( 178203 )  2024/06/07 01:41:44  
00

経済アナリスト・森永卓郎は、新NISAブームについて警鐘を鳴らし、投資に関する一般的な誤解を指摘した。

投資を分散して行うことが安全だとか、長期投資すれば安定するという考えに疑問を投げかけ、バブル崩壊や為替の影響があることを警告している。

(要約)

( 178205 )  2024/06/07 01:41:44  
00

経済アナリスト・森永卓郎が6月5日(水)、ニッポン放送『垣花正 あなたとハッピー!』(月~木曜日 朝8時~)に生出演。新NISAブームの様相を見せる日本経済に警鐘を鳴らした。 

 

森永卓郎 

 

海外から資産運用会社を呼び込むことなどを目指す金融資産運用特区について、政府は4日、名乗りを上げた東京、大阪、札幌、福岡 4地域全てを認定した。 

 

このニュースを受け森永卓郎は、その背景として新NISA導入を受けた投資ブームを指摘。「みんなが信じ込んでいるので、目を覚まさせるのは大変なんです」として、この投資に関する多くの経済評論家の発言には「嘘が2つある」と、言及した。 

 

「『分散すればするほど安全だ』というのは大きな間違いで、分散すればするほど利回りが落ちる。そして『長くやれば安定する』と言いますが、長くやるほど損する」と、持論を語った森永。 

 

森永卓郎、那須恵理子、垣花正 

 

具体的な流れとして、「バブルが崩壊すると株価がドーンと落ちるわけです。さらに新NISAで『オルカン』『S&P500』などを選んででアメリカにお金を流していると、これから3割ぐらいの円高がやってきますから、『株価下落』と『円高』というダブルパンチであっという間にあなたの老後資金は半額以下になりますよ」と、自身の分析を述べると、「老後資金は、絶対にバクチを打ってはいけません」と強い口調で結んだ。 

 

 

 
 

IMAGE