( 188561 )  2024/07/07 17:56:59  
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30歳の誕生日を迎えた大谷翔平選手は、八回の打席で28号ソロを放ち、この日は3安打を含む好調な活躍を見せた。

直近は打撃が不調だったが、チームは大谷の活躍もあり連勝し、大谷も自信を取り戻している様子。

ロバーツ監督も大谷の打撃を話題にし、大谷もプチスランプから脱出する意欲を見せている。

(要約)

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8回、28号ソロを放つ大谷(提供・共同通信社) 

 

 「ドジャース5―3ブルワーズ」(6日、ロサンゼルス) 

 

 ドジャースの大谷翔平選手が「1番・指名打者」で出場し、1点リードの八回の打席で4試合ぶり28号ソロを放った。飛距離131メートル。前日の誕生日で30歳を迎えて初の本塁打。六回の打席では3戦16打席ぶりの安打となる三塁打を記録した。直近18戦11発でリーグ2位のオズナ(ブレーブス)との差を5に広げ、キングを独走している。 

 

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 この日の大谷は1点を追う初回の打席で四球。2球連続ボールの後、3球連続ファウルで追い込まれたが、フルカウントに持ち込んで一塁へ歩いた。2番スミスが逆方向へ15号2ランを放ってあっさり逆転に成功した。 

 

 二回2死の打席は死球。ワンバウンドになった投球が左足に当たり、苦悶の表情を見せたが、スミスの2球目に2戦ぶり18盗塁目となる二盗を成功させた。 

 

 1点リードの四回1死一、二塁の好機は2度の空振りなどでフルカウントとし、7球目の外角156キロを見送って一塁へ歩いた。 

 

 依然として1点差の六回2死の打席は右中間フェンス直撃の三塁打。深い打球に快足を飛ばし、16打席ぶり、30歳初安打を記録した。 

 

 30歳の誕生日だった前日は2試合連続となる3三振を含む5打数ノーヒット。チームは捕手スミスの驚愕の3本塁打などで逆転勝ちしたが、大谷は自己ワーストの6打席連続三振、今季ワーストの12打席連続無安打(1四球含む)を喫し、悔しさの残る試合となった。 

 

 直近7試合は打率・207(29打数6安打)、2本塁打、3打点。33打席で15三振を喫し、打撃は下降気味だった。試合前の監督会見でも大谷の打撃が話題になった。ロバーツ監督は「低めを追いかけている」と、三振増加の原因を指摘。本人とは話し合っていないことを明かしながら「彼は自分が低めのボール球を積極的に振り過ぎていることを分かっている。自分がやっていることに気付いていると思う。気持ちをリセットしてストライクの見極めができるようになると思う」と、”プチスランプ”脱出に自信を見せていた。 

 

 チームはブルワーズに連勝。価値ある大谷のダメ押し弾だった。 

 

 

 
 

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