ブックオフの子会社で不適切な行為があった可能性があり、架空買い取りや現金の不正取得などがあると発表された。

20年5月期の決算発表を延期し、特別調査委員会を設置して事実関係を調査するという。

（要約）

ブックオフ 

　古本販売チェーンのブックオフグループホールディングスは２５日、子会社が運営する複数の店舗で、従業員による架空買い取りなど不適切事案の可能性があると発表した。調査のため、７月１６日に予定していた２０２４年５月期の決算発表を延期する。 

【写真】文庫本や漫画も充実している「ふるさとブックオフ」の一号店 

　架空買い取りのほか、在庫の不適切な計上や現金の不正取得といった行為があった可能性もあり、外部の弁護士らで構成する特別調査委員会を設置し、事実関係を調べる。今後、グループの店舗で臨時休業が発生する見込みという。