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オレンジ危機が深刻 「バヤリース」など販売休止 円安で買い負け 頼みの「みかん」は農家高齢化など課題

関西テレビ 6/5(水) 11:00 配信

https://news.yahoo.co.jp/articles/76f6fe5111e026d3165b95663b94ecccc35367c9

 

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輸入オレンジ果汁の価格が高騰し、大手メーカーが販売休止している中、国産果汁に価値が見直されている。

果物店や飲料メーカーでも価格上昇の影響が出ており、オレンジジュースの価格は2倍になっている。

背景にはブラジルの不作や円安があり、国産みかんジュースが注目を集めている。

(要約)

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輸入オレンジ果汁の価格の高騰が深刻化 

 

輸入オレンジ果汁の価格の高騰が深刻化しています。 

 

大手メーカーでは、オレンジジュースの販売休止も相次ぐ中、今「国産果汁」に新たな価値を見出す動きも進んでいます。 

 

■【動画で見る】オレンジ価格高騰 買い負ける日本「バヤリース」も「サンキスト100%オレンジ」も販売休止 店頭から消える 

 

「価格を上げづらい」と果物店の店長 

 

大阪市内の果物店。色とりどりの季節の果物が並びますが、今、ある悩みのタネが…。 

 

【山口果物 山口直克店長】「ここ1年くらいの間でなんですけど、もともと100円前後ぐらいで販売してたものが1.5 倍ぐらいに値段が上がっている」 

 

1つ100円前後だったオレンジが、150円に。さらに、オレンジジュースも…。 

 

【山口果物 山口直克店長】「これ私の店で出してるメニューなんですけど、うちは生搾りなので、本当にこれを搾って出してるんですけど、200円上がって1.5倍ですね」 

 

こちらの店では、世界的なオレンジ価格の高騰で、メニューの値上げを迫られていました。 

 

また、カットオレンジを使ったスイーツなども提供していて、その原価も上がってしまっているということです。 

 

【山口果物 山口直克店長】「ここ2~3年、ずっと円安とか、例えばゼリーだったら凝固剤が値上げとか、お砂糖の値上げとか、いろんな理由で上げてきているので、上げづらい。価格転嫁しづらいのが現状ですね」 

 

世界的な価格の高騰と共に今、オレンジ果汁は深刻な品薄状態となっています。 

 

オレンジ果汁の輸入価格は、2020年は1リットル当たり259円だったのが、2023年は491円に。3年でおよそ2倍になっています。※通関統計をもとに日本果汁協会が算出 

 

この状況を受けて、アサヒ飲料の「バヤリースオレンジ」や、森永乳業の「サンキスト100%オレンジ」など、大手飲料メーカーは、相次いでオレンジジュースの販売を休止しています。 

 

注目されているのが“国産みかん”のジュース 

 

日本果汁協会の川村さんは、こうした動きの背景にあるのは、原産国で続いた不作だと話します。 

 

【日本果汁協会 川村和彦専務理事】「ブラジルのカンキツグリーニング病という柑橘の病気と天候不順などによりオレンジ果汁の生産が不足している」 

 

日本はオレンジ果汁の5~6割をブラジルからの輸入に依存していますが、そのブラジルが深刻な不作に。 

 

さらに、歴史的な円安に見舞われている日本は、他国に買い負けてしまっているということなんです。 

 

川村さんは、この状況はしばらく続くのでは、と話します。 

 

【日本果汁協会川村和彦専務理事】「(ブラジルは)最近の情報ですと今年も不作かなということなので、少なくとも今年はだめです。円安については、オレンジに限らず、何だってそうだと思うので、なかなか厳しいと思います」 

 

そんな中で、今注目されているのが“国産みかん”のジュースです。 

 

セブンイレブンでは、オレンジに代わり、“国産みかん”を使用した新商品を発売しました(一部店舗で取り扱いのない場合があります)。 

 

【記者リポート】「すごくみかんの味を感じます。まるでみかんを食べているよう でとてもおいしいです」 

 

 

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(まとめ) 

日本の農業における課題や厳しい現状を指摘する声が多く見られました。

果実の原価や生産効率、外国産農産物との競争など、国産農産物の価値や生産性に関する懸念が示されています。

農家の高齢化や後継者不足、作業の厳しさ、経済面での採算性の問題なども深刻な状況として取り上げられています。

さらに、消費者の価格重視や社会構造の問題、値上げ難しさからくる商品の消滅やサービスの減少に対する危機感も表明されています。

他国との比較を通じて、農業や食料の自給率、経済的課題について考察する声もありました。

円安や外国産農産物の依存がもたらすリスク、日本独自の食文化や農産物の重要性が意識される中で、国産農産物の持続性や未来への展望に対する危機感が共有されています。

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・良く考えて欲しいんだけど、果汁100%ジュースが一本200円として、それを取るために果実が数個は必要になる。 

原価のことを考えると、果実一つにつき十数円の卸値になるわけで、そうなると農家さんの手元に入るのは一体いくらになるのか? 

飲料用の果物が安く買えるのは物価が安く大量生産が出来る地域のものを使っているからで、国産で同じような値段で販売することなんか不可能。 

直売所で売っている加工品も、選果の末に廃棄するよりはマシだとして売っているもので、それですら一本数百円は取らなければ採算が取れない。 

つまるところ、不作の年には諦めるしかない。輸入食材に頼ってきたつけだよ。 

 

 

・今生きている木があるなら高齢化でやれないやなら引き継げる方がいるといいですね。木を今から植えても4年目でも少し…それ以上かかりますからねぇ。肥料、資材、農薬など値上がりですしね…辞められた方や土地も売ってしまったり、作物変えたり…してますよ。農地を整理して企業に土地売ったり、アパートやマンションにしてしまったり…ほんとーに畑減りました。あとは竹林被害など。山の斜面は怪我が多く、怪我がきっかけで辞めたり。あとは災害で崩れたり… 

なくなってからじゃーやろーでは作物づくりは遅い。あとJAなどが育て方などしっかり指導できればいいができてないところもある。しっかり引き継いでいってほしい。今でも自給率かなり低い日本ですからー海外全体で異常気象と戦争などで輸入されなくなっても困らないようにしてほしい。 

 

 

・「オレンジ」という外来語が先行していたため、オレンジでなきゃと思うけど、温州蜜柑もオレンジもマンダリンの一種。今の日本のみかんはマンダリン掛け合わせの品種改良が主。ただ新品種は果汁用には高価。また斜面栽培は、高齢者でなくても作業がきつい。農作業、栽培、品種など、総合的な整理再考が必要。 

 

 

・この手のニュースの度に、国産回帰言い始める人が増えるけど、今回のオレンジにしても、農産物において生産量と生産効率でブラジル/アメリカ/スペインには日本が勝る要素が皆無なのを理解しているのか疑問です。生産国の大規模な農園を見れば一目瞭然でしょう。 

同等の品質でも非常に高価な「国産」が良いという事なのでしょうかね? 

 

 

・温泉やラーメンなどもそうだけれど 

価格が上げられないから廃止、閉店が多い 

今回のも高くてもオレンジジュース飲みたい人は必ずいると思うんだけど‥ 

今の日本って値上げって言う選択肢なしになくなっちゃうの多すぎ‥ 

安い物を求める層にお合わせた社会構造になってしまっている 

こんな感じにタクシーもバスも宅配もなくなっちゃうんだろうなあぁ 

日本人の貧困は本当に深刻‥ 

 

 

・物も人も他所から買えばいいっていう方針のツケ 

無くても高い値段で買えばいい 

豊かだった頃はそれでよかったけど、今は難しいでしょ 

使える人材を望むのに使える人材を育てる気があるとは思えない 

競争出来ないから円安 

日本人個人から税金取るのはもう限界だから法人、一部富裕層、外国人から外貨で取ってもらいたい 

 

 

・オレンジで騒いでいるが、野菜も他の果物も、魚も肉も、いずれ輸入が減って足りない足りないという日が来る。 

いや、すでに来ている、気候変動についていけない、そこに円安、もう負けばかりな日本ですよ。 

食料自給率、気にしたときありますか?調べてみてください。 

 

 

・円安だけじゃないでしょ!日本じゃ高く売れないから、高値では仕入れられない。 

高くても売れれば買い付けられるんだからね。 

なんでも円安だけのせいにするとちゃんと消費者この問題の根深さが伝わらない。 

結局ちゃんと値上げしてこられなかった歪みがどうにも埋められなくなってしまったということ。恐ろしいのはここが底じゃないってこと。 

海外から輸入してる限り、物の値段は海外の物価に合わせて上がっていくのが正常で、企業努力という名の国民総我慢大会をし続けているとこうなるのはわかっていたこと。 

 

 

・愛媛県民です。 

輸入オレンジ高騰のニュースでボンジュースの果汁が、ほとんど外国産のオレンジだったと知って驚きました。 

(ブラジルからの輸入が滞り生産者が困っているというニュースでした。) 

柑橘王国、愛媛の名物ジュースなのにブラジルのオレンジ(がほとんど)だったとは! 

 

 

・独自品種の蜜柑、伊予柑、甘夏、不知火の改良品を育てているが、 

綺麗で甘い蜜柑にするには手間暇かかる。そして売っても利益が極小。 

日本産のキューウィーフルーツが栽培されているのも、蜜柑で食べて行く 

事が出来ない農家が多過ぎたので役所が蜜柑から切り替えさせただけ。 

それでも10kg箱入り千円とかで出荷してとか言われると、1本の樹で 

3千円から6千円にしかならない。肥料や運搬 費や人件費や防虫・防鳥に 

使うお金を差し引くと2千万円稼いでも5百万円くらいしか残らない。 

ここから税金とか衣食住の必須費用を引いたら貯蓄どころか子育て費用も 

捻出できない。今は利益が出る出ないの水準で高齢者の方々が頑張って 

いるが、農家は平均年齢70歳越えなので後20年持たない。 

後継者は9割おらず、温暖化で夏の作業は困難になり、税も諸経費も 

大幅増。国産が壊滅するまで余り年数は残ってない。 

 

 

 

 
 

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