( 182973 )  2024/06/21 15:28:26  
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東京都知事選で、全裸状態の女性の選挙ポスターを貼った候補者に警視庁が東京都迷惑防止条例違反の疑いで警告を出した。

候補者は表現の自由を主張し、都内の選挙ポスターに貼り付けたが、公共の場での卑わいな言動は禁止されている。

これに対し、都選挙管理委員会やSNS上で批判が相次いだ。

候補者は警告に従い、すでに貼ったポスターを剥がすことを決めた。

(要約)

( 182975 )  2024/06/21 15:28:26  
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警視庁=東京都千代田区 

 

20日に告示された東京都知事選で、ほぼ全裸状態の女性の選挙ポスターを掲示板に貼った候補者に対し、警視庁は20日、東京都迷惑防止条例違反の疑いで、警告を出した。捜査関係者への取材で分かった。 

 

【写真】「女性の全裸選挙ポスター」をはがす候補者(一部画像処理をしています) 

 

この候補者は告示後、都内の複数の選挙ポスター掲示板にほぼ全裸の女性の画像とともに「表現の自由への規制はやめろ。」などと書いたポスターを掲示していた。 

 

都迷惑防止条例では、公共の場所などで、卑わいな言動をすることを禁止している。 

 

都選挙管理委員会などには、この候補者のポスターに関する苦情が複数寄せられたほか、交流サイト(SNS)上でも批判が相次いだ。都は警視庁に相談し、警視庁は違法性を検討していた。 

 

20日夜、警視庁本部を訪れた候補者は、「合法の範囲内でやってきたつもりだった。つばさの党の事件もあり厳しくなってるのだろう。警告には従うつもりだ」とし、すでに貼ったポスターをはがすとした。 

 

 

 
 

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