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いびつな日本経済…「円安」に喘ぐ庶民と好決算の大企業 主要メーカー109社「増収増益」5割

日刊ゲンダイDIGITAL 7/2(火) 9:06 配信

https://news.yahoo.co.jp/articles/994d48125534bb235fc91d45038ca4f42b60c71f

 

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主要メーカーは円安を受けて好決算を見込んでいる一方、庶民や中小企業は円安による物価高に苦しんでいる。

急激な円安で輸出大企業は利益を上げているが、日本経済全体に負担をかけており、円安は日本株や海外投資家にも影響を与えている。

円安の恩恵は輸出企業に偏り、日本政府の政策がGDPを重視する傾向があると指摘されている。

(要約)

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円の価値は6割も割安…(C)日刊ゲンダイ 

 

 ウハウハのようだ。庶民は「円安」に喘いでいるが、主要メーカーは円安の恩恵を享受していることがわかった。 

 

自民議連が目指す郵政民営化改正案の“真の狙い”…郵便料金30年ぶり値上げの先にあるもの 

 

 東京商工リサーチの調査によると、上場している主要メーカー109社は、2024年3月期につづき、2025年3月期の決算でも「好決算」を見込んでいるという。 

 

 2024年3月期決算では、前期比「増収増益」が58社(53.2%)と半数以上を占め、「増収減益」24社、「減収減益」21社、「減収増益」6社の順だった。 

 

 2025年3月期も、この傾向がつづきそうで、業績見込みは「増収増益」52社、「増収減益」28社、「減収減益」17社、「減収増益」12社だった。 

 

 輸出比率の高い大手メーカーにとって、やはり「円安」は追い風ということだ。主要109社は、2025年3月期決算の「想定為替レート」を1ドル=143.5円(平均値)に設定しているが、為替は1ドル=160円まで「円安」が進み、2025年3月期も空前の好決算を記録する可能性が高い。 

 

 庶民と中小企業は円安がもたらす「物価高」(コスト高)に悲鳴をあげているのに、輸出大企業だけはボロ儲け──という「ねじれ」が広がっている。経済評論家の斎藤満氏がこう言う。 

 

「急ピッチな円安によって、日本経済は歪みが大きくなっています。購買力平価では1ドル=100円程度が適正なのに、1ドル=160円まで円安が進み、円の価値は6割も割安になっている。その分、輸出企業は利益が膨らんでいる格好です。円安によって輸出大企業が儲かると、たしかにGDP(国内総生産)は増えますが、GDI(国内総所得)は減少してしまう。この乖離が歪みとなっている。日本政府はGDPを優先しているようにみえます」 

 

 1ドル=160円台の「円安」は、日本株にもマイナスとなりはじめている。ドル建てで運用成果をはかる海外投資家にとって、円安は収益の目減りになるため、海外勢の買いにブレーキがかかっているという。 

 

 もちろん、輸出大企業が取引先に儲けを分配すれば、日本経済全体に「円安」の恩恵が行き渡るのだろうが、実際は輸出大企業が利益を独り占めしている形だ。5兆円という空前の利益をあげたトヨタグループなどは、分配するどころか、下請け50社に金型を無償で長期保管させていた。下請け企業の被害総額は数億円に達するという。 

 

「行き過ぎた円安は、やはり日本経済全体にはマイナスです。なぜ岸田政権は放置しているのか。財界の意向を最優先しているのでしょう」(斎藤満氏) 

 

 市場では1ドル=200円の声も上がっている。庶民と中小企業だけが追い詰められている。 

 

 

( 186689 )  2024/07/02 16:53:00  
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- 参加者からは、日本の経済や政府、企業などに対する批判や不満が多く見られます。

特に、円安が庶民や中小企業に悪影響を及ぼす一方で大企業や財界には恩恵をもたらしているとの指摘が多くありました。

 

- 大企業が利益を還元することなく内部留保を増やしていることや、政府や自民党が献金企業向けの政策を取っているといった批判もありました。

 

- また、円安による影響を巡る議論や、政府や日銀に対して円安に対処するよう要求する声も見られます。

 

- 最後には、「内需が拡大しないために国内の本業ではなかなか稼げない」「政府は円安どうにかしろ」「日銀なんとかせいや!」など、現状に不満を持つ声が寄せられています。

(まとめ)

( 186691 )  2024/07/02 16:53:00  
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・成長しない国に投資したいと思う企業はないですからね。 

少し良い兆しが見えるとすぐに緊縮に走って潰す政府。貯金をして使わない国民性。減り続ける人口。 

当然ながら大企業は利益の多くを海外に投資してしまう。個人まで海外に投資です。 

今の円安は投機によるところも大きいですけど、それが解消されても以前の120円の水準は難しい時代になったと思います。 

 

 

・「輸出企業」と「グローバル企業」とを分けた方が良いですよ。前者は日本居住の労働者への賃金で実際に日本に貿易差益をもたらす。後者は最も製造コストが低い国か消費国に工場を置くので日本の工場で生産した分しか日本人には金が入って来ない。という風に。 

 

私は日本のグローバル企業で働いていましたが内部保留の金が日本人に還元される事は絶対に有りません。グローバル企業は各国に企業登録されている企業の集合体て内部保留の金は各国に有る企業と各国の株主の物だからです。 

 

日本に本社が残っているのは日本が起源で未だ完全にグローバル化されていないだけで今後はアメリカ等に本社を置きアメリカ人が社長や取締役になる日本生まれの企業が増えるでしょう。その理由は日本人がグローバル企業を経営する素質が無い人ばかりだからです。 

 

 

・マクロで見たら、日本企業の多くは売上と付加価値が横ばいだが、コスト削減(特に人件費)、海外生産、金融・海外投資等により、「稼げないけど儲かる主体」に変化している。 

しかし、内需が拡大しないために国内の本業ではなかなか稼げない。だから、設備投資が少なく大幅な賃上げができていない。 

日本では多くの労働者は低所得化しているが、企業の純利益や金融資産は増えている。多くの企業では内部留保(社内留保)が膨れ上がっている。 

そんな構造になっていることを認識しよう。 

 

 

・円安での利益は大きな弊害をもたらす、円安は輸出企業に見かけ上は利益をもたらすが、その利益を使って投資をして企業の競争力を高める努力をすれば良いが、利益確定の為に投資開発を怠り、見かけ上の株式利益を計上して株価を引き上げる事に専念している内に、新興国の技術に追い抜かれ日本経済は弱体化する。目先の利益追求は、短期的利益を求める大口機関投資家に指示され、さも合理的な経営と評価されるが、中長期的には衰退の道を辿る。金融財政政策による経済刺激は一時的なカンフル剤に過ぎず、それに依存すれば国力は失われる。日本企業の競争力がつき、貿易黒字が増加して国内景気が上がり、消費、投資需要が高まって金利が上昇して円高になるサイクルが本当の意味の経済発展であり、金融財政政策だけで日本経済を立て直すのは不可能である。 

 

 

・”もちろん、輸出大企業が取引先に儲けを分配すれば、日本経済全体に「円安」の恩恵が行き渡るのだろうが、実際は輸出大企業が利益を独り占めしている形だ。5兆円という空前の利益をあげたトヨタグループなどは、分配するどころか、下請け50社に金型を無償で長期保管させていた。下請け企業の被害総額は数億円に達するという。” 

 

上記で触れている通り、企業の儲けが日本国内に還流されない。 

その結果、更に円安が進む要因になっている。 

 

更に、想定為替レートより円安になっているだけで、輸出数量が増えている訳では無い。 

昨年度末と今年度末の企業決算の好調の原因は、円安に振れた分の円換算 

の利益が膨らんでいるだけだ。 

 

まさに、円安バブルと言える状況であり、中身がスカスカだ。 

 

 

・最近1ドル160円を超えても日銀や財務省は静かですね。聞こえて来るのは72兆円を超える税収。大企業は増収増益。なんて記事ばかり。総理は完全に大企業へ顔を向けているようですね。そりゃ議員さんの給料も二年越しとはいえ、300万円~/年も上がったし・・簡単に300万円って書いたけど庶民の年収分が上がった金額ですよ。日本人は大人しくて我慢強い国民ですね。自民党を長年支持して来たけど、そんな私を他の政党にと思わせないで欲しい。 

 

 

・紙屑化しているローカル紙幣が決算で増えたと言って 

増益だと思うところが日本らしい 

世界の貿易は国際通貨建てで廻っている 

全てが円建てで決済されて増収増益に(円安になるほど)なって世界一向かっている気分だろうが 

現実は国際競争力が低下、衰退が止まらない、1人当たりのGDPが34位まで下落、間もなくアジアでも最貧国になろうとしている 

国際通貨建て(基軸通貨建て)での決済も併せて必要で(タイ国でも自国通貨建てと基軸通貨建て決済と併せて表示している) 

国も企業も自国通貨建てと併せて基軸通貨建て決済とを表示して海外(他国との)比較が毎年出来る様にする必要がある 

 

 

・「貿易立国」の時代、円安は国民にとってお得だった。 

今は違う。グローバル企業は海外で生産して海外で売る。そして海外で再投資を行う。だから円安になると見かけ上の利益が膨らむ。 

貿易赤字が常態化した今、円安は国民の生活を直撃する。 

実質賃金が減るだけでなく、GDPもマイナスになってしまう。 

 

儲けてるから国が金を召し上げろ、我々に金を配れ!と叫ぶ人たちがたくさんいるが、そんな簡単なものではない。 

法人税が高い日本に本社を置いてくれているだけでありがたいのだ。 

 

 

・「デフレ完全脱却までもう一息」 岸田総理が経済界重鎮11人と会食 政府の経済対策に評価の声上がる  

7/1(月) 22:48配信 

 

出席者によりますと、岸田総理はリラックスした様子だったということで、政府の経済対策に対し経済界から「総理の音頭で賃金が上がっている。デフレからの完全脱却までもう一息なので頑張ってほしい」と評価の声が上がると、岸田総理は政府の経済財政運営の基本指針である骨太の方針に「きっちり書いたので、そういった形でやっていきたい」と応じたということです。 

 

ま、win-winっちゅう事で。 

円安の是正なんかしないでしょ。 

 

 

・急激な為替変動は確かに社会にとっては負担で良くない。ただ為替レートに決まったあるべき固定値があるわけではないので、現在の為替レートが続くなら、それをもとに社会を考えていくしかない。それはどこの国もどの時代でも同じだ。一番避けるべきことは、円安だから困ると煽って、経済金融施策をゆがめることだ。日本のメディアや専門家はレベルが低く、また工作員まがいの人達も多いので、そういう人たちの煽りに負けて、失策をすれば日本は国際社会から脱落の道を行くと思う。日本メディアや一部偏向専門家はホント害そのものだ・・。 

 

 

 

・記事では、輸出大企業が円安によりウハウハで、庶民と中小企業だけが物価高で追い詰められていると主張しています。 

 

そうでしょうか。それでは東日本大震災前後の超円高期には、中小企業と庶民がウハウハだったのでしょうか。当時、日経平均は1万円を割り込み、中小企業は倒産が続出、失業率も5%台まで高まりました。 

 

直近の東京都区部のCPI(生鮮品やエネルギーも含む総合指数)は前年比2.3%増(24年5月)です。円安は国内物価高要因ですが、ドル円が120円から160円になっても消費者物価が33%上がるわけではありません。 

 

一方、家計部門が保有する外貨建金融資産に為替変動が反映した結果、直近1年間で100兆円以上も個人金融資産が増加し2100兆円を超えました。 

 

日本は既に輸出立国ではなく、所得収支の大幅プラスで経常収支の黒字を維持する海外投資大国です。円安メリットを生かす家計行動が重要だと思います。 

 

 

・人口減少、高齢化、箱もの投資をしても人手不足。有効需要につながる内需の拡大策って何かあるのでしょうか? これまでの財政・金融政策から離れて考えないと、厳しいですよね。 

 

 

・財界の意向を優先の政権とのことだが、先の衆院選と参院選で自民党を大勝させた結果でもある。 

 

>主要109社は、2025年3月期決算の「想定為替レート」を1ドル143.5円(平均値)に設定しているが、1ドル160円まで「円安」が進み今度も空前の好決算を記録する可能性が高い。 

 

>庶民と中小企業は円安がもたらす「物価高」(コスト高)に悲鳴をあげているのに、輸出大企業だけはボロ儲けという「ねじれ」が広がっている。 

 

>購買力平価では1ドル100円程度が適正なのに、1ドル160円まで円安が進み、円の価値は6割も割安に。円安によって輸出大企業が儲かるとGDPは増える 

が、GDI(国内総所得)は減少する。この乖離が歪みだ。日本政府はGDPを優先云々。 

 

政府は対GDPの債務比率を下げたいので財界とも利害が一致している。 

 

これを国民はやむを得ないとして受け入れるのだろうか。 

支持率が答えを出している。 

 

 

・だからって大企業が儲けやがって!!って叫んで庶民は豊かになります?30年間大企業がどんどん落ちこぼれたけれど庶民の生活は良くなりました?還元を急ぐべきだと思いますけれど好業績は日本人としてはまずは喜ぶべきだと思うぞ 

 

 

・日本企業のアリナミンが米企業に安値で買収されましたね。3600億ってあるけど為替計算すりゃ4割引なので。 

 

日本企業を安値で海外に売るのが政府の考えなのかなぁ。 

 

 

・トリクルダウンがあると思ってるのか 

二極化させてもいいと思ってるのか 

給付金を出せばいいと思ってるのか 

何をどうしたいのか全く不明 

民主主義だから多数に支持されないと選挙には勝てない 

 

 

・何言ってんだ。 

もう、日本はドル100円の実力なんてないんだよ。今はあるように思っても将来込みじゃあ、100円なんて価値じゃないんだよ。 

出来もしないドル100円が良いなんて言ってないで、現実見ろ! 

力が無くなってきた日本をどうするか、どう裕福になるのか、それとも貧乏に甘んじる精神になるのか?を選択する時期なんだよ。 

 

 

・>「行き過ぎた円安は、やはり日本経済全体にはマイナスです。なぜ岸田政権は放置しているのか。財界の意向を最優先しているのでしょう」 

 

岸田の保身と利権の為。 

それと少子化推進に庶民生活をぶっ壊す目的もあるかもな 

 

 

・本当に国民は円安に喘いでる?それ円安のせいじゃなくない? 

 

円安の恩恵を還元できてない企業。 

資産運用もせず円安の恩恵を享受しようとしない国民。 

日銀頼りで何にもしない政府。 

 

円安が悪なわけじゃない。 

 

 

・日本は99.7%が中小零細企業。 

儲かってるのは0.3%の大企業のなかの5割程度が儲かってると考えていいんじゃない。 

 

 

 

・「庶民」の定義は何? 

 

1ドルが120円の頃と、160円に迫ろうかとする今、どちらも生活としてはラクだった感じはない。 

 

 

・岸田政権は悪魔の政権で悪党連中らの集まりである。いくら円安としてもこれは本当にやり過ぎだろう。でも岸田政権は全く気にしないし、口先だけの牽制をみると更なる円安も容認しているようにみえる。こんなインチキはさっさと引退すべきだけど厚顔無恥なのでしぬまで引退する気はないだろ。 

 

 

・日刊ゲンダイは特定の団体や政党、企業、人物を批判したり、貶めようとする記事ばかりで本当に不愉快です。見出しを見るだけで気分が悪くなります。Yahoo!に掲載しないでいただきたいです。 

 

 

・円安でボロ儲けのトヨタなど輸出大企業の法人税を増税して、輸入食品や石油等燃料の代金に補助すれば良い簡単な話だ。 

 

 

・放置するも糞も、勝手に為替相場なんて動かせないっての。 

介入しまくって動かしたら為替操作国になってしまう。 

 

 

・なぜ、この手の記事は国が儲けてるので還元しろという結論にならんのか? 

 

 

・内需が弱いから 給付金来そう 

給付金しょぼいから、大盤振る舞いすべき 

 

 

・法人税を上げろ。財政赤字が円安要因。 

 

 

・日刊ゲンダイが庶民の代表ヅラしているところが笑える。編集者の年収言ってごらん。 

 

 

・政府や自民党、日銀、大手企業も国民の苦しみは何もわかってない。 

 

 

 

・自民党が献金企業向けの政策しかしないから。 

 

 

・政府は円安どうにかしろ。 

 

 

・日銀なんとかせいや! 

 

 

・200円とかなったら日本国民生活成り立たんやん。 

 

 

・よくヤフコメで「ウハウハ」という古くて下品で左翼しか使わない死語を見るが、この記事を見るとゲンダイの記者はコメントにも参加している模様。 

 

 

 

 
 

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