( 187544 )  2024/07/05 00:29:29  
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北アフリカ出身の男性が大阪地裁の難民認定判決について記者会見し、同性愛者への迫害を理解してくれたことに感謝の言葉を述べた。

男性はイスラム国出身で同性愛を禁じるシャリア法による迫害を主張し、家族からの暴行や脅迫を受けていたと訴えていた。

判決後、男性は日本での生活の厳しさを訴えつつ、仮放免中で大阪市内で暮らしていることを明かした。

(要約)

( 187546 )  2024/07/05 00:29:29  
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難民不認定処分を巡る訴訟の判決後、記者会見する北アフリカ出身の男性=4日午後、大阪市 

 

 「日本の裁判所が(同性愛者への迫害を)理解してくれたことはありがたい」。北アフリカのイスラム教国出身の30代男性は、難民認定するよう命じた4日の大阪地裁判決を受け、日本語と英語を交えて支援者や判決へ感謝の言葉を繰り返した。 

 

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 男性は訴訟で、同性愛を禁じるイスラム法(シャリア)による迫害が出身国ではあり、家族による暴行などで身の危険があると主張。日本からスマートフォンのアプリで通話した兄から「死ぬまでたたきのめす」と脅迫を受けたと述べていた。 

 

 判決後に大阪市内で記者会見した男性は、今は仮放免中で大阪市内で暮らすが、仕事をすることはできず「日本の暮らしも苦しい」と明かした。 

 

 

 
 

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