( 180833 )  2024/06/15 01:40:07  
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阪急阪神ホールディングスの株主総会では、宝塚歌劇団の劇団員が死亡した問題をめぐって厳しい指摘が相次ぎ、株主からは角和夫会長の辞任や経営陣の交代を求める声が上がった。

会長は再発防止に取り組むと謝罪し、役員の交代は行わず、来年まで続投する考えを示した。

劇団は公演再開を予定しており、職場環境改善に取り組むとしている。

株主からは遺族への丁寧な対応を求める声も上がっている。

(要約)

( 180835 )  2024/06/15 01:40:07  
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FNNプライムオンライン 

 

阪急阪神ホールディングスの株主総会が開かれ、株主からは運営する宝塚歌劇団の劇団員が死亡した問題をめぐり、厳しい指摘が相次いだ。 

 

【写真】「腐ったリンゴは捨てろ」大荒れの阪急阪神HD株主総会 

 

【動画】https://youtu.be/NNEfUOrTlio 

 

阪急阪神HDの株主:(宝塚歌劇団の)宙組公演が再開するとのことで、見たいとは思っているのですが、見て自分はどのような気持ちになるのかはまだ分かりません。 

 

14日に行われた阪急阪神ホールディングスの株主総会には、およそ2000人の株主が参加し、歌劇団の質問を中心に大荒れの展開となった。 

 

運営する宝塚歌劇団をめぐっては去年、宙組の劇団員の女性(当時25)が死亡し、劇団側は上級生らによるパワハラを大筋で認めている。 

 

株主総会の冒頭で角和夫会長は「二度とこうした問題を発生させないよう、再発防止に全力で取り組んでいます」と改めて謝罪した。 

 

株主からは劇団の問題について、「ハラスメントの認識がずれている」といった指摘のほか、「腐ったリンゴは捨てなければ組織が腐ります」などと、角会長の辞任や経営陣の交代を求める責任論も相次いだ。 

 

角会長は現時点で役員の交代はせず、自身も役職定年の来年まで続投する考えを示した。 

 

責任論について質問した株主:とてもじゃないけど納得できません。腐ったリンゴは捨てろということですよ。箱ごと全部だめになりますよ。それは鉄則ですよ、組織で。阪急阪神の会社のイメージも悪くなるだけ、宝塚市のイメージも悪くなるだけ。良いこと一つもありません。まず思い切った決断をしてほしい。 

 

阪急阪神HDの株主:遺族に対してはもっともっと丁寧な対応をしてもらいたい。(角会長は)改革をして、それが終わった段階で退任やろうな。 

 

劇団員の死亡以降、中止されていた宙組の公演は6月20日から再開する予定で、劇団は今後も職場環境の改善に取り組んでいきたいとしている。 

 

(関西テレビ「newsランナー」2024年6月14日放送) 

 

関西テレビ 

 

 

 
 

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