( 184878 )  2024/06/27 01:28:57  
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「大葉」と「しそ」は違いがあります。

実は、「しそ」は植物の学術名であり、一方で「大葉」は商品名です。

「しそ」は赤じそや青じそなどシソ科の植物全体を指す名前であり、その中の青じその葉が「大葉」として販売されています。

日本では、「大葉」を呼ぶ人が54%で、「しそ」を呼ぶ人が42%です。

(要約)

( 184880 )  2024/06/27 01:28:57  
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“大葉”と“しそ”何が違う?同じと思ってる人多いみたいですが…実は「明確な違い」 

 

 “大葉”と“しそ”って、何が違うかご存じですか? 

 

【画像】生産量日本一!「大葉のプロ」に聞く 

 

 イカの生き造りに大葉。うなぎにも、冷ややっこにも。いま旬を迎えている大葉ですが、しそとの違いを知っていますか? 

 

街の人(40代) 

「色とかが違うかな、あと厚さが違うとか。全然意識しないでスーパーとかで買ってた」 

 

街の人(60代) 

「しそって赤いものもありますもんね。大きさも違う?」 

「しそは薬味に使わないよね?大葉は薬味に使っても」 

 

 大葉としそには様々な認識があります。一体、何が違うのでしょうか?大葉の名産地、愛知県豊橋市で50年以上続く「しそ農家」の3代目、豊橋温室園芸農業協同組合・大葉部会・企画広報役員の白井己裕さんに教えてもらいました。 

 

白井さん 

「日本で出回る大葉の3枚に1枚が、豊橋温室園芸組合から出荷されたもの」 

 

 日本に出回る大葉の3枚に1枚を生産している大葉のプロが、しそとの違いについて解説!大葉としそには決定的な違いがありました。その違いとは何なのでしょうか? 

 

 大葉としその違い、まずしそは? 

 

白井さん 

「しそは、いわゆる植物の学術名」 

 

 しそは学術名?では大葉は? 

 

白井さん 

「大葉というのは、いわゆる商品名」 

 

 大葉は商品名で、しそは学術名。どういうこと? 

 

白井さん 

「しそは大葉、青じそ、赤じそ、そういった全体を表すものであります。その中の青じそを大葉という商品名で、我々の組合で売り出したのが始まり」 

 

 しそは「赤じそ」や「青じそ」などシソ科の植物全体を指す名前なんです。そのなかの「青じそ」の葉を「大葉」と名付け販売しました。 

 

 では、なぜ大葉と名前をつけたのでしょうか? 

 

白井さん 

「もともと大葉の前に小さい芽(芽じそ)大葉の赤ちゃんみたいなものが主流で売られていた。それと区別をするため」 

 

 もともと青じそは刺し身の薬味などに使われる芽の部分「芽じそ」を販売していました。その後、育った葉も販売。その際に青じその「芽」と「葉」と区別するために大葉と名付けられました。 

 

 ちなみに、「大葉」と「しそ」どちらの名前で呼ぶ人が多いのか全国調査が行われています。「大葉」と呼ぶ人は54%で「しそ」と呼ぶ人は42%を上回っています。 

 

テレビ朝日 

 

 

 
 

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