( 185818 )  2024/06/30 00:15:58  
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スキマバイト専用アプリで登録者が約2200万人もおり、顔写真や身分証明書を提出するだけで簡単に仕事を見つけることができる。

若者だけでなく幅広い年代が利用し、1時間だけの勤務も多いため空いた時間に働きやすいと人気だ。

スキマバイトの利用者に密着し、匿名のアプリに登録するだけで面接不要の仕事を探せることが紹介された。

(要約)

( 185820 )  2024/06/30 00:15:58  
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日テレNEWS NNN 

 

近年、続々と登場しているスキマバイト専用アプリ。その登録者は約2200万人にものぼります。顔写真や身分証明書を撮影し、アプリに登録するだけで、さまざまな仕事が気軽に経験できると、若者だけでなく、幅広い年代の方がスキマバイトを利用しています。そんなスキマバイトをしている方々に密着しました。 

 

【動画を見る】「スキマバイト」利用者に密着…アプリ登録者2200万人 履歴書・面接なしで気軽に仕事 

 

日テレNEWS NNN 

 

最近、若者を中心に人気となっているのが…  

 

スキマバイト経験者(20代)  

「スキマ時間に入れるので、そこはめちゃくちゃいい」  

 

スキマ時間にアルバイトをする、いわゆるスキマバイト。  

 

スキマバイト経験者(20代)  

「飲食店のホール」  

 

スキマバイト経験者(20代)  

「コンビニ」 

 

日テレNEWS NNN 

 

ここ数年でスキマバイト専用アプリが続々と登場していて、その登録者はおよそ2200万人にものぼります(2024年6月時点・スポットワーク協会)。アプリには飲食店や小売店、物流業界など、さまざまな業種から募集が。中には1時間ほどの募集も多く、空いた時間で働きやすいと人気になっているんです。 

 

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さらに…  

 

スキマバイト経験者(30代)  

「履歴書は必要なかった。(必要なのは)身分証と住所をスマホで入力するだけ」  

 

顔写真や身分証明書を撮影し、アプリに登録。仕事内容や条件などをしっかり確認することが必要ですが、応募するだけで、面接もなく、働くことができるといいます。  

 

気軽にさまざまな仕事を経験できるとあって…  

 

スキマバイトアプリシェアフル・横井聡社長  

「主婦やシニアなど、幅広い年代の方が利用」 

 

日テレNEWS NNN 

 

都内のドラッグストア「ツルハドラッグ渋谷東店」にやってきた原さん(24)。普段働いている飲食店での仕事が休みで、1日限りのスキマバイトに応募したといいます。  

 

ツルハドラッグ渋谷東店・塩月学人店長  

「出勤の二次元コードで登録お願いします」  

 

二次元コードを読み込んで、午後1時、スキマバイトスタート。ドラッグストアで働くのは初めてです。 

 

ツルハドラッグ渋谷東店・塩月学人店長  

「担当者ボタン押すと、レジの方が登録できる」  

 

それでも、5分ほどの説明を受けたら、普段から飲食店でレジを扱っていることもあって…  

 

原さん(24)  

「慣れました。大丈夫だと思います」  

 

ツルハドラッグ渋谷東店・塩月学人店長  

「少し教えただけで即戦力としてレジ打てるように」  

 

午後6時、無事に仕事を終えました。再び二次元コードを読み込んで、終了です。アルバイト代は、5時間で6000円。しかも…  

 

原さん(24)  

「(アルバイト代は)その日中にもらえます」  

「スマホで申請して、口座にすぐ振り込まれる」  

 

アルバイトによっては、終了後すぐに振り込んでもらえるケースもあるそうです。 

 

 

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続いて、東京・中央区のファミリーレストラン「デニーズ馬喰町店」。スキマバイトに応募したのは、主婦の伊藤祐子さん(57)と飲食経営の久和真紀さん(53)です。  

 

デニーズ馬喰町店・塚田亜津紗さん  

「下げもの、ドリンクバーの補充・清掃、お料理の提供をお願いしたい」  

 

働くのは、午後3時半から1時間だけ。時給は1400円です。この時間帯、1人しかいないパート従業員を助けます。  

 

主婦・伊藤祐子さん(57)  

「いらっしゃいませ」  

 

主婦の伊藤さんに、このスキマバイトに応募したきっかけを聞いてみると…  

 

主婦・伊藤祐子さん(57)  

「私用で近くまで来る用事があった。ついでにちょっと働いてみよう」  

 

この日の夕方、娘さんと買い物にいく予定があるそうで、その前に少しだけ働きたかったといいます。  

 

料理を提供する合間をみつけて清掃。手慣れた様子でメニューをそろえる姿は、もともと店で働いている従業員のよう。実は伊藤さん、この1年でスキマバイトを80回近く経験しているんだとか。  

 

主婦・伊藤祐子さん(57)  

「新しい環境で刺激を受けて、リフレッシュしたい」  

 

飲食店の他、ピザや寿司の配達、スーパーの店員など、さまざまなスキマバイトに挑戦してきたといいます。 

 

日テレNEWS NNN 

 

一方、「日替わり大盛りランチでございます」と、ホールの作業をそつなくこなす久和さんも…  

 

飲食店経営・久和真紀さん(53)  

「午前中はそば屋さんの洗い場」  

 

この日すでに、そば屋さんで4時間働いてきたんだとか。  

 

気軽にさまざまな仕事を体験できるスキマバイト。アプリで応募すれば、すぐに働くことができるため、事前に就業規則や労働時間など、よく確認することが大切だということです(求人アプリの運営会社などによる)。  

 

(6月26日放送「news every.」より) 

 

 

 
 

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