( 188546 )  2024/07/07 17:41:42  
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東京都知事選は過去最多の56人が出馬し、与野党対決となった。

現職の小池百合子氏を支援する都民ファーストの会と自民・公明両党対、立憲民主党と共産党支援の蓮舫氏の対決となっている。

これに加えて、都議補選も同時に行われ、岸田文雄首相の政権運営にも影響を与える可能性があるとされている。

自民党は逆風にさらされており、野党協力が強まる可能性がある一方、勝利すれば勢いを維持することができる。

都議補選では、次期総裁選や衆院選を見据えた候補者たちが自党のイメージアップのために全力で応援活動を行っている。

(要約)

( 188548 )  2024/07/07 17:41:42  
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(ブルームバーグ): 任期満了に伴う東京都知事選は7日、投開票が行われる。事実上の与野党対決の構図となった選挙の結果は、9選挙区で行われる都議補選と合わせて岸田文雄首相の政権運営にも影響を与えるとみられている。 

 

過去最多の56人が立候補した都知事選は、地域政党「都民ファーストの会」と自民・公明両党が支援する現職の小池百合子氏に、立憲民主党と共産党が支援する蓮舫氏が挑む形となった。広島県安芸高田市の石丸伸二前市長も加わり、「少子化」「防災」「デジタル化」などをめぐる論戦が展開された。 

 

派閥政治資金問題で自民党に逆風が吹く中、4月の衆院3補選では立民の候補者が全勝した。蓮舫氏が勝てば次期衆院選に向け野党協力に弾みがつくが、小池氏が3選を果たせば勢いを一定程度、止めることにつながる。自民党が8選挙区で候補者を擁立した都議補選は、9月の総裁選を前に同党への逆風の度合いを測る試金石となる。 

 

都議補選では、自民党の茂木敏充幹事長や石破茂元幹事長、河野太郎デジタル相、高市早苗経済安全保障担当相ら「ポスト岸田」候補として名前の挙がる議員が次々と候補者の応援に駆け付けた。総裁選や次期衆院選もにらみ、それぞれが自らを党の「選挙の顔」としてアピールした形だ。 

 

(c)2024 Bloomberg L.P. 

 

Yuki Hagiwara 

 

 

 
 

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