2025年に開催される大阪・関西万博で自国のパビリオンを建設する予定だったアルゼンチンが20日に撤退することが分かった。理由はインフレと国内の財政悪化だという。これにより、アルゼンチンはメキシコやロシアに続いて、撤退を表明した3番目の国となった。(要約)
工事が進む2025年大阪・関西万博の会場=4月2日、大阪市此花区(AFP時事)
2025年大阪・関西万博で自前のパビリオンを建設する予定だったアルゼンチンが撤退することが20日、分かった。
【写真】会場スタッフのユニホーム発表 大阪・関西万博
外務省が同日までに、ホームページに掲載する参加国リストから同国を削除した。
関係者によると、インフレによる国内の財政悪化を理由に辞退するとの連絡があった。自前のパビリオンを予定していた参加国の撤退はメキシコ、ロシアに続き3カ国目。