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算数レベルのミス続発「伝説の東大入試」がこれだ 「小学校で習う割合」は東大受験生でも間違える

東洋経済オンライン 6/22(土) 11:32 配信

https://news.yahoo.co.jp/articles/adde9a2f41c2138f69feb13660b28387d1594c8d

 

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東大受験生が犯す「小学校レベルのミス」について報告されています。

西岡壱誠氏は2浪後に東大合格し、「小学校の算数」から再勉強し、数学の考え方が人生に役立つことを強調しています。

最新刊『「数字のセンス」と「地頭力」がいっきに身につく 東大算数』も紹介されています。

東大受験生が繰り返す「伝説の東大入試」問題とその間違いについて例示され、出生率と出生数の違いの理解が重要であることが強調されています。

(要約)

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非常に簡単なはずなのに、多くの東大受験生が「算数レベルのミス」をした問題――それは「小学校で習う割合」に関する問題でした(撮影:今井康一) 

 

「算数から勉強をやり直して、どうにか東大に入れた今になって感じるのは、『こんなに世界が違って見えるようになる勉強はほかにない』ということです」 

そう語るのが、2浪、偏差値35から奇跡の東大合格を果たした西岡壱誠氏。東大受験を決めたとき「小学校の算数」からやり直したという西岡氏は、こう語ります。 

「算数の考え方は、『思考の武器』として、その後の人生でも使えるものです。算数や数学の問題で使えるだけでなく、あらゆる勉強に、仕事に、人生に、大きくつながるものなのです」 

 

【書籍】「1/3で割る」の意味、わかりますか? 小学校の算数がわかれば、数字にあふれたこの世界がまったく違って見えてきます。 

 

そんな「思考の武器」を解説した43万部突破シリーズの最新刊、『「数字のセンス」と「地頭力」がいっきに身につく 東大算数』が刊行されました。 

 

ここでは、「小学校の算数」レベルのミスをした人が続出した、伝説の東大入試問題を紹介してもらいます。 

 

■算数レベルで間違い続出の「伝説の東大入試」問題 

 

 みなさんは、とても簡単な問題なのに、東大受験生が初歩的な部分で間違えた東大の入試問題があるのをご存じですか?  

 

 問題を見て「え、こんなの簡単じゃん」と思って答えを書くと、多くの人が引っかかって間違えてしまう、恐ろしい入試問題が過去に出題されたのです。 

 

 しかもそのひっかけは、小学校の算数の知識がきちんと身についているかどうかが重要になるという問題でした。 

 

 「東大受験生なのに、算数の知識で引っかかるの?」と思うかもしれませんが、実際に多くの人が、この問題に引っかかりました。かくいう僕も、その1人です。 

 

 そこで今回は、その問題についてみなさんに共有させていただきたいと思います。 

 

下記は、日本で1年間に生まれてくる子供の数の推移を示している。 

・1955年~1970年までは100万人台
 

 

・1971年~1974年の間は200万人を超える
 

・1975年には再び100万人台となった 

このように、1970年代前半に出生数のピークが見られた理由を、以下の語句を用いて答えよ。 

出生率 世代 戦争 

(2011年 東大地理 第3問 一部改変) 

 

 本来はグラフがある問題なのですが、今回はよりシンプルに考えてもらうためにグラフをカットしています。要するに、1970年代前半に日本で生まれる子供の数が多かった理由を答えなさい、という問題です。 

 

 

 さて、指定語句が与えられていますので、これを使えばだいたい方向性を考えることができます。 

 

 「戦争」というのは第2次世界大戦のことですね。1940年代後半、戦争から戻ってきた人たちがたくさん子供を持ち、日本では第1次ベビーブームが発生しました。このときに生まれた人たちを「団塊の世代」と言います。「世代」という指定語句はここで使えそうですね。 

 

 そして、その団塊の世代が20年経って大人になって、親世代になったことによって発生したのが、今回の問題になっている1970年代前半の第2次ベビーブームになるわけですね。 

 

 この「団塊の世代」という言葉も含めて、この内容は中学の社会の授業で習う言葉です。ですから、中学までの知識で普通に考えるとこんな解答が作れるのではないでしょうか。 

 

戦争終結後の1940年代後半に多く生まれた第1次ベビーブーム世代が、20年経った1970年代前半に親になり、出生率が上昇したため。 

 

■どこが間違っているのか?  

 

 こんな解答を思い浮かべた人は多いのではないでしょうか?  この問題、こういう解答をする受験生はかなり多かったですし、先ほども言ったとおり、僕もこんな答えをしていました。 

 

 ですがこの解答は、明らかな間違いを含んでいます。小学校の算数の知識的に言って、この答えは間違っているのです。さて、どこが間違いだかみなさんは指摘できますか?  

 

 答えは、「出生率」という言葉です。指定語句にもなっているこの言葉の使い方が、根本的に間違っているのです。 

 

 おそらく多くの人が、この「1970年代前半に子供が増えた理由」という問題文と指定語句の「出生率」を見て、こう考えてしまったことでしょう。 

 

 「ああ、1970年代前半に出生率が多くなったのはなぜか答えなさい、って問題なんだな。だから、答えるときは『~という理由で出生率が上昇したため』と書けばいいんだろうな」 

 

 でも、これが間違いなのです。なぜなら、出生率はそれほど上昇してはいないからです。 

 

 「え、子供が増えたって書いてあるじゃないか」と思うかもしれませんが、これがポイントなんです。小学校の算数をあやふやなままで終わらせていると、この「子供が増えた」と「出生率が上昇した」の違いがわからなくなってしまうのです。 

 

 

 子供の「出生数」は、確かに上がっています。100万人台だったのが、200万人を超えるようになっています。
でも、それは「出生率」が上がったということを意味しません。 

 

 「率」とは、「割合」のことです。割り算のことであり、分母と分子で表せる数のことです。「勝率」は「勝利した数÷試合数」のことで、「打率」は「ヒットした数÷バッターボックスに立った数」のことです。 

 

 同じように、「出生率」とは、人口1000人に対する出生数の割合のことを指します。そして、1970年代前半に、この数字自体は、実はそれほど上がってはいません。 

 

 「出生率」は上がっていないけれど、親世代の人数自体が増えたから、子供の数が増えたのです。 

 

 例えば、5人に1人が第1志望校に受かる塾があったとします。10人がその塾に入れば2人が合格しますし、100人がその塾に入れば20人が合格します。合格率20%の塾ですね。 

 

 その塾が、「去年は100人だったのに、今年は200人も合格しました!」と言ったら、その塾の合格率が上がったと言えるでしょうか?  言えませんよね。その塾に入塾した人の数が500人から1000人に増えただけで、合格率は上がっていないのです。 

 

 出生数が増えたのは、出生率が上がったからではありません。親世代の人数が多くなったから、出生率はそれほど上がっていないけれど、出生数が増えたのです。 

 

 出生率は、2024年現在はどんどん下がってきています。でも当時はまだあまり低くなってはいませんでした。だから、出生率が大きくは変わっていない状態で親の数が増えたから、出生数が上がった、というわけなのです。 

 

 ですから、こういう解答が正しくなります。 

 

戦争終結後の1940年代後半に多く生まれた世代が、20年経った1970年代前半に親になり、出生率も現在ほど減少していなかったため。 

 

 言われてしまえばなんてことはないことではあるのですが、多くの東大受験生が「出生率」と「出生数」を間違って解釈して答えを出してしまい、この問題のミスで不合格になった人もいました。この問題で合否が分かれたのです。 

 

■仕事や生活の場面にも関連する 

 

 そしてこの間違いって、大人になってからの仕事の場面や、何かを買うときにも同じ間違いをしてしまいそうですよね。「去年は100人だったのに、今年は200人も合格しました!」と言われて、「2倍になっているなんてすごい!」と考えてしまいそうになる人、多いのではないでしょうか?  

 

 学生時代、「学校の勉強なんてなんの役に立つんだ」と文句を言いながら勉強していた人も多いかもしれませんし、実際僕もそういう人間だったので気持ちはわかるのですが、しかしこの問題を見ると、やっぱり小学校のときの算数の授業は本当に重要だったな、と感じます。 

 

 「率」と「数」というちょっとした言葉の違いではありますが、しかしこの違いを強く意識できるかどうかは、小学校のときの割り算の勉強や、あの砂糖水の濃度を例にした計算問題の数々をどれくらい真面目にやったのかによって変わってくるのではないかと思います。みなさんもぜひ、気をつけていただければと思います。 

 

西岡 壱誠 :現役東大生・ドラゴン桜2編集担当 

 

 

( 183384 )  2024/06/22 17:03:22  
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・数学や算数の問題に対する理解や考え方について、記事に対する批判や疑問が多く見受けられます。

特に出生率や出生数に関する概念の誤解や混同、そしてそれが小学校の知識に関わることへの違和感が指摘されています。

また、東大合格者や受験生についての違和感や疑問も示唆されており、大学入試や教育に対する意見も多岐にわたっています。

そして、記事や問題の内容、コメントに対して、一般の考え方や日本社会についての意見も含まれています。

 

 

(まとめ)

( 183386 )  2024/06/22 17:03:22  
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・出生数と出生率とを取り違えるという概念の錯覚で、算数や数学とは特段関係ないと思います。 

そもそもこれは地理の問題で、別に大学入試問題で数学を選択していなくとも正しく意味をとって回答しなくてはならないものです。 

基礎的な概念としては算数や数字と関係するとしても、難しい数学を勉強して鍛えろという話でもないと思いますが。 

数学を基礎から勉強して得意にし東大にまで受かっているのに結局何でも数学と結びつける思想になってしまうというのは、数学的思考も東大合格も事理を認識するのに大して役に立っていないと考える事も出来る様に思いますが。 

 

 

・この問題が出題された年、合格した人でも全員が正解ではなかったと思われ、そもそも入試科目数を考慮すると、東大合格者でも全員が数学または算数に強いとは考えにくく、実際恐ろしいほど数字に弱い東大OBに遭遇したことがあるので、「東大生」であろうと「東大受験生」であろうと、この言葉を主語にすることには、強い違和感しか感じない。 

 

 

・>「出生率」とは、人口1000人に対する出生数の割合のことを指します。そして、1970年代前半に、この数字自体は、実はそれほど上がってはいません。 

 「出生率」は上がっていないけれど、親世代の人数自体が増えたから、子供の数が増えたのです。 

 

いや、この解説は違う。出生率の定義が西岡さんの言う(出生数/全世代人口)なら、人口がほぼ同じで人口構成が変わって親世代の数が上昇して、総出生数が増えれば、人口あたりの「出生率」は上昇する。 

 

一方で、1人あたりの母親が生涯に産む人数、「合計特殊出生率」が変わらなくても、親世代の人口構成中の割合が増えれば、出生率は上昇する。 

 

西岡さんこそ、合計特殊出生率(分母が親の数)と、出生率(分母が全人口)を混同し議論を進めている。 

 

総出生数=出生率×総人口=合計特殊出生率(出産適齢期の女性人口割合)÷出産可能な年数×総人口という式を睨んで、議論すればいいのに。 

 

 

・この記事のひっかけている所は 

「東大生」でも間違った 

ではなくて 

「東大受験生」でも間違った 

ですよね 

受かった東大生でも間違ったというならまだしも 

不合格の受験生の数のほうが多いですから 

多くの受験生が間違っても 

不思議はないですよね 

そもそもこの問題を間違ったという 

エビデンスは何も出ていないので憶測の域を出ていないのですがね 

 

>「算数の考え方は、『思考の武器』 

 

なんて言えるレベルの記事とは思えませんね 

偏差値35がおもしろがって書いた記事の方がぴったりですね 

 

 

・このようなことを解説を加えて説明されなければ分からない人が教壇に立って偉そうにします。また、教壇だけでなく、社会のありとあらゆるところで見られます。 

基本的な理数系の教育を重視しで来なかった結果です。数学は誰でも最低限必要なのです。 

計算ができないOSで仕事しても海外との競争に勝てる訳ないでしょう。計算ができないOSで政治をされても正しい結果が出てくる訳がないのです。 

 

 

・厚労省のページに 

「合計特殊出生率は、「第1次ベビーブーム」期には4を超えていたが、昭和25年以降急激に低下し、昭和36年には1.96となり2を下回った。~「第2次ベビーブーム」期の昭和46年に2.16まで回復したが、以後低下傾向に転じ、平成11年には1.34と過去最低を記録した。(図2)」 

とあり、グラフをみると、前後の年と比べて山になっているので「出生率は明らかに上がっている」。 

 

また、記事で筆者が 

「「出生率」とは、人口1000人に対する出生数の割合のことを指します。そして、1970年代前半に、この数字自体は、実はそれほど上がってはいません。 

 

 「出生率」は上がっていないけれど、親世代の人数自体が増えたから、子供の数が増えたのです。」 

って書いてるけど、人口1000人に対する出生数(=出生率)は、親世代が増えて産む子供が増えたら増える。 

 

 

・ドラゴン桜関係者か… 

なんかあの漫画もそうだけど、バカでもすごく勉強したら東大に入れるみたいな内容なんだけども… 

実際、最初から「東大うけるような奴には勝てないし」みたいに諦めさせないために「東大生だって普通の人なんだよ」「間違えるんだよ」みたいな事を言いたいのかも知れん。 

でも、やっぱり東大合格するような奴は、本当に一般人と頭の出来が違うからね… 

こんな記事で「なんだ、東大生も大したこと無いんだな」なんて思ってたら絶対追いて行かれるからな… 

 

 

・>しかもそのひっかけは、小学校の算数の知識がきちんと身についているかどうかが重要になるという問題でした。  

 

この記事の筆者は「こちら、コーヒーになります」と言う人なのだろうな。  

しかし、記事として配信するなら、推敲、校閲をしっかりおこなってほしい。 

 

 

・そもそもがですね、残念ながら小学校の先生達の算数能力があまり高くないのが、原因の一つだと思っています。授業での教え方や算数の好き嫌いに発展する振る舞いなど、児童達に与える影響が大きいにも関わらず… 

 

 

・こういう記事の書き方してるけど、合格してるコ達の大半は解けてるから合格できてるわけで。東大生のレベルがそんなに落ちてる訳じゃないんだし。小生だって数学が一番苦手でしたけど、この記事の問題位迷わず答えられますので 

 

 

 

・なんて言うのか、重箱の隅をつつくような問題を出題し、下手をしたらその問題の正答不正答で合否が決まる可能性も無きにしも非ず。 

役人の答弁みたいな答え方の上手な人間を求めているのか? 

最近は東大文Ⅰ卒でも、官僚になりたいって人間が少なくなってると聞いたことがあるのだが・・・ 

この記事の様な感じの問題を正答できてもね~ 

 

 

・簡単過ぎて間違えたよではないのかな? 

難しい問題ばかり解いてたら 

意外と簡単なのを忘れてしまうんだよね 

ましてや 東大入試だと変に深読みしたり 

するから 

だって まさか東大入試で小学校のレベルまで下げるとは思わないよ 

 

 

・これ間違える人いるのでしょうか? 

そもそも、これを間違えた人がどれくらいいるのか公表されてませんし、これで合否が分かれた、なんてことは誰にも分かりません。 

こんなに数字の意味の正確さにこだわらない人でも東大に受かるのですね。その点は参考になります。 

 

 

・個人的には、戦後、何故爆発的に人口が増えたのかが気になるけどね 

これが、日本の出生率を上げるヒントになると思うのだが。 

 

 

・他の方が書かれているように、出生率の解説が間違っている。 

そもそも、1940年代後半から「ちょうど20年」経過したら1970年代では無く1960年代後半に当たるので、ここでの模範解答(?)も算数の足し算が出来ていない… 

 

 

・こんなの間違えるかな、というのが感想。 

とはいえ一般社会では分母をごまかしたりで数値表現をいじる事例は大変多いが。 

 

 

・たぶん塾なら合格率を伏せて今年は去年の倍の200人合格しました、って言うでしょうね。 

 

 

・出生率は大きく変わっていないが分母が大きくなったから出生数が増えた。引っかけもクソもなく当たり前なんよ。 

 

 

・と言うか、算数の問題じゃなくて考え方の問題だよな? 

と1976年生まれが言ってみる 

 

 

・だから財務省は色んな率を上げて国民から搾取しても何も感じないんだね。 

 

 

 

・さすがの良問。 

 

 

・大学入試は数学だけでいい 

 

 

・私が少子化問題を取り上げる番組や政府の政策に苦言を呈したのがこの合計特殊出生率※(出生率とは定義が違う)を上げる為に子育て支援策を・・と言う考え。子育てや出産費用に補助を入れたって対策にならない、と何度も政府に提言しました。確かに夫婦間で作る子供の数が減少しているのも事実ですが、その数の減少傾向は緩やかであり、昨今問題になっている想定外の少子化の理由とは考え難い。突き詰めていくと婚姻率の低下と晩婚化の度合いの方が遥かに高いのです。晩婚化は重大で若いうちに結婚しないと複数の子供を産むことは困難です。若くないと子供が産めない、なんていえば活動家の人から総攻撃を受ける社会だもの、少子化当たり前だと思う。もっと広義でいえば、自然の摂理に反しているから少子化になっているのだと思う。オスは働きメスは家庭を守る、と言う分業をね。 

 

 

・馬鹿ほど得意な問題 

減点主義の日本人らしい 

失敗を怖れる日本人が増えるわけだ 

 

 

・陰湿な記事と嬉々としたコメント、まるで小学生だ 

 

 

・間違う受験生はスキだらけやん 

 

 

 

 
 

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