( 188406 )  2024/07/07 15:01:46  
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ジャーナリストの青木理氏がTBS系の報道番組「サンデーモーニング」に出演し、日本国民が将来への不安から投資をしていることに危機感を示した。

彼は投資をしなければいけない状況や、政府が投資を促す社会は健全でないと指摘し、将来に不安を感じながら投資をするのではない社会を作るべきだと主張した。

彼はまた、リスクについても言及し、政治が不安で投資を促す状況を作らないようにすることが重要だと述べた。

(要約)

( 188408 )  2024/07/07 15:01:46  
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TBS社屋 

 

 ジャーナリスト青木理氏が、7日放送のTBS系報道番組「サンデーモーニング」(日曜午前8時)に生出演し、日本国民が将来への不安から投資をしている状況に危機感を示した。 

 

 番組では新紙幣流通にちなみ、日本人とお金についてトーク。ラストで青木氏は「あんまり古くさいことは言いたくないんですけど」と前置きした上で、「汗水垂らして働いたら、みんなそこそこ食えるよね、という社会がいい社会であって、そういう社会を目指していかなくてはいけないんだろうと思う」と語った。 

 

 将来への不安から投資をする動きが活発化していることについても「不安なのはよく分かるんだけど、将来不安によって投資をしなくてはいけないような社会、あるいは逆に政府がそれをあおるような社会というのは、どう考えても不健全じゃないかなという風に思うんですよね」と指摘した。 

 

 青木氏は「ある経済学者の人に、一般市民が投資をすることをどう思いますか、という話を聞いたら『鯨の前にプランクトンが流れていくようなものだ』みたいなことをおっしゃった」と、リスク面にも言及。「不安で投資をするという社会じゃないような社会を作っていくのが政治の役割じゃないのかな、という気が僕はします」とあらためて主張した。 

 

 

 
 

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