( 179243 )  2024/06/10 14:45:48  
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自民党が提出した政治資金規正法改正案の参議院審議が始まり、野党側は改正案が検討事項が多すぎると批判しています。

自民党側は政策活動費の公開義務に関して領収書を10年後に公開する案を示しましたが、詳細な制度設計は今後検討するとしています。

野党はさらなる修正を求めるため、岸田総理大臣の決算委員会への出席を待っています。

(要約)

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日テレNEWS NNN 

 

政治資金規正法の改正に向け、自民党が提出した法案の参議院での実質的な審議が始まりました。野党側は改正案に「検討」とする事項が多すぎると批判しています。 

 

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立憲民主党・熊谷裕人議員「検討検討検討。これまでも総理、検討の検討するという答弁が多くて検討使というふうに、揶揄(やゆ)をされていたような面もありますけれど、検討事項をどのように今後進めていくのか」 

 

自民党・鈴木馨祐議員「なるべく早く、当然検討は進めていかなくてはいけません」 

 

立憲民主党・熊谷裕人議員「年内にはめどをつけてもらいたい」 

 

自民党・鈴木馨祐議員「検討のスタートについては、なるべく早くしていく」 

 

自民党案では、これまで公開義務がなかった政策活動費について、領収書を10年後に公開するとしていますが、詳細な制度設計については「検討」するとしています。 

 

日本維新の会の音喜多議員は「10年という期間でプライバシーには配慮されていて、黒塗りは想定されない」と指摘しましたが自民党側は「公開に向けての具体ルールはこれからの検討で、より詳細を詰める」と述べただけでした。 

 

10日午後には岸田総理大臣が参議院の決算委員会に出席する予定で、野党側はさらなる修正を求める考えです。 

 

 

 
 

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