返還する」とコメントしているが、記録改ざんについては詳細な回答は避けた。

(要約)

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精神科病院「綾瀬病院」=5月、東京都足立区 

 

 東京都足立区の精神科病院「綾瀬病院」が、患者の自宅などへ実際には行っていないのに、通院してきた際の面談を「訪問看護」として診療報酬を請求していたことが2日、病院への取材で分かった。訪問看護は患者の居宅で行うとされており、法令違反に当たる。元職員は取材に対し「訪問時間の記録を改ざんする不正も行われていた」と証言した。 

 

【表】精神訪問看護で不正や過剰請求 主な手法 

 

 東京都が調査しており、病院側は「通院時の面談を訪問看護と扱ってはいけないとは知らなかった。報酬は返還する」としている。記録改ざんについては詳しく答えなかった。 

 

 病院は医療法人社団「綾瀬病院」(太田光世理事長)が運営しており、ベッド数は97床。 

 

 

 
 

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