( 179953 )  2024/06/12 14:45:37  
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世界経済フォーラム(WEF)が男女格差状況をまとめた2024年版「ジェンダーギャップ報告書」を発表。

日本は146カ国中118位であり、G7諸国では最下位。

報告書によれば、男女平等の達成には134年かかる見込みであり、日本の男女平等の達成率は66.3%で、G7諸国中最下位となっている。

(要約)

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男女平等ランキング 

 

 世界経済フォーラム(WEF)は12日、世界の男女格差の状況をまとめた2024年版「ジェンダーギャップ報告書」を発表した。日本は調査対象となった146カ国のうち118位で、前年の125位からは改善したが、主要7カ国(G7)では最下位だった。 

 

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 報告書は教育・健康・政治・経済の4分野で、男女平等の度合いを分析。男女が完全に平等な状態を100%とした場合、世界全体での達成率は68・5%で、前年から0・1ポイント改善した。経済分野が改善傾向にある一方、政治分野は停滞。WEFは今のペースだと、完全な男女平等の達成には134年かかると試算している。 

 

 日本の達成率は66・3%で前年から1・6ポイント上乗せした。しかし、G7では87位のイタリアを下回る最下位。対象国数は異なるが、06年に報告書が始まって以降、日本の順位は下落傾向にある。達成率は横ばいであることから、ジェンダー平等の取り組みを進める他国に取り残されているのが実情だ。 

 

朝日新聞社 

 

 

 
 

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