( 184428 )  2024/06/25 17:33:56  
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イランが関西万博での独自パビリオン建設を断念し、簡易施設に移行することが明らかになった。

元々60カ国が予定していた独自パビリオン建設も、現在は50カ国に減少している。

建設業者の不足などもあり、博覧会協会が代わりに簡易施設を提案している。

整備費用などは出展国が負担するが、回収が難しいため、予備費から捻出する案が検討されている。

(要約)

( 184430 )  2024/06/25 17:33:56  
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関西テレビ放送 

 

大阪・関西万博に出展するイランが、独自パビリオンの建設を断念したことが分かりました。 

 

イランの万博担当者は25日、関西テレビの取材に対し、「タイプA」と呼ばれる独自のパビリオンの建設を断念すると話しました。博覧会協会が簡易の施設を建設して引き渡す「タイプX」に移行するということです。 

 

大阪・関西万博で独自パビリオンの建設を予定していた国は当初60カ国でしたが、国内事情などで断念する国が相次ぎ、現在は、50カ国となっています。 

 

25日時点で独自のパビリオン「タイプA」を出展する国のうち、10カ国程度の建設業者が決まっておらず、博覧会協会が代わりに簡易の施設を建設して引き渡す「タイプX」を提案しています。 

 

協会は、変更を想定して「タイプX」9棟の建設を進めていますが、現時点で移行したのは4カ国にとどまっています。 

 

「タイプX」の整備費用などは出展する国が負担することになっていますが、関係者によるとすべてを回収することは難しい見通しだということです。 

 

回収できなかった分は、会場建設費の予備費130億円から数十億円を捻出する案が出ていて、今月末の理事会で協議される予定です。 

 

関西テレビ 

 

 

 
 

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