( 177403 )  2024/06/04 16:23:34  
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立憲民主党の安住淳国会対策委員長は、自民党の政治資金規正法改正案への対応について批判し、「自民党は迷走している」と指摘した。

改正案の修正で自民党と日本維新の会が合意していた内容について再度修正が必要となり、与野党間で混乱が生じた。

安住氏は自民の国対委員長と会談して、首相の質疑日程が取り下げられたことについて苦言を呈し、自民と維新が合意した内容がしっかり守られていないと指摘した。

(要約)

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立憲民主党の安住淳国対委員長 

 

 立憲民主党の安住淳国会対策委員長は4日、政治資金規正法改正案を巡る自民党の迷走について「私が所属していた民主党政権、ぼろくそに自民党言いましたけども、さすがの民主党政権もここまでやったことなんかない」と批判した。 

 

【写真・図解まとめ】自民党派閥裏金問題 どうなる政治資金規正法 

 

 改正案の修正について、岸田文雄首相と日本維新の会の馬場伸幸代表が5月31日、維新が求める内容の一部を自民が取り込むことで合意。6月4日に衆院政治改革特別委員会に首相が出席して質疑を行い、その後の採決まで与野党が合意していた。ところが、支出の公開義務がない政策活動費を巡り、自民の再修正案では不十分だと維新が反発し、再度の修正が必要となった。このため、自民側が4日の特別委での質疑と採決の見送りを申し入れた。 

 

 安住氏は4日に国会内で会談した自民の浜田靖一国対委員長に対し、首相の質疑日程を与党側から取り下げたことに「迷走もひどいんじゃないですか」と苦言を呈した。浜田氏は「大変申し訳ない。(自民と維新の)党首が合意したにもかかわらず、その後再修正というのも恥ずかしい話だ」と謝罪したという。会談後、安住氏が記者団に明らかにした。 

 

 「維新案が100%丸のみされた」と自民との合意で成果をアピールしていた馬場氏に対しても、安住氏は「100%でなかったということだ。はっきり言ってザルの合意だ」と指摘した。【源馬のぞみ】 

 

 

 
 

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