( 177844 )  2024/06/05 16:55:59  
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・個々の意見からは、ルール遵守や安全性の重要性についての認識や提案が見えます。

ルールに固執せず、現実に即した柔軟な対応やルール改正の必要性、企業と行政の連携や業界の声を反映した法令の改正、報道のあり方など、さまざまな観点からの意見が述べられています。

また、技術や環境の変化に応じた認証工程のアップデートや、ルールの適正さを常に点検する仕組みの必要性なども指摘されています。

今後、自動車産業や規制当局、メディアなどが連携し、課題に対処するための対話や改善策の実装が求められるでしょう。

(まとめ)

( 177846 )  2024/06/05 16:55:59  
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・「ルールはルールなので遮二無二頑張る」というのは美徳ではあるんだけど、ルールがあきらかに現実にそぐわない場合はルールの方を疑ってみるというのも大切だと思います。「遮二無二頑張る」一辺倒だと、このような不正の引き金になりかねません。合理的な形で安全性を損なうことなくメーカー側の負担も減らせる方向でルール改正できるのならそちらの方にこそ力を注ぐべきでしょう。国内の有力メーカーが揃いも揃って、今まで国に働きかけができていなかったのもちょっと不思議に思います。 

 

 

・「検査不正」という言葉が先行して、「安全性不安」「不良品」というイメージが先行している。しかし、その内容を精査しないと正しい理解は出来ないと思う。 

 

多分、現場で検査などをしている方々の大半は「不正」とは思っていなかったと思う。明らかなデータ修正や条件変更検査は別として、検査の方法については認識の違いだったと思う。 

 

これだけ多くのメーカーで今回発覚したことは、そういうこと だろう。 

 

但し、今回各社が認証不正という認識をしたのであれば、今後は不正ではないようにしなければならない。その為には規則を出している国も考えなければならない。 

 

 

・法令・省令が時代の変化に対応していないのは今回の内容に限ったことではない。道交法の道路構造と制限速度の関係もそう。昭和40年代の内容で、車両の性能や道路の質が格段に進歩しても時代に合わせることはまずない。 

立法・行政が業界の声に耳を傾けることと、業界が立法・行政に働き替えることが重要。法令・省令が時代にマッチしているか定期的に点検される仕組みがないお役所仕事が重要なカイゼンポイントだと私は思う。 

 

 

・すごく納得できる意見です。自動車メーカーは世界中で生産しているので世界中で最も合理的と思えるテストを施行して問題なければ日本でもOKと自己判断したのかもしれません。日々変化する自動車製造技術や交通環境に応じて認証工程のアップデートを常時行っておくべきでした。自工会と監督官庁の連携が不十分でしたね。今回の騒動で日本の自動車メーカーがこぞって日本脱出する方針になるかな。もうすで に増えている輸入日本車がますます増えることになる。 

 

 

・トヨタの場合、指摘された追突試験の認証規格は、追突台車の重量が1.1tプラスマイナス20Kg、それに対しトヨタの検査は1.9tで実施していた。基準より厳しいテストを行なっていたので問題無かったであろうというのがトヨタの認識であった。それに対し、20kgの範囲を超えていたので認証不正というのが国交省の言い分。確かに規格を外れていたので法律上は不正であろう。しかし誰が考えても どちらが安全性を重視した検査で有ったかは明らかで有る。こんな事でトヨタの不正と言う事が大きく報道され、トヨタの会長まで謝罪するのは自動車業界ひいては日本のモノ作りの世界的な信用を失う大きな損失である。確かに規格を外れていたが、報道の仕方が内容よりも不正と言うことに重きを置いているのは問題である。国交省と自動車業界は規格・基準に対し現実に即した内容に出来る様に協議をする必要が有るだろう。 

 

 

 

 
 

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