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「デキがイマイチなので無料でいいです」。レギュラーメニューを持たない、超自由な運営の異色ラーメン店。ラヲタ店主の“異様な熱意”の背景には、「脱ラヲタ」を掲げ、「自分らしさ」を追求した店舗運営があった。

東洋経済オンライン 6/28(金) 11:02 配信

https://news.yahoo.co.jp/articles/c6d450170ee3d0662e3e18cba39aa970b1c6676f

 

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「なるめん」の道理大樹さんは、ラーメン好きの店主で、異色なスタイルのラーメン店を運営している。

彼はラーメン業界で修業を積んだ後、独立して自分の店を開いたが、最初は評判が芳しくなかった。

しかし、ラヲタ(ラーメンヲタク)たちの支持を受け、店の移転や味の改良を重ね、徐々に人気を集めてきた。

しかし、アワードでの不成功を機に、一歩引いて近隣の地域の常連客を大切にする方針を取った。

彼は今後、ラヲタよりも地元のお客さんを中心にお店を運営していく方針を示している。

(要約)

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「なるめん」の道理大樹さんは、ラヲタと決別したことで、ラヲタになったという稀有な店主だ(筆者撮影) 

 

 6月12日、都内のとあるラーメン店の店主のXでのつぶやきが話題になった。 

 

6月12日(水) 

12:18~15:00 

カレーラーメン(少し海老を使用してます) 

デキがイマイチなので無料でいいです 

大盛りやトッピングの用意無いので着席したら勝手に作ります 

機嫌悪いんで慰めでお金払うのとかはマジでご遠慮ください 

 このつぶやきは16万インプレッションを叩き出した。12時18分営業開始という奇妙な時間や、出来が悪いので無料提供とは斬新と話題になった。 

 

【画像】レギュラーメニューを持たない、超自由な運営の異色ラーメン店。「無料でいいです」と言った一杯の写真と、その他の絶品ラーメン(8枚) 

 

 このお店は東京・大岡山にある「なるめん」。レギュラーメニューなし、営業時間も不明という飲食店としてはかなり珍しいスタイルを貫くお店。店主の道理大樹さんを取材すると、その歴史からこのスタイルの理由が見えてきた。 

 

■名店に通う日々を送った学生時代 

 

 道理さんは神奈川県海老名市出身。高校時代に友人に小田急相模原駅近くにある横浜家系ラーメン店「町田家」に連れて行ってもらい、ラーメンの美味しさを知る。 

 

 それまでインスタントラーメンやスーパーマーケットにあるフードコートのラーメンがスタンダードだったので、家系ラーメンの濃厚な味に衝撃を受けたという。 

 

【画像】レギュラーメニューを持たない、超自由な運営の異色ラーメン店。ラヲタ店主の熱意の背景とは?  「無料でいいです」と言った一杯の様子も(8枚) 

 

 「自転車で行ける範囲で食べ歩きを始め、お店を回っていくうちにだんだんラーメンが好きになっていきました」(道理さん) 

 

 その後、高田馬場にある音楽の専門学校に通い、音楽の道を志す。ものづくりに憧れていた道理さんはギターの製作をする木工加工を専門にしていた。 

 

 高田馬場がラーメン激戦区だったこともあり、食べ歩きが過熱し、「ラーメン二郎」「さっぽろ純連」など高田馬場の名店に通う日々が続いた。その中でも一番ハマったのが「渡なべ」だ。 

 

 「濃厚な豚骨魚介ラーメンで、こういうラーメンが世の中にあるんだと驚きました。家系ラーメン以外で初めてハマったラーメンです。お店がオープンした頃から通うというのが初めての体験で、ワクワクしたのを覚えています」(道理さん) 

 

■4年の修業でラーメン店としての基礎を勉強 

 

 

 専門学校を卒業するが、楽器業界が下火で就職先がなく、泣く泣くフリーターになる。親との約束は、25歳までにその後の道を決めること。そのまま25歳になり、就職をしなければならないとなったところに、ラーメン店で働いている友人から社員募集の誘いがあった。しかし、その仕事も続かず、わずか1年で退職することになった。 

 

 社会人になって一発目で失敗をし、途方に暮れる道理さん。せっかくだからラーメンの仕事は続けてみようと思い、次は有名店で修業することに決めた。 

 

 こうして入ったのが有名店「なんつッ亭」。濃厚な豚骨スープにマー油を合わせたパンチのある一杯で、神奈川県を代表する人気店としても知られる。入社して川崎店に配属になったが、本店や品川にあるラーメンエリア「品達」のお店も経験できた。 

 

 4年の修業でラーメン店としての基礎を勉強できた。一方で、秘伝のタレの作り方などは従業員にも非公開だったこともあり、核の部分が経験できなかったという課題が残った。 

 

 「ここで湧いてきたのが、『ラーメン店は現場だけなのか』という疑問です。ラーメンをやっている企業でも、大手であれば人事や経理などさまざまな部門があります。現場以外のラーメンの仕事にも携わりたいと、『一風堂』を運営する株式会社力の源カンパニーに入ることに決めました」(道理さん) 

 

 しかし、道理さんに与えられた仕事は現場の仕事だった。「なんつッ亭」で4年働いていた経験者は即戦力と見なされ、すぐに現場を任されることになった。思い描いたキャリアが描けず、逆にラーメンのレシピなどを開発する商品開発部ならできるのではないかと模索したが、余りに狭き門でなかなか椅子が空かない。 

 

 「ここで時間を費やすのであれば自分のお店をやってしまおうと思い、退職して、物件探しと味づくりを始めたんです。以前から薄らぼんやりと独立の絵は描いていたので、少しずつお金は貯めていました」(道理さん) 

 

 

 道理さんはラーメン店の横のつながりがなく、相談する相手もおらず、何も分からないまま神奈川の元住吉にある居抜き物件を契約した。 

 

 こうして2016年12月「ナルトもメンマもないけれど」はオープンした。店名は道理さんが大好きなユニコーンの曲名「車も電話もないけれど」から来ている。 

 

■オープンも「他にないものを作りたい」で大失敗 

 

 しかし、オープン当初から上手くはいかなかった。お客さんにラーメンの味が認められなかったのである。 

 

 「お客さんが帰られてどんぶりを見ると、よく残されていてショックを受けました。『旨いものを作っているつもりなのに、なんで残されるんだろう?』と疑問を抱き続ける毎日でした。今思えば、経験値がなかったんだと思っています。修業時代は完成されたラーメンを作っていたんだなと改めて思いました」(道理さん) 

 

 道理さんは何時間もかけて仕込みをし、これだけ時間をかけているんだから旨いに決まっていると、自分のラーメンの味を過信してしまっていたのである。当時は知り合いもいなかったので、自分のラーメンを試食してもらうこともできなかったのもあった。 

 

 当時提供していたのは鶏清湯の塩ラーメンとスパイスを使った味噌ラーメン。もともとものづくりに興味があったことと、大好きだった「渡なべ」の唯一無二のラーメンへの憧れから、自分が食べて美味しいというよりも他にないものを作りたいという思いが先行していた。 

 

 塩ラーメンにはハーブやスパイスを使ったソースを上から垂らし、一部ではそのギミックが褒められたが、ハッキリ言って賛否両論が激しいラーメンだった。オリジナリティを求めすぎてバランスが取れていなかったと道理さんは振り返っている。 

 

 しかし、賞賛の口コミも多く、それがラヲタ(ラーメンヲタク)に一気に広がっていき、次から次へとお客さんが来てくれるようになった。 

 

 儲けはあまりないがお店がつぶれるほどではないと思っていた矢先、道理さんにチャンスが訪れる。横浜・関内の駅前の商業施設「セルテ」にできる「ラーメン横丁」に出店しないかという誘いだった。 

 

 嬉しい声掛けに、道理さんはお店の移転を決意する。こうして2018年6月、セルテに移転した。 

 

 

 しばらくは元住吉の味のまま提供していたが、1年経った頃思い切って味をリニューアルすることにした。ユニコーンの出身である広島のラーメンを提供することにしたのである。「小鳥系」と呼ばれる広島のあっさりとしたラーメンが好きだった道理さんはその味を再現し提供を始めた。 

 

 このラーメンにお客さんのリアクションがとても良く、ラヲタだけでなく日常使いのリピート客が増えてきた。このまま認知が広がれば売上も安定してくるかなと思われた頃、コロナが直撃する。 

 

 関内はビジネス街で昼間のお客がいなくなり、横浜スタジアムでの野球の試合やコンサートもなくなった。全くお客が入らない日々が続く中、道理さんは2度目の移転を決意する。こうして2020年10月、大岡山に移転し、店名は「なるめん」とした。 

 

 「店名を変えることで移転ではなく“新店”という扱いになり、『TRYラーメン大賞』(ラーメンの年間アワード)に引っかからないかなと考えたんです。店名もラーメンも変えて、心機一転小さなお店をスタートしました」(道理さん) 

 

 豚骨魚介に手打ち麺を合わせ、ラー油を加えたクセのある一杯を仕上げた。道理さんとしては自信のある一杯を提供していて、これなら『TRYラーメン大賞』の部門賞を狙えるのではと思っていたが、結果は箸にも棒にも掛からなかった。 

 

 もっと言えば、部門賞で該当したであろうMIX部門において掲載されたのはわずか1店舗のみで、他は該当なしとなっていた。自分のラーメンは相手にもされていないと感じ、道理さんは完全に心が折れてしまった。 

 

 「これで自分はラーメン業界の土俵から降りることを決意しました。ラヲタに注目されるお店にはせず、近隣のお客さんと常連さんのみを大事にしていこうと決めました。ここから『なるめん』はラヲタには来づらいお店にすることにしたんです」(道理さん) 

 

 ラーメン業界において、新店はラヲタが口コミを広げることによって、一気に話題店となり、上手くいけばネットを通じた集客が期待できる。アワードを受賞したお店も、ラヲタの口コミで話題になったところが数多い。しかし、ラヲタの意見に左右され、苦しむ店主も少なくなく、人気店になっても様々な苦労がある。 

 

 

( 185409 )  2024/06/28 17:35:44  
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このコメントたちから見える傾向や論調は以下の通りです。

 

 

- 店主のラーメンへのこだわりやサービスに対する感想:店主が新人スタッフの作ったラーメンを客に提供する、毎回高品質なラーメンを提供する店の評価、無料で提供された料理に関する意見などが挙げられました。

 

- ラーメンの味に関する意見:一部のコメントはラーメンの味や提供スタイルについての意見があり、好みの違いや提供スタイルに対する批判が見られました。

 

- ラーメンファンやマニアに対する意見:一部のコメントでは、店主がラーメンファンやマニアに向けて経営している姿勢に批判的な意見や支持する意見がありました。

 

- 店主の経営方針に対する賛否:店主の経営方針や価値観に対する意見が分かれており、一部では店の経営戦略や考え方に対する賛美や疑問が提示されました。

 

- ラーメン業界や飲食業界に対する意見:一部のコメントでは、ラーメン業界全体の動向や問題点に言及しており、ラーメン店の経営難やブログについての意見がありました。

 

 

(まとめ)

( 185411 )  2024/06/28 17:35:44  
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・このお店の話ではないのですが、以前中野の有名店で店主が新人(多分)の人が作ったラーメンに「お前、そんなラーメン客に出すのか」と言いつつも、そのラーメンがそのまま私に提供された事がありました。 

 

美味しかったので、店主から見ても出せるレベルではあるのだけど、もうちょっとこう、みたいな事だったのかもしれないのですが、客に聞こえないように言ってほしいとは思いました。 

 

 

・元住吉時代から何度も食べてます。 

クセ強なところはありますが、毎回レベルの高いラーメンを提供されるのでいつも感心しています。 

ペロンチャーシューの名付け親でもあり、自店でも提供していますが、Wは食べ応え十分で美味しかったです。 

 

 

・興味深い店主さんとお店だと思いました。 

ひとつだけひっかかったのは「ラヲタに注目されるお店にはせず、近隣のお客さんと常連さんのみを大事にしていこうと決めました」というのであれば、営業時間は固定の方がいいし、レギュラーメニューもあった方がいいと思いました。 

結果ラヲタ、マニア向けのお店になっている気がします。 

また、イマドキはXで営業時間、または営業するかどうか見から来いってラーメン屋が増える気がしますが、これって結構傲慢な行為だと感じます。 

ぷらっと食べに行こうと思ったらやってないんだもの... 

 

 

・本人が出来がいまいちと思っている商品を提供することに、どんな意味を持っているのかが知りたい 

美味しいと言ってもらいたいわけではなさそうだし、無料であったとしても食べる側は本人がいまいちだと思っているものを食べるわけだし 

美談にしている記事にも疑問かな 

ちなみに私は無料であっても食べない選択をすると思う 

いまいちなものを無料であっても食べさせる無礼を良しとしないので 

納得できるものができた時にお金を払って食べたいと思います 

 

 

・今回の対応が良いかはわからんが、脱ラヲタは素晴らしいね。 

 

自分がある有名店に通っていた時の話だが、私が退店した直後に中年の男性が歩きタバコで店の前まで来て、店先の排水溝にそれを投げ捨て入店していった。 

死角になっているので店の店主からはそれは見えていないが、中から店主に挨拶する声が聞こえてきた。「ご無沙汰してます、◯◯です!」と親しげに話しかけているようだ。 

後に調べてみたら、その人物だと思われるブログを発見。典型的なラヲタブログだった。 

 

その店の店主とは他にお客さんがいない時にたまに話をすることがあったのでブロガーなどの話を振ってみたら、彼らは聞いてもいないのに勝手にアドバイスしてくるし、ほとんど店に来ないのに変りものの限定をやれだの好き勝手書いているとのこと。 

それよりも毎日のように来てくれるお客さんの方が大事だから、シンプルだけど飽きのこない方向に切り替えたそうだ。 

 

 

・ヲタだからこそのアマチュアリズムで好きなようにラーメンを作るスタイルで経営してるんでしょう。それで成り立ってファンもついてるなら店のあり方として良いと思います。 

 

 

・手鍋で試食分だけつくりゃいいのに、わざわざ寸胴で作ってるんだから、お店の宣伝も兼ねたもんだよ…試食分と寸胴で作った際で味が全く違うなら、そもそもラーメン屋店主としての力量疑うわ 

レギュラーすらないコロコロ味が変わるラーメン屋なんて誰が行くんだよ 

入ったら注文しなきゃならんのだから、個人的には好きでもない味噌ラーメンやら豚骨ラーメン食いたくないし、いきなり二郎系だされたらたまらんわ 

他の飲食店ならいいけど、この店行ったらこれ!が強いラーメンだけはこのスタイルは合わない。来年まで持たないね 

 

 

・こんなやり方で長く保てばたいしたもんたが、脱ラーメンマニアは別にありだと思うがレギュラーメニューを持たないとか言ってることとやってる事が逆。 

 

レギュラーメニューがないなら普通のお客さんこそつかないだろ。 

行ってみないと何が食えるか分からんわけで。普通足向けないよ。 

業界では超有名とかならラーメンマニアは来るかもって商売のやり方。あべこべだからすぐ破綻しそう 

 

 

・うーん、食うなら僅かでも金払いたいし、機嫌にムラがある店員の所で飯食いたくない。敬遠してしまいそう。 

気に入った店なら尚更タダで食いたくないよね。次の試作の糧になる材料費くらいは取って欲しいよ 

 

 

・川の水面の葉っぱみたいな人だなというのが第一の印象。フワフワ―ッと流れてて地に着かない。でもラーメン業界という川はずっと一緒。 

その良し悪しは置いておいて、そういう性格の方なのでしょうね。 

 

 

 

・>>喜多方ラーメンを作ろうと思ったときに、そういえば現地に行ったことがないことに気づいたんです 

 

大丈夫?? 

よくそんなので作ろうと思ったね・・・ 

ラヲタと食べ歩く方をバカにしたような発言しているけれど、プロならそれくらいしてて当たり前 

なんなら旨み成分の分析を大学の研究室に依頼したり、拘りの材料を仕入れるために現地の農家さんに足を運んだり漁師さんと一緒に漁をする方もいる 

この人は料理人というより【他人と違うラーメン作ってる俺カッケー】という主張しか伝わってこない 

 

 

・写真の「NO RAMEN NO LIFE」にあるローリングストーンズのリップス&タンマークのパクリは、以前も著作権で問題になった気がするけど。 

商売で使っているなら、使用料払ってるんだろうか。 

 

 

・自分はそこそこ旨くて、いつでもやっていて、 

あんまり店主がラーメンに憑りつかれていなくて、 

永くやってるラーメン屋が良いんだけど、 

こういう店は数年でいつの間にか店閉めちゃうんだろうなって思った。 

 

 

・なんだか全てが「経営戦略」って感じで面白い 

 

まぁラーメン屋増えすぎてるし、突き抜けた差別化しないと生き残れなさそうだからしょうがないね。 

 

 

・ラーメン発見伝の方が面白かったな。彼が思い悩んでいたことの多くは20年前には既に指摘されていた。 

 

 

・奇をてらったアイデアとか 

出来が悪いからタダで良いとか 

ヲタクというよりは中二病気質だなと思った 

 

 

・異様に腹が減って夜中にこっそり食べるカップヌードルのシーフードが一番うまい。 

 

 

・とりあえず渡なべを食べてみたいと思いました。 

 

 

・まぁわざわざ行かないかな 

 

 

・デキが悪いなら作り直せ。何言ってんだこいつ。 

 

 

 

・TRYなんざ八百長だよ、その「渡なべ」が新人賞獲得した時の審査員は誰だよ? 

 

今だって(大久保公園10月の)つけ博で行列も出来ない板橋の店が毎年塩ラーメンで掲載されている 

 

TRYの審査員が食べてもいない店のレポを捏造してSUSURUのYOUTUBEで取り上げられていたり 

 

「最高権威」なんて謳っているな!一昨年の新人賞1位2位も発信力の無い店だったなぁ(笑) 

 

 

・芹沢達也(ラーメンハゲ) 

 「金を払う」とは 

 仕事に責任を負わせること、 

 「金を貰う」とは 

 仕事に責任を負うことだ。 

 金の介在しない仕事は 

 絶対に無責任なものになる。 

 覚えておけ。 

 

 

・>機嫌悪いんで慰めでお金払うのとかはマジでご遠慮ください 

 

マジで頭悪そう 

 

 

 

 
 

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