( 183068 )  2024/06/21 17:09:28  
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厚生労働省のホームページに掲載されていたカスタマーハラスメント(カスハラ)対策について、高齢者差別ではないかという抗議を受け、文言が削除された。

要求をする人の中で「社会的地位の高い人、高給の人、定年退職したシニア層」という表現が問題視された。

抗議を受けて同省は対応し、問題の部分を削除した。

(要約)

( 183070 )  2024/06/21 17:09:28  
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会見する武見敬三厚生労働相=2024年6月21日、東京・永田町、藤谷和広撮影 

 

 厚生労働省が運営するホームページに掲載していたカスタマーハラスメント(カスハラ)対策をめぐる資料の文言について同省は、「高齢者差別ではないか」と抗議を受けて削除した。 

 

【写真】カスハラ対策をめぐる国の啓発ポスター=厚生労働省のホームページから 

 

 同省によると、顧客が理不尽な要求をするカスハラのうち、「威張りちらす行為」をする人の傾向として「社会的地位の高い人、高かった人、定年退職したシニア層」と記載。資料は同じサイトにある専門家の研修動画でも使用していた。 

 

 5月末に市民から抗議を受け、今月11日付で該当部分を削除した。同省のサイトでも同様の記載があったため、削除したという。 

 

朝日新聞社 

 

 

 
 

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