( 184353 )  2024/06/25 16:10:23  
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熊本県内にある朝の通勤ラッシュでの渋滞が問題視されている中、損害保険各社が自動車保険料率算出機構を通じて、保険料の参考となる純率を引き上げる方針を決定した。

この引き上げは、2024年から3年間続く予定で、修理費用の高騰や新型コロナウイルスパンデミックによる交通量の回復に伴い事故が増加したことが影響している。

機構は平均5.7%の純率引き上げを決定し、加盟会社はこれを参考にして各自の保険料を設定する。

自動車保険は、事故の増加や修理費用の上昇により収益性が低下しているとされている。

(要約)

( 184355 )  2024/06/25 16:10:23  
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朝の通勤ラッシュで渋滞する道路=2月、熊本県内 

 

 損害保険各社でつくる損害保険料率算出機構が、自動車保険料を算定する目安となる参考純率を引き上げる方針を決めたことが24日、分かった。損保各社は2026年以降の保険料に反映する見通しで、引き上げは24年から3年連続となる。物価高による修理費の高騰に加え、新型コロナウイルス禍で減った交通量が回復し、事故が増加したことが影響した。 

 

【図】自動車保険料値上げへ、大手3社 25年1月実施か、決算は最高益 

 

 機構は、参考純率を平均5.7%上げる方針を決めた。加盟社は参考純率を参考にして自社の保険料を決める。具体的な改定率は車種や補償内容によって異なる。 

 

 自動車保険は、事故の増加や修理費の上昇で採算が悪化している。 

 

 

 
 

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