( 187539 )  2024/07/05 00:24:10  
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東京都知事選は7日に投票が行われ、現職の小池百合子氏が無所属新人の蓮舫氏や石丸伸二氏をリードしている状況。

選挙は与野党対決となっており、小池氏を自民・公明党、蓮舫氏を立憲民主・共産・社民党が支持している。

小池氏は実績や政策の継続をアピールしており、蓮舫氏は都政の刷新を訴えている。

選挙戦は活発であり、無党派層の動向が注目されている。

(要約)

( 187541 )  2024/07/05 00:24:10  
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東京都知事選の候補者の演説に集まった有権者ら=6月22日、東京都台東区(鴨志田拓海撮影) 

 

東京都知事選は7日、投開票が行われる。選挙戦は最終盤を迎え、3選を目指す無所属現職の小池百合子氏(71)がリードし、無所属新人の前参院議員、蓮舫氏(56)が追う展開。また、無所属新人の前広島県安芸高田市長、石丸伸二氏(41)が支持を広げつつある。 

 

【画像】物議を醸している、共産党が作成した「蓮舫氏のビラ」 

 

自民・公明両党が小池氏を支持し、立憲民主・共産・社民の各党が蓮舫氏を支援する事実上の与野党対決を軸とした選挙戦。結果は国政に影響を与える可能性がある。 

 

小池氏は公務をこなす合間に街頭に出て、2期8年の実績と小池都政の継続を強調。力を入れてきた子育て支援や防災対策を中心に各分野に満遍なく触れた公約を掲げていて、現職らしい手堅い戦略で進めてきた。 

 

「チャレンジャーとして全ての都民に向き合っている」と陣営幹部。現職として批判にもさらされているが、他陣営に関する言及を避ける。党派色を抑える戦略を取りつつも、自公支持層を手堅くまとめている。さらに無党派層にも一定程度浸透している。 

 

蓮舫氏は立民・共産色を前面に押し出す戦略。民間事業として進む神宮外苑の再開発批判を軸に小池都政の刷新を訴える。支援を受ける政党所属の国会議員と街頭に立ち、小池氏を支持する自民の派閥パーティー収入不記載事件にたびたび言及、国政の問題を都知事選に重ねる。 

 

陣営関係者は「街頭活動がどんどん熱を帯びている」と手応えを口にする。立民・共産支持層の大半を押さえているが、党派色を強く打ち出したことが裏目に出たのか、無党派層の動きが鈍いのが課題となっている。 

 

石丸氏は、支援を受ける企業家らと積極的に街頭活動をこなす。安芸高田市長時代から得意としたインターネットでの発信を活用しながら「多くのボランティアに支えてもらっている」(選対幹部)。独自の選挙戦で無党派層を取り込みつつある。 

 

無所属新人で元航空幕僚長の田母神俊雄氏(75)は、著名人の支援を受けつつ保守層に訴えるが、支持の広がりに欠けている。 

 

 

 
 

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