( 183988 )  2024/06/24 15:46:19  
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東京都知事選挙の出発式で、小池百合子都知事が支援者から渡されたボードに喜び、選挙カーが登場する場面が中野駅前で起こった。

蓮舫氏が演説をしていた時に小池陣営の選挙カーが現れ、小池氏の側近が手を振っていた。

小池氏は新宿区の選挙事務所で出発式のみを行い、都選挙管理委員会によると、選挙カーは1台のみ使用可能であり、小池陣営のカーが蓮舫陣営に乗り込んだ。

一方、候補者の石丸伸二氏は健闘を見せる一方、清水国明氏は知名度不足で聴衆が少なかった。

都知事選は中盤戦を迎えているが、各陣営はまだ焦る必要はないとの見方が示されている。

(要約)

( 183990 )  2024/06/24 15:46:19  
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出発式で支援者から渡されたボードに喜ぶ小池氏 

 

「こんにちは! 東京都知事の……」 

 

 と、音声テープが“演説”しだしたのは東京・中野駅前。 

 

【凸撃の瞬間】蓮舫氏の演説時刻に現われた「小池陣営の選挙カー」 

 

 東京都知事選挙の告示日である6月20日の朝、この場所では対立候補の蓮舫氏(56)が街頭演説を準備していた。 

 

 その開始予定とほぼ同刻に、小池百合子都知事(71)陣営の選挙カーが姿を見せたのだ。 

 

「小池氏の音声が流れる選挙カーに乗って、手を振っていたのは、小池氏の側近で都民ファーストの会特別顧問の荒木千陽(ちはる)氏。しかも一度離れた約30分後、再び中野駅周辺に戻ってきました」(政治部記者) 

 

 200人近い聴衆に向かって演説をした蓮舫氏に対して、小池氏の初日は新宿区の選挙事務所で出発式のみ。 

 

 東京都選挙管理委員会に確認すると、「自動車用表示物は1枚。同時に使える選挙カーは1台のみです」と答えたように、都知事の“身代わり”ともいえる小池陣営のたった1台の選挙カーが、蓮舫陣営に乗り込んだ形だ。 

 

 6月21日の定例会見で、小池氏自身が「身の危険を感じた」と話し、それを理由に初日演説の回避を明かしたように、選挙前には「つばさの党」の“凸撃”が話題になっていた。 

 

 しかし、小池陣営の動きも、つばさの党さながらの陰湿行為にも思えるが……。 

 

 小池陣営の担当者は「選挙カーの運行は現場にまかせているので、そこにいた理由はわかりません。遭遇はよくあることです」と主張する。 

 

 初日の演説で、意外に健闘が光ったのは、前安芸高田市長の石丸伸二氏(41)だ。 

 

 夕方に渋谷駅で演説をおこなったが、多くの聴衆がスマホ撮影をおこなうなど、活気溢れる現場に。 

 

 対して、“知名度負け”だったのはタレントの清水国明氏(73)。後輩で、ものまねタレントの清水アキラ(69)も駆けつけたが、聴衆はマスコミ関係者がほとんど。 

 

 都知事選はこれから中盤戦。各陣営、まだ焦る必要はないはず? 

 

週刊FLASH 2024年7月9日号 

 

 

 
 

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