( 189121 )  2024/07/09 15:15:26  
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安芸高田市で初当選した石丸伸二前市長が、選挙ポスター代の支払いをめぐる裁判で最高裁判決を受けて支払いを命じられたことが紀藤正樹氏によって非難された。

石丸氏は選挙ポスター代金の未払い問題で会社と裁判を行い、1、2審の判決が確定した。

これにより、約72万円の支払いが命じられた。

石丸氏は2020年に市長選で初当選し、2021年に東京都知事選に立候補し、2位に入るなど一部で支持を得ていた。

(要約)

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安芸太田市長時代の石丸伸二氏(2024年6月撮影) 

 

 弁護士の紀藤正樹氏が8日までにX(旧ツイッター)を更新。広島県安芸高田市の石丸伸二前市長が、選挙ポスター代不払い分の支払いを求められた裁判について、「最高裁判決を前提とすると石丸氏はほとんどモンスタークレーマー」と非難した。 

 

【写真】「小池氏当選確実」を知った瞬間の石丸伸二氏 

 

 石丸氏は、2020年(令2)の安芸高田市長選で初当選した。その際に選挙ポスターの製作を受注した広島市の会社から、代金の未払いがあるとして約72万円の支払いを求められていた訴訟で、最高裁は、石丸氏側の上告を受理しない決定をした。これにより、約72万円の支払いを命じた1、2審判決が確定した。 

 

 1、2審判決によると、石丸氏と会社側は20年7月に契約を結んだ。当時、報酬額に関するやりとりはなく、会社側は同8月、報酬額を約102万円とする見積書を送付した。公費負担分の約34万円のみが支払われた。 

 

 石丸氏側は「報酬が公費負担で収まるとの合意があった」と主張。昨年5月の1審広島地裁判決は、そのような合意があったとは認められず、会社の見積額には相当性もあるとして、石丸氏が支払い義務を負うと結論付けた。同12月の2審広島高裁判決も支持した。 

 

 石丸氏は7月7日投開票の東京都知事選に立候補。3選された小池百合子知事の291万8000票には及ばなかったものの、18~29歳の無党派層を中心に165万8000票あまりを集め、立憲・共産の支持の蓮舫氏の128万票を上回る2位だった。 

 

 

 
 

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