( 183518 )  2024/06/23 01:42:39  
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2024年5月30日、アトムテックが特例小型原動機付自転車「ATOM Full eBike」を発売。

最高時速20km/h以下の車道走行と6km/h以下の歩道走行モードを備える。

16歳以上で免許不要で、ヘルメットは努力義務。

フル充電で約40kmの走行可能で、バッテリーはフレーム外面または取り外して充電。

エンジン音やガソリン不要でメンテナンスが簡単。

マグネシウム合金のフレームで、折りたたみ可能。

SNSでは賛否両論の意見が寄せられている。

(要約)

( 183520 )  2024/06/23 01:42:39  
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 アトムテックは、特例特定小型原動機付自転車「ATOM Full eBike(アトム フル イーバイク)」を2024年5月30日に発売しています。消費税込の車両価格は21万7800円です。 

 

【画像】「え...」これがSNSで反響を呼ぶ電動モビリティです!(10枚) 

 

特定原付の規格に適合した自転車タイプの電動モビリティ 

 

 最高時速20km/h以下の車道走行モードのほかに、同6km/h以下の歩道走行モードを備えた折りたたみ式の「特定特例小型原動機付自転車」。ペダルを漕ぐ必要がなく、フル充電走行が可能です。 

 

 また、16歳以上であれば運転免許は不要です。ヘルメットの着用は努力義務となっていますが、同社では着用を強く推奨しています。 

 

 タイヤは、一般自動車レベルのサイズとなる20インチかつノーマル幅タイヤを採用し、駅前やマンション等の自転車駐輪場に設置されたほとんどのラック設備に適合。同社では、一般自転車と同様、レールの中に収まる唯一の車種としています。 

 

 さらに、大径タイヤは、段差越えの際の安定性・安全性を高めるほか、路面の凹凸による衝撃を吸収し乗り心地の向上に繋がります。 

 

 バッテリーはフル充電で約40kmの走行が可能。フレーム外面の充電ポートを活用したり、バッテリーのものを取り外したりして充電できます。フル充電には約5時間が必要です。 

 

 同製品はエンジン音がなくガソリンも不要。ペダルレスなので漕ぐ必要がなく、スタートや上り坂でも足腰に負担がかかりません。モーターは後輪中軸部に搭載されており、パワフルな走行が可能です。 

 

 また、ペダルがないということはギアやチェーンもなく、オイル交換やチェーン調整も不要。つまり衣服が汚れる心配がありません。 

 

 フレーム素材はマグネシウム合金。3ステップでの折りたたみが可能。さらに、リアフレームにはコイル式サスペンションを備えます。 

 

 ちなみに定格350Wのモーターを後輪中軸部に内蔵。ブレーキは前後ともディスクブレーキ。本体サイズは、1550×595×1095(長さ×奥行き×重さ)。重量は約20.8kgです。 

 

 

 SNSではATOM Full eBike登場についての反響が多く見られます。 

 

  

 

ワンタッチで折りたたみ車載して簡単に持ち運びが可能 

 

 「こういう自転車モビリティはいいと思う」「キックスケータータイプの特定原付よりは安全性は上がりそう」「中途半端なアシスト式の自転車よりも余計な部品をカットしコスト削減でいいと思う」といったポジティブな意見が見られます。 

 

 一方ネガティブな意見としては、「最近街で特定原付をよく見かけるが、マナーの悪さが目立つ」「バッテリーが切れたら押して行くしかない」「16歳以上免許不要はやめてほしい」「自賠責保険は義務付けなければならない」などが見られます。 

 

 タイヤの小さいキックボードタイプの特定原付よりは安全で良いと思われている一方、マイナス意見もあり、賛否が分かれているような印象です。 

 

VAGUE編集部 

 

 

 
 

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