( 186403 )  2024/07/01 16:58:03  
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蓮舫氏は都知事選でのフェアな公開討論会を希望しており、小池都知事が参加しないことに疑問を呈した。

テレビ局からのオファーを断っている小池都知事に対し、逃げる姿勢を批判している。

小池都知事が少子化対策や公務を重視している姿勢に対しては、「現実を突きつけられるから嫌なのでしょう」とコメントしている。

また、メディアの最新情勢調査では小池知事がリードしており、政策論争を避けている知事を再選することが適切かどうかが問われている。

(要約)

( 186405 )  2024/07/01 16:58:03  
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「フェアな議論をしたかった」と蓮舫氏(C)日刊ゲンダイ 

 

「チャレンジャーである私は現職とフェアな公開討論会で議論をしたかった。小池都知事はどうして出てきてくれないんですか」 

 

【写真発掘!】小池百合子は31年前、ミニスカにギプス姿で選挙戦に出ていた! 

 

 東京都知事選のラストサンデーだった6月30日、銀座の歩行者天国で蓮舫前参院議員が街頭演説。まず、冒頭の訴えはコレだった。 

 

 そして、内情をさらに暴露した。 

 

「ある民放テレビの幹部に聞きました。公開討論会を3回オファーしたがすべて断られた。理由は公務。しかし、フタを開けたら、自分で街頭演説をしていたそうです。逃げないでもらいたいと、皆さんも思いませんか」 

 

 ここで聴衆から拍手が沸き起こった。 

 

 テレビの報道・情報番組に主要な候補者を呼んで、公約や政策を戦わせる公開討論会は、テレビ局にとって都知事選の定番コンテンツだ。コロナ禍の4年前こそ行われなかったが、8年前の小池知事の初出馬時は、主要候補者がテレビ局をハシゴ。小池知事がライバル候補だったジャーナリストの鳥越俊太郎氏を「病み上がりの人」と街頭で発言したことについて、テレビ討論で小池知事と鳥越氏がバトルになった。 

 

■夜は公務が入らないのになぜ逃げる 

 

 蓮舫陣営によれば、「真相報道バンキシャ!」(日本テレビ系)、「報道ステーション」(テレビ朝日系)、「Mr.サンデー」(フジテレビ系)など、ほぼすべての在京民放テレビ局から討論会のオファーがあるという。 

 

 しかし、小池知事が逃げているため、ただの一度も開かれていない。 

 

 蓮舫氏は30日の演説で、小池知事が少子化対策で打ち出した「婚活アプリ」などに言及し、「時代とズレている」「若者支援が徹底的に欠落している」とバッサリだった。 

 

「小池さんがしきりにアピールする少子化対策は、選挙目当ての場当たりでここ1、2年にやったことです。2期8年で見れば、東京の出生率0.99が小池都政の“成果”。討論会に出れば、そうした現実を突きつけられるから嫌なのでしょう」(ジャーナリスト・横田一氏) 

 

 小池知事が強調する公務優先も、「改選期の知事の選挙期間中に、普通、現場は公務など入れない。知事サイドから『画になる公務を入れてくれ』のお達しが出ているのでしょう」(都庁関係者)というし、そもそもテレビ局がオファーしている番組は、ほとんど公務の入らない夜の時間の放送だ。 

 

 この週末のメディアの最新情勢調査では、小池知事が一歩リードしているという。政策論争から逃げまくる不誠実な知事が、さらに4年続投でいいのだろうか。 

 

 

 
 

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