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「出ていけ」と言われても切り開いた新規事業 養鶏場の婿養子が貫いた信念 #令和に働く

ツギノジダイ 7/15(月) 10:00 配信

https://news.yahoo.co.jp/articles/bf56f2bea430bc5555a717a9f27a54d5322210ea

 

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伊藤養鶏場3代目の伊藤彰さんは、ウコッケイの卵や肉の質を高めて、販路開拓や加工商品の開発に成功し、事業を急成長させました。

養鶏場はブランド鶏「東京うこっけい」など5700羽を飼育。

彰さんは養鶏業を受け継いだ後、衛生管理やエサの配合を改善し、卵や肉の質を向上させるとともに販路を拡大しました。

ウコッケイの卵は特徴的なぷっくりとした黄身で評判です。

彰さんは義父と経営方針で対立し、3代目となり、加工商品の開発などで売上を5倍に伸ばしました。

 

 

また、地元店とのコラボで「とろける とりっぷりん」を販売し成功。

しかし、家族内の対立がありますが、彰さんの努力で事業を成功させたいという強い思いを持ち、加工商品の開発や地元コラボの拡大を目指しています。

(要約)

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伊藤養鶏場3代目の伊藤彰さんはウコッケイの卵や肉の質を高めて、販路開拓や加工商品も開発し、事業を急成長させました 

 

 東京都立川市の伊藤養鶏場は、ブランド鶏の「東京うこっけい」など約5700羽を飼育しています。3代目の伊藤彰さん(41)は結婚を機に妻の家業に入り、鶏舎の衛生管理やエサの配合などを改善。卵や肉の質を高め、生産だけでなく自ら営業に励んで販路を開拓しました。経営方針を巡って義父と大げんかした末に3代目となり、都内の有名料理店などとそぼろ肉やプリンなどの加工商品も開発。ブランド力を高めて、売り上げを5倍に伸ばしました。 

 

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東京うこっけいから生まれた卵の黄身はぷっくりしています 

 

 伊藤養鶏場は伊藤さんの妻の祖父が50年以上前、数十羽の鶏を飼い始めて創業しました。義父の代で規模を拡大しますが、全国的な卵余りで縮小。それまでの鶏をすべてやめ、新しく改良されたウコッケイの品種「東京うこっけい」の飼育に切り替えました。 

 

 現在、東京うこっけいと赤玉鶏卵を産む「もみじ」という鶏を約5700羽飼育し、ウコッケイの卵2種類、鶏の卵1種類、そして加工食品用にウコッケイのオスの肉を生産しています。卵は黄身がぷっくりして色が濃く、味も濃厚なのが特徴です。 

 

 伊藤さんは「成長に合わせ、エサの配合を変えています」。ベースとなるエサにはパプリカやマリーゴールドの花弁の粉末などを配合し、濃い黄身の色を出しています。「極烏プレミアム」という卵を産むウコッケイのエサには、味にコクを出すため魚粉や海藻を混ぜています。ごまもエサに入れることでぷっくりとした卵になり、栄養価も高まるそうです。 

 

 商品は百貨店や、イタリア料理の名店「アルヴェアーレ」(東京・麻布十番)をはじめとする有名料理店に卸しています。従業員は10人(パートを含む)です。 

 

 伊藤さんは母の実家が農家でしたが、「まさか自分がやるとは思いませんでした」。高校卒業後、住宅設備会社などを経て不動産業に就き、東京都東大和市を中心に営業しました。やりがいを感じ、独立することが目標になりました。 

 

 そのころ、同僚が義父と懇意になったことから今の妻を紹介され、交際に発展。長男を授かり結婚の許しを得るためあいさつに行くと、義父から「婿に入って養鶏場を継いでほしい」と言われました。 

 

 「子どもも授かっていますから『はい』と言うしかないですよね。やるならとことんやろうと思いました」。伊藤さんは2011年に結婚し、伊藤養鶏場に入りました。 

 

 

伊藤さんは鶏舎の環境改善を進めました 

 

 伊藤さんが驚いたのが、鶏舎の衛生環境でした。 

 

 「エサやりや掃除などから教えてもらいましたが、中が汚すぎたんです。ハエがたくさん飛び、隣のガレージもゴミ屋敷みたいでした」 

 

 お客さんに見せられる環境にしようと、伊藤さんは鶏舎の外にあった柿の木の枝を切り、ガレージを隅々まで片付け、鶏舎の修繕工事も自ら担いました。 

 

 ウコッケイや鶏はヒナから育てています。通常、2カ月ほどで卵を産み始めますが、成鳥まで育たず死んでしまうことも多かったといいます。「ウコッケイは弱い生き物で、衛生環境や天候などに体調が左右されやすいんです。なのに、感覚で作業するようなところがありました」 

 

 伊藤さんはヒナが食べたエサの量をノートに記録し、鶏舎に温度計をつけて中の温度や湿度がわかるようにしました。 

 

 さらに、伊藤さんはヒナの仕入れ元の東京都農林水産振興財団・青梅畜産センターなどに、育て方を聞きました。義父からのアドバイスも受け、エサに入れるものや、その割合を試行錯誤し、パプリカなどを入れる形にたどり着きました。 

 

 すると、ヒナの生育率が高まり、大きく育つようになりました。今では成鳥まで育つ数を、常に計画以上の水準に保っています。 

 

 伊藤さんの改革も、当時は義両親から何も言われなかったといいます。「あまりにも好き勝手にやっていたので、あっけにとられたのかもしれません」 

 

東京うこっけい 

 

 伊藤さんは、東京うこっけいを前面にブランディングしようと、贈答用の箱をオリジナルデザインに切り替え、ホームページを作りました。名画「民衆を導く自由の女神」をモチーフにしたイラストをホームページに載せ、「烏骨鶏に革命を」と掲げました。 

 

 地元の直売所にはオリジナルのポップを置き、伊藤養鶏場の名前をPRしました。 

 

 伊藤さんは周囲の反対を押し切り、農協を経由せず、自ら営業を行いました。コストを計算し直し、卵の価格も上げました。 

 

 伊藤さんは飲食店への飛び込み営業を重ねました。「営業は不動産業でも経験があったので、ガンガン行きました。商品には自信があったので、卵を目の前で割って見せました。飲食店の皆さんは常に食材を勉強しているので、料理を出す時、ウコッケイの卵の良さをお客さんに伝えてくれるのです」 

 

 その結果、それまでほぼなかった飲食店の取引先が約50軒まで増加しました。 

 

 百貨店にも販路を広げるため、伊藤養鶏場のロゴマークも作成。地元の立川高島屋S.Cに2年かけて営業し、「東京うこっけい」の魅力を伝えました。 

 

 2014年、立川市内の若手農家6人と立川高島屋S.Cの正面玄関で、地元の農産物を毎週土曜日に販売する「立川マルシェ」が実現。同じころ、立川駅北口の農協直売所がなくなったこともあり、すぐ固定客がつきました。高島屋のネット販売で扱っていた伊藤養鶏場の贈答用商品の売れ行きにも好影響が出ました。 

 

 

 しかし、マルシェが軌道に乗り始めた2015年ごろ、問題が起こります。伊藤さんの改革に何も言ってこなかった義父のいら立ちが頂点に達し、それまでのやり方を全て元に戻すよう言われたのです。 

 

 「義父は昔かたぎで、飲食店などへの卵の配達一つとっても『なぜ農家が配達するのか。自分で買いにくればいい』という考え方でした。『おいしいものを作り続ければいつか伝わる』という義父の思いには賛同しつつ、私はこのままでは立ちいかなくなると思って変えてきたんです」 

 

 2人の溝は一気に深まり、取っ組み合いの大げんかに発展。義父に「出ていけ」と言われた伊藤さんは、離婚届を書いて妻に渡しました。 

 

 「でも、やっぱり手間ひまかけて育てたヒナが心配になるんですよ。それで翌朝早く様子を見に行ったら 運悪く義父と鉢合わせてしまったんです」 

 

 再び取っ組み合いの大げんかに。それを見かねた伊藤さんの妻は自分の父に「これからは私たちでやるからお父さんが出て行って!」と宣言しました。娘に言われたショックからか義父が仕事場に姿を見せなくなり、これを機に伊藤さんが後を継ぐことになったのです。 

 

 「妻が私の味方をしてくれたのはありがたかったです。一方、実の父に強い言葉を言わせてしまったのは申し訳なかった。言わせてしまったからこそ、事業を成功させたい。やってきて良かったと思わせてあげたいと、強く思っています」 

 

 養鶏場を離れた義両親とは顔を合わせていませんでしたが、約2年後、義母が病気で入院することに。伊藤さん夫婦は義両親と再会し、その後、義父も病気で倒れたこともあって少しずつ話すようになり、関係が元に戻っていきました。現在は養鶏場が所有する畑を、義父が管理しているそうです。 

 

共同開発した「なま掛け親子丼」 

 

 後を継いだ伊藤さんはウコッケイの肉のブランド化を目指し、加工商品の生産にも乗り出します。「ただ、肉の色が黒く、見た目が良くないという欠点がありました」 

 

 伊藤さんはウコッケイの卵を納めていた東京・人形町の名店「鳥料理 玉ひで」の8代目社長・山田耕之亮さんに手紙を書き、アドバイスを仰ぎました。 

 

 「取引先でしたが、義父と山田社長につながりはなく、私も直接話したことはありません。何と切り出したらいいか考え、義父と大げんかして代表になった経緯などを正直に書きました」 

 

 山田さんとの面会が実現し、商品開発を手伝ってくれることに。試行錯誤の末、ごはんにウコッケイのそぼろ肉を乗せて、「玉ひで」の味付けを施し、ウコッケイの生卵を落として混ぜて食べる「なま掛け親子丼」が完成しました。 

 

 「そぼろ状にすることで、肉の黒さが目立たなくなりました。山田社長は、生で味わってほしいという私の思いをくみ取り、最後に生卵を落とす、一風変わった親子丼に仕上げて下さいました」 

 

 2019年1月、東京ドームで開かれた全国の食や工芸品が集まるイベントで、「なま掛け親子丼」を提供しました。 

 

 その後も、なま掛け親子丼の販売を繰り返し、テレビで紹介されたのを機に、伊藤さんは「玉ひで」と共同開発したそぼろ肉を商品化。2023年から販売を始めました。製造を担う加工会社は山田さんの紹介でした。 

 

 

地元店とコラボした「とろける とりっぷりん」 

 

 手間ひまをかけた伊藤養鶏場の卵は高価格で、東京うこっけいの卵は945円(2024年7月現在、卸先店舗での小売価格)になります。そのため、地元での消費が少ないのが課題でした。 

 

 伊藤さんは2020年、立川市の洋菓子店「パティスリーツナグ」とコラボした「とろける とりっぷりん」を販売しました。「妻の希望でクレームブリュレ風に仕立てました。試作を繰り返し、たまたまトロトロの物ができて『飲めるプリン』にしようと思いました」 

 

 プリン1本に対してウコッケイの卵1個を丸々使い、立川市内の小売店を中心に、1日に最大400本以上売れる人気商品になりました。 

 

 コロナ禍の影響は、伊藤養鶏場にも及びました。取引先の多くは飲食店だったため、卵を出荷できなくなったのです。 

 

 2022年、それまで扱っていた食肉用の鶏「東京しゃも」をやめて、「東京うこっけい」と「もみじ」に集中し、コストを削減しました。 

 

 資材や原材料価格高騰の影響も深刻で、エサ代は1トンあたり4~5万円も上がりました。「コロナ期間中は値段を据え置いていましたが、22年12月、ウコッケイの卵を200円値上げせざるを得ませんでした」 

 

 それでも伊藤さんは前を向き、そぼろ肉の製造元の加工会社と組んで、フレンチトーストやアイスクリームなどの商品を次々開発しています。 

 

伊藤さんはさらなる成長へアイデアを巡らます 

 

 年商は伊藤さんが継いだころの約1千万円から、5倍の約5千万円に増えました。「協力して下さる方々に支えられて今があります」 

 

 今後は加工商品をさらに強化したいといいます。「今は冷凍の商品を作っていますが、開発中のものは温めてすぐに食べられるものにしようと、試行錯誤しています。いずれはキッチンカーでイベントに出向き、提供したいです」 

 

 伊藤養鶏場の法人化も目標です。この先の養鶏場への思いを込めて、「とろける とりっぷりん」のラベルに「Totto Farm」と入れました。 

 

 「子どもたちが小さい時、義父が鶏のことを『とっとさん』と言っていたのが印象深く、『Totto』の由来になりました。将来、3人いる子どもの誰かに継いでほしいと思っています。しかし、仮にそうならなくても卵に関わる仕事をしてほしいなと。その時、『Totto Farm』という名前をうまく使ってもらいたいですね」 

 

 おいしい卵や肉を育てるだけでなく、営業力と商品アイデア、そして熱い思いを原動力に、伊藤さんは事業に邁進し続けます。 

 

※この記事は、ツギノジダイとYahoo!ニュースによる共同連携企画です。 

 

フリーアナウンサー・ライター 丸井汐里 

 

 

( 191122 )  2024/07/15 16:00:37  
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この文章群から読み取れる傾向や論調は、成功事例として紹介されている養鶏業を継承した話に対する感想や考察が含まれています。

読者の中には、家業の継承や起業に興味を抱く人や、成功に至るまでの苦労や努力を高く評価する人がいる一方で、ビジネスの厳しさや家族間の葛藤、事業継承の難しさについて考える人もいます。

また、家業の改革や現代化に取り組む姿勢や、次世代への期待、地域の養鶏業への関心、産業の変化への対応が語られています。

 

 

(まとめ)

( 191124 )  2024/07/15 16:00:37  
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・良い話。 

 

ただ、大成功している訳ではなく、パート含むだろうけど従業員10人で年商5千万円というのは今でも相当苦労していると思う。 

 

これだけやっても、、、と考えると、自ら事業を行うことの末恐ろしさを改めて感じる。 

 

この記事を読んで、ヨシ、自分も起業したり事業再生しよう、と意気込む人がいると思うが、成功者(この記事の例は成功かは微妙で発展途上)の裏には何千、何万もの失敗例があることを忘れてはならない。 

 

 

・サラリと書かれていますが、不安や失敗、農協を通さないことの軋轢、夫婦関係、親子関係、取引先との関係など、本になるほどの山や谷を乗り越えてこられたんでしょう。 

今はなんとか軌道に乗った、というのも覚悟と決意と熱意の結果であって誰にでもできることではないですよね。すごいです。 

 

 

・養鶏では飼育環境の整備が大切だと聞きます。鶏に寄生するダニの一種のワクモや鳥インフルエンザへの対策などと併せて大変な労力を払われているものと思われます。 

 

>ベースとなるエサにはパプリカやマリーゴールドの花弁の粉末などを配合し、濃い黄身の色を出しています。 

パプリカやマリーゴールド花弁の色素はカロテノイド(カロチノイド)と呼ばれ、カボチャやニンジンの色素と同じ種類になります。脂溶性の特徴を持ち、飼料に加えて親鶏に与えると黄身に移行して黄色味が増します。 

 

>現在、東京うこっけいと赤玉鶏卵を産む「もみじ」という鶏を約5700羽飼育し、 

「もみじ」は、国内で育成選抜された純国産鶏の一種だと推測されます。 

後藤孵卵場の説明には、「丈夫で光沢のある美しい褐色の商品価値の高いたまごを良く産みます。もみじが産んだ「もみじたまご」は、肉・血斑が少なく、濃厚卵白のしっかりしたたまごです。」とありました。 

 

 

・畜種に限らず、今はどの畜産業でもエサ代の高騰が天井知らずの状態で大変。 

特に養鶏に関しては、卵も精肉も長く「物価の優等生」の役割を押し付けられてきたおかげで、経費の高騰に対して生産収入の上昇が緩やかすぎてとにかく厳しい状況にあると思います。 

この記事の方のように販売流通を見直し、ブランド化に特化して独自価格の設定で攻めた販売を行っていくことは、とても重要なことだと思います。 

 

 

・>>エサ代は1トンあたり4~5万円も上がりました  

 

読み手の大半は養鶏に疎いです。最低限元値が分からなければ実感が湧きません。また年間に必要になるトン数が分かって初めてその負担の大きさが理解出来ます。 

 

また価格の単位は?キロ単位ですか?10個?あるいは1個ですか? 

 

ドラマとすれば魅力のある記事ですけど、業界紙ならともかく、ネットニュースとして流れて来ても素人には危機感が伝わりません。 

 

 

・どんな仕事でも時代に沿った事業のやり方がありますね。強いて言えば義父がもう少し柔らかい考え方を持っていてくれたらとも思いますが、あの義父とのぶつかり合いが今の礎になったとも言える。男同士の意地のぶつかり合いだからお互いにキツイですよ。私には高額過ぎて手が出ないかもしれませんが、卵は美味しいから頻繁に食べてます。これからも養鶏場の方々の日々の努力が頑張りに感謝して、安心安全な卵をいただきます。 

 

 

・面白かったので、最後まで読ませて頂きました。 

やはりキーは、奥様が握っておられましたね。 

これからも、末永く続けられて下さい。 

 

 

・今の時代家業なくでも婿養子に入る人なんてほとんどいない。 

娘は未婚の人がたくさんいる。 

親が婿養子以外を反対したから、という未婚の娘や、反対に息子であっても嫁は来なくて未婚も多い。 

それもこれも親世代が個人の結婚より家や昔ながらのやり方を続ける家業を第一と拘っていることが少子化の一因だと思う。 

このケースでは婿養子の方が打開したから稀に上手くいっただけで同じことに耐えられる人は非常に少ないと思う。 

 

 

・自分の家の近所の某調味料生産会社も似たような事になっていました。 

先代はこのままが良くて、現社長は改革しなければならないと思っている中での争い事は比較的何処にでもあるのでしょうね。結果的にこの養鶏場も前途の調味料会社も軌道に乗っていることを思うと、時代時代に合わせた経営の大切さがよく分かります。 

 

 

・こうした親の背中を見て育つと社会に出てからすぐには跡を継ごうという気がまったくなくても、ある日突然、やっぱりこの店を潰してはならないという気が沸き起こり実家に帰って継ぐんですよね。家が経営関係をしている私の同級生もそうで、高校卒業してから何年かは全国の職場を転々としたあとは地元に帰って継いでましたね。だから伊藤さんのお子さん3人とも誇りをもって絶対に継いでくれると思います。 

 

 

 

・東京の農業を成功させるための道筋を間違いなく進んでいますね。 

消費者が近くにいることや、高付加価値による高級路線など、東京の農業として生き残るための戦略と努力が素晴らしいと思います。また、地方ではまねしがたい部分も多いでしょうね。 

大動物よりは良いものの、生き物を扱う農業は休みも取りにくく、大変なことと思いますが、暮らし方として継続してくださることを願います。 

 

 

・なるほど。どの業種においても世代交代の壁は厚く、厳しいものがありますね。 

伝統と改革のバランスを間違えると一気に業績は傾きますし、上手く折り合いをつけたその着地点の見極めがとても重要なんだと思います。 

あとは時代を先読みし、ニーズに合ったものを提供していくこと。柔軟に日々頭の中をアップデートしていくことが、生き残りには不可欠なんでしょうね。この方の先見の明は素晴らしいものがあると思います。 

 

 

・パートを含めてとはいえ従業員が10人もいて年商5000万でやっていけるんだろうか。養鶏って飼料とかで相当な生産コストがかかるイメージだが。 

 

経営的にも大成功という印象の記事だが、実際は結構厳しそう。とても良い話なのでぜひとも本当に大成功してほしい。変に大儲けしろとは言わないし、物の値段が安いと消費者としては有り難いが、生産者が適正に値付けして消費者がその価値に見合う適正な価格で購入するという当たり前の世の中になってほしいと思う。 

 

 

・理想的な形だと思う。農業みたいな昔ながらの家長形式のところが新しい家族に新しいことを入れてもらうのはいいことで、それに反対するのも実はいいこと。目新しいし若者に任せようってだけだと、隠れている問題点やネックの洗い出しが遅れたりする。出ていけと言われるほどのやり合うことができたことで新しい風が吹いたと思う。娘さんが夫を選んだもの決め手。こういうとき身びいきや父はああいう人だからと丸め込む方向じゃなくて、自分自身も夫を支持する意思表明で責任を負う。 

商品名に義父が鶏に愛情こめてよんでいた「とっとさん」から「totto」と選ぶ。やり合った果てに仲はいい。ぶつかることを恐れなかったからこその結果だと思う。 

変わるのも勇気もリスクも必要。それを支えるのはイエスマンではないからね。 

 

 

・婿養子になって養鶏場の後継者となる覚悟が初めから有る姿勢が、まず凄いなと思ったな。 

全くの畑違いの職業でも、妻と生まれて来る子どもへの本気を見せられた妻は嬉しかっただろうし、一生この人を信じて生きようと感じたからこれだけ大きく成功したのじゃないかな。 

 

二人の協力や婿養子の並々ならぬ努力有って、また義父と本気でケンカ出来るだけの信念が事業を動かしたのだと感動する。 

 

今後も義父の気持ちも大切に、欲に囚われず消費者達の喜ぶ姿に邁進して欲しいなぁー。こんな経営者はきっといつまでも応援してくれる顧客が途切れないと思う。 

三代四代目と繋がる老舗が現代にも生きてる事に感動します。 

 

 

・数年前まで立川市に住んでいました。養鶏場に卵を買いに行くと、気さくな感じの女性が対応してくださりました。奥さまだったかな?鶏舎を見せてくださり、烏骨鶏の卵の話を聞かせてくれました。こんなご苦労があったのですね。その後、高島屋でも買って実家へのお土産に持って帰ったこともあります。とても美味しい卵です。今は転勤して別の県にいますが、いつか立川に戻ることがあったらまた食べたいです。 

 

 

・養鶏場での仕事は大変だと思う。ただ単に餌を与えるだけではないし、生き物を扱う訳だから、命掛けだと。どんな仕事でも思うけど、手間暇かけているから、結果が出る。色々なやり方はあると思うけど、自信と誇りがあるから出来る。その分苦労や辛さを乗り越えて行かなければ出来ないと思う。 

 

 

・私の実家があった神奈川の田舎で、養鶏場があった。小学生のころ卵を買いにいくと、壊れた卵をおまけにつけてくれるのがうれしかった。私が高校を卒業する頃には養鶏場は閉鎖してしまい、空の鶏舎だけが残っていたのがさみしかった。 

今思い返すと、ひとつの家庭が養鶏場を経営し続けること自体がすごく難しかったんだと思う。 

この立川の経営者さんは烏骨鶏を優しく抱いているところに愛を感じる。 

 

 

・古い考えを変えるのは大変だし、新しいやり方が上手く行くとも限らない。 

自分も農業に絡んでいるが息子さんや養子さんが新しいやり方、売り方に挑戦して破綻した農家は少なくない。 

理想と現実に気づいた時にはもうダメという農家は多い。 

この成功事例は立派な事だけど成功するのは10件に1件あるかどうかだ。 

なんか父親を老害と言う意見もあるけど失敗事例を沢山見てきた父親の気持ちもわかります。 

 

 

・海の家を営んでいますが、やはりシンプルな卵かけご飯が”推し”ですね。 

 

烏骨鶏(うこっけい)はニワトリの一品種である。皮膚・肉・骨が暗紫色をしていることから「烏骨」の名が付いている。烏骨(黒い骨)という名が示す通り、皮膚、内臓、骨に至るまで黒色である。羽毛は白色のものが多く、他に赤褐色、黒色のものがある。体羽は細く裂けて絹糸状となっており、頭の上に羽冠があり、脚も羽毛でおおわれている。成鳥でもヒヨコ同様に綿毛になっている。頭部の肉冠は小さく紫赤色で、毛におおわれていない顔の部分や肉垂は紫青色をしている。一般的な鳥類は指の数が4本であるが、5本ある種類は本種のみ。体格はやや小柄で平均体重は1.5キロ。産卵数は少ないものの、性格がおとなしくヒナを育てるのがうまい。寿命は10〜15年である。ニワトリとしては小型で肉量は少ないが、栄養学的に優れた組成を持つとされるため、スープなどにして食用される。 

 

 

 

・良い記事に見えるけど、土台があったからこそできている事業ですね、ご自身ですべてやっているよに感じますが、裏方の奥さんの努力もかなりあったと思います元不動産ですので、お義父さん基礎知識もお義父さんは団塊世代の方かな、自分の考えを押し通す世代です奥さんの気苦労も記事書いたら良かったのにと、ここまでにするには投資も必要ですし、社員が10人いて販売車も購入、電気燃料も考えると、年商5000万では自分たちの給料もきついのかなと思います頑張ってください。 

 

 

・私も婿養子です。 

奥さんが立派ですね。旦那の味方を全面的にしてあげたのはすごいです。 

旦那の味方をしつつ、でも親の気持ちも汲んであげて、どっちつかずの立場を取る事が多いと思うが。 

そこまでやってもらえると、旦那も意気に感じて頑張れると思う。 

どんなに喧嘩しようが、しょせん親子なんだから、婿養子と義父母の立場とは、同じ言葉を言ったとしても結果が全く誓います。 

うちの奥さんもこうであれば、私の生活も変わったと思う。 

 

 

・奥さんが偉かった。実の父親に「お父さんが出て行って!」って言ったのは辛かっただろうけど、お父さんの養鶏業を守り続けるのは旦那さんのやり方しかないと理解していたからなんだろうな。烏骨鶏のカステラはかなり以前からあるし、プリンだけでなく、ケーキなどの洋菓子にも存分に烏骨鶏卵を使ったものを作って欲しい。 

 

 

・2代目は、初代の成功をベースにするわけだから、まずは初代と同レベルが求められる。その上で改革もしなければならないのだから、家族経営の事業継承は大変だと思う。 

身内にも失敗例があるが、その周りから聞こえてくるのも事業継承の失敗談だらけです。10人雇って年商5000万ですから決して輝かしくはないげと、大成功の部類でしょう。 

 

事業を引き継ぎ、漫然と同じ事をするだけの婿さんだったら、それはそれで不満が出るものです。優秀な婿さんで、お義父さんは幸せだと思います。 

 

 

・自分は最近会社を廃業しました。 

自分には商才がなく、従業員には本当に申し訳ない事をしてしまいました。 

この記事に書かれている事はサラッと書いてありますけど、並大抵の事ではないと思います。よほどの行動力、判断力、決断力がなければ成し得ない、自分には羨ましく思えます。 

年商5千万、経費がどの程度かかってるのかは分かりませんが、決して楽ではないでしょうけど頑張って欲しいです。陰ながら応援しています。 

 

 

・婿養子で事業を継承した、という話になると日本最古の綿布商『永楽屋』の十四世 細辻伊兵衛の名がよぎる。 

家業ともなると株式会社の世代交代とは話が違ってくる。 

実家の家業を継承して変革するのですら、ものすごく精神を削られるだろうに義実家の家業の継承、なおかつ先代と軋轢をともなってやっていくとなるとさらに精神を削られただろう。 

すごい人だ。 

 

 

・引き継いだものを時代の流れにより変化は難しい。特に義父世代はそうだろうと思う。 

職種は違うがうちは祖父から歯医者家業で祖父に時代は患者で溢れていたと聞いていたが、父の代になり閑古鳥でした。テナント開業で特に宣伝や看板すらなくで父に「もう少し宣伝をするべきじゃない?」と進言したが「宣伝などする職種ではなくてそんな恥ずかしい事できるか!」と一蹴されて呆れたのを思い出す。 

実のtでもこうなので義父ともなるとその苦労は相当だったと思います。 

今は成功され義父との関係も改善されているとの事で良かった。 

 

 

・一番の敵は先代。改革するのには金も時間も必要。誰がみても改革は必要だと思う事も、ここの場合、接客販売、衛生など。先代が出てこなくなったから、上手くいった。先代が出できて、あれこれ言って、銀行と手を組まれたら、先代との対応に時間を費やし、気持を費やし上手くいかなかった。それに金、事業を成功させたい、儲けたいが歳をとってくると現状維持。本人は現状維持と思っているが、世間からは見放されている事に気が付かない。本当に頑張ったと思う。継がせるなら、すべて任せるつもりで任せるべき。あれこれ言うと、新参者には厳しい世の中で逆風が暴風になる。 

 

 

・烏骨鶏の肉って、硬くて黒くて独特の香りがするんだけど精がつくんだよね。見栄えはよくないからスーパーに並ぶような商品にはならないけど、滋養強壮とかそっちの方でアピールすればいけるんじゃないかと思う。記事にある通り、育てるのか結構難しいので希少価値もあるし。 

 

 

・私自身、果樹農家の跡取り娘でベテランのパートさんが働けなくなったのを機に農家を継ごうと仕事を辞めました。当時付き合っていた今の旦那も養子にはなってくれませんでしたが一緒に農業をしに私の地元に来てくれました。でも、九州男児で新興住宅地の一般のサラリーマン家庭で育った旦那と昔からその土地で袖を擦り合わせながら代々暮らしてきた私の実家ではお互いの考えが理解出来ず結果、子どもも連れて地元を出てきてしまいました。この記事の旦那さんは優しい。 

 

 

 

・これだけ頑張って、年商5000万円だとまだ苦しいのかな?飼育環境を整えて維持するのにも費用はかかるし、闇雲に規模を大きくできるわけでもないし。 

軋轢を乗り越えたのだから、ご家族が本当に報われて欲しい。 

 

 

・奥様の強さよ。 

そしてそれを出させる旦那の日頃からの姿勢。 

そりゃ成功もするよ。 

 

人の何倍も頭も体も使って。 

それを人が感じてバックアップしてくれる。 

 

人生そのものよ。 

 

義父の譲れないプライドも分かる。 

時代の流れを認めたくないからこそ、執着もするし頑なにもなる。 

それでもきっと心の中では、良い婿が来てくれたと認めてくれてると思う。 

 

こういう人間模様が垣間見えるサクセスストーリー、私はとても好きです。 

 

 

・取っ組み合いの喧嘩を2回‥ 

どちらも養鶏の家業を真剣に考えていたからですよね 

義父さんにもこれでずっとやって来たというプライドもあっただろうし 

今の時代は安かろう不味かろうではなくてすこし値段が張っても美味しい物が食べたい方が多いから 

成功された事例だと思います 

 

 

・素晴らしい経営者ですね。古い体質を刷新し見直すべき所を改革する。出来るようでなかなか出来ない事です。誰しも自分がやって来た事を否定されるのはイヤなモノです。しかし、大胆な手法を取り入れないと変わらないモノもあるでしょう。これは良い事例かと思います。 

 

 

・法人化が目標ということは現在は個人企業、妻が一人っ子なのか他に兄弟がいて家業を継がなかったのか書いてないので、相続の時は大変そうですね 

義父が昔気質だったというだけならこの記事も美談ですが、鶏舎が汚かったなど喧嘩も売っていますから 

いざとなったらすべてを捨てて、また新しくやり直す気概を持って頑張ってほしいです 

 

 

・新風を吹き込むには、時として既存の概念が 

障害になるからね。 

飛び込み営業なんて発想はやはり外の世界を 

知ってるが故の行動だし、コロナ禍も含めた 

近年のご時世、もしそこしか知らない人が 

継いでいたとしたら、もしかしたら廃業やら 

最悪の事態もあったかもしれない。 

伊藤さんは奥さんに頭が上がらない様だけど、 奥さんも婿入りしてまで継いでくれたことに 

相当感謝してるでしょうからね。 

 

 

・生き物係は本当に大変なんですよ。今日は日曜日だから、エサを食べないでくれと思っても家畜さんは許してくれません。必要以上に安売りを前面に押し出すスーパーの影響もあり、高値で販売も出来ないのです。円安で輸入飼料は高騰していますし、人件費も確実に毎年上がっていきます。 

 今の状況なら、酪農、畜産は確実に赤字経営で倒産するところが出て来るでしょう。しかし政治の在り方が、今のままなら歯止めも効きません。 

 政治家は献金してくれる方向にしか目を向けていないからです。 

 

 

・この方のように自主流通を始めて高品質化・ブランド化に成功した途端 

鶏インフルエンザで全鶏処分を余儀なくされ廃業した所を何件も知っているので 

万一の際にも十分な補償を受けられる従来式を守りたい義父の言い分も 

十分理解できます 

 

変にブランド化できない規模であれば大人しくJAの庇護を受けるべきですし 

天災のリスクオフを取れるかが重要な話になっていきます 

 

 

・素晴らしです。 

テレビや雑誌に紹介された私の近所の養鶏所は、店内にハエいるし片付いていない。駐車場だって…。買い物にいっても店主?社長?の年配の男の人に、卵の事聞いていたら「無理して買わなくてもいいよ」と言うので二度と行きませんが、こちらの養鶏場の卵食べてみたいです。 

 

 

・すごくいい話だけど、年商5,000万円か。IT業界ならほぼ利益だからいいけど、畜産業界は経費が多そうで大変なイメージ。あと、いろんなことに手を出してるので、もう少し業務改善に集中した方が伸びそうな気がする。 

 

 

 

・私も零細事業者として、この方と義父様との話、興味深く記事を読ませて頂きました。 

取っ組み合いの喧嘩に至るまでの過程で、日々の生活態度などに義父様も不満を出していたかも知れませんが、奥さまや義母様が裏で上手く立ち回ったのだろうと思います。 

義父母様、奥さまへの感謝、言われなくてもしていると思いますが、今以上に労って欲しいと思います。 

 

 

・30年ほど前、風向きによっては1kmほど離れた南東の住宅地の方まで養鶏場の匂いかしたこともありましたが、かなり前にそういう匂いはなくなっていました。弛まぬ努力、素晴らしいですね。 

 

 

・子どもが出来てしまったがばかりに転職したけどそれが天職になるとは...。殴り合いに発展して出て行っても、養鶏場のことは気になるその愛情深さ、すごいなぁ。高い卵とか使用したプリンとか、なかなか普段は手を伸ばせないけど、絶対に美味しいし贈り物としては最適。自分も何かのご褒美にここの卵買ってみようっと。 

 

 

・分かります。 

私は大きな農家の跡取りで、主人は脱サラして婿に入ってくれました。 

父は働き者、ずっとダラダラ働いてるタイプ。 

主人は怠け者で効率を求めてサクッと仕事したら後は遊びたいタイプ。 

父も人の言う事を聞くタイプで無いのでまあぶつかりました。 

それでも父が生い立ちの複雑な主人を可哀想だ、自分等が守ってやろうとても大事にしているのと、主人も最終的には父は言う事聞かない、一番働いてるからそこは尊重しなきゃいけないというのを分かっているのでなんとか上手く行ってます。 

70後半なのに最近勝手に養鶏にも手を出し始めてここ最近主人がイライラしてますw 

父は生き物や植物の扱いが上手く、それでいてダメなら仕方ないとサクッと諦める冷静さがあるので養鶏は向いてますね。 

主人はクール過ぎて鶏とは別の家畜を以前全てダメにしてしまったし、私は小さい子がいて愛情深過ぎてやっぱりダメ。 

でもひよこは可愛いですよ。 

 

 

・この養鶏場を一から起業して成功を収めたのであれば賞賛に値しますが、元々ある程度のベースがあってこその今回の話しだと思うので、この話しから得るものはないですね。 

今の日本人に足りないのは起業への意欲、スタートアップ精神だと思うので。 

ちなみに飼料にパプリカを入れた卵というのも、黄身の色が良くなるために巷に溢れていますよ。 

 

 

・ご高齢で長く商売やっている方や事業やっている方に気を付けてほしいのは 

とにかく衛生面、清潔さ。 

一人会社の事務所やお店にお邪魔する機会が多いですが、かなりの確率で片付けができていなくて、古い新聞や雑誌が積みあがっていたり、椅子の溝にいつの物かわからないゴミやタバコの灰のようなものがたまっていたり。 

それだけで気持ちが引いてしまう。 

 

義父は2代目で、祖父からそのまま引き継いだのだろうが、不潔な鶏舎やガレージを放置して品質やお客への印象を落とすようなことしておきながら、「いいものを作れば伝わる」「お客が買いに来るべき」と全く矛盾したことを主張したり、その時点でそもそも仕事への熱量がどうなの?って感じる。 

 

 

・素晴らしい方です。親子でも意見の食い違いが発生することが多く大変なのに、婿養子の立場で切り開いて、結果的に義父も認めた方なんで、その精神力で今後も美味しい物を消費者に提供して頂きたいです。 

 

 

・お義父さんも、それでこれまでやってこれたし、改革なんてする必要はなく、これまでのやり方をやれば普通に暮らしていけるからって感じだったんだろうな 

どっちが良いってのはなく、あえて言うなら成功したもの勝ちってところだろうけど、ただ信念をぶつけ合えて乗り越えられたっていうのはうらやましいなと思う 

 

 

・俺だったら出て行け言われたら、ほなさいならで終わりです。 

そこで鳥が心配でまた鶏舎に行くってのが人間性、素晴らしいです。 

たぶん突き詰めるとまだまだ伸びる産業だと思うから、頑張って欲しいです。 

逆に昔ながらのやり方で何も変われない所は、単価も上げられず衰退して行くのは仕方ないよ。 

 

 

・上手くいって良かったですね。義理の父ちゃんは人に頭を下げることをして欲しくなかったんでしょうね。 

なんか数年前に漁師が直接獲れた魚を売ることに周りから反対されたエピソードを聞いていたのでこの話題は似てるなと思いました。 

 

 

 

・興味深い記事ですが、「婿養子」などという存在しない制度をタイトルに書くのはやめてもらいたいものです。 

 

参考に、「婿養子」とは、戦前の家制度のある時代に、娘の婚姻相手の夫を婚姻と同時に養子縁組して「家督を継がせる」制度です。 

家制度、家督というものが廃止になった現代では存在しません。 

 

現在でも形式的には、婚姻と同時に養子縁組すれば実質のない「婿養子」のようなものにはなりますが、そもそもこの記事は、単に妻の氏を名乗っただけで養子縁組はしてないでしょう。何より、その形式だけで言うなら妻を養子縁組する「嫁養子」もできますが、法律的には何の意味もありません。 

 

 

・専業農家に生まれ、22才で学びと修行の後に就農した専業農家です。 

こうした婿養子さんやUターン帰農組などの就農話はバブル時代から山程あります。 

お義父様とは世代が違い現場修行経験も無いので、考え方取り組み方が違うのも無理ありません。 

一番大切な事は玉子の品質や納品先云々等の小手先の事ではありません。 

病に倒れ老いたお義父様が一番待ち望む事は、生え抜きのお孫さん(現在、中学生?)が採卵鶏農家の後継者宣言する事です。 

今や農業に限らず自営業は憧れの対象外で将来の選択肢にも入りません。 

農業後継者の立場に生まれ育ちながら、義務教育後は農学校さえも忌み嫌い進学校へ、そしてサラリーマンや公務員などに流れる輩ばかりです。 

お孫さんが祖父母両親の諍いと後ろ姿から、覚悟を以て学び修行し就農する日が来る事を願って止みません。 

 

 

・ビタミンCを加えれば完全食の卵。高齢者には嬉しいタンパク質ですから。やっと最近毎日食する様になりました。料理のバリエーションも有り美味しく続けられます。有りがたい食材の一つです。毎日食べていると銘柄で味が違うと知りました。 

 

 

・今まで築き上げた事を継続させたいのは分かるが、今は時代にあった事をしていかないと経営が行き詰まるのは確か。それを婿養子さんが主張、行動をされてきたんだよね。お嬢さんもキッパリお父さんに自分達でやっていくから出て行ってと言ったのはすごい。お父さんは納得いかないとは思うが、経営が行き詰まったらおしまいだから分かってほしいな。 

 

 

・烏骨鶏美味しいんだよね。 

母方の実家で飼ってて、卵を良く貰ってたな。プリプリしてて本当に美味しかった。卵かけご飯で良く食べてたなあ。 

絞めた鶏も何度か貰ったけど、身は歯ごたえがあって味は濃厚。出汁も最高に美味かった。 

 

 

・なんでもそうだが。新しいことを認められなくなった時が引退の時なのだろう。古き良きものは残すがそれだけでは世はついてこない。 

あらゆる業種において昔はなぁ〜と言うこと自体最新の阻害になることをオッサンとして理解しなきゃなぁと改めて思わせていただいた。 

 

 

・記事を読む限りでは義父は典型的なダメな二代目という印象。親から継いだ事業を時代の波があるとはいえ規模を縮小させた上に環境の改善をしようともしない。婿養子になって継いでくれと頼んだ相手が結果を出してるのに、しょうもないプライドが邪魔をしていちゃもんを付ける。この婿殿本当によく我慢したよな。こんな優秀な人材が来てくれたって宝くじが当たるくらいの確率だと思うよ。今は義父もせめて心の中では感謝してると信じたい。 

 

 

・烏骨鶏をケージ飼い? 

烏骨鶏は元々は 年に2回程度 自分が産んだ12~3個の卵を温める習性があるために たくさんの産卵を期待出来ないから貴重扱いされてきた鶏なのですが 

東京烏骨鶏と呼ばれる品種は 品種改良?されて 採卵鶏の白色レグホン(一般的に 最近はどの品種も就巣性は無いようですが)のように 卵を産み続けるようですので 

問題は そうなると いくら烏骨鶏の卵だと言っても 高く売れるかどうか? 

そして 人工孵化した雛の6割くらいはオスですけど それをある程度育てて肉にしても 皮膚の色が黒いのと 元々肉用の品種じゃないから 薬用以外には決して売れないでしょうし 

実際の話 どうしてもやっぱり 烏骨鶏頼りの経営は苦しいままでしょうね。 

 

 

・卵は物価の優等生と良く以前聞きましたが、大昔わたしの祖母の兄が養鶏場を営んでいて、仕事内容が物凄く大変 

立地場所、衛生管理、飼料代等、、 

ハッキリ言って日本は安すぎ卵代 

私は高くても美味しい卵を買ってます 

安売りのと味が全然違うし、理由は判りませんが賞味期限が長い 

時間が有る時は伊勢原の(神奈川)寿雀卵をまとめ買いに行きます 

横浜からドライブがてら行ってますが以前は朝十一時には売り切れて買えない時も 

日本の養鶏業者さん達がんばって下さいです 

 

 

・個人事業の経営はキラーと光るものが無いと長-く出来ない。毎日努力成功しても時代の流れ変化で売り上げに変化が起きる、毎日が努力です。 

将来に何か目標を持ってが良かったのでしょう、売り物は生き物です連休も何も無いでしょうが、頑張るの言葉は好きでは無いので言いませんが努力時代の変化がキーワードです。毎日一生懸命やりまっせ。 

 

 

 

・団塊世代の方々が作ってきた世の中、時代も変わりSNSの普及により世の中の仕組みが変わってきて、付いていけない年配の方々は自分のやり方を否定されたくないようで、それを次の世代が入って変えるのは、かなり大変です。 

私はスマホでほとんどお客さんと業者さんと連絡取っているんですけど、父からみたらスマホで遊んでいるようにしか見えなくて怒られました。口喧嘩になります。世代交代はお早めに。 

 

 

・スタッフ10名で年商5000万円は、かなり厳しい経営だと思います。おそらく最低賃金で来てくれるパートさんがほとんどなのかも知れませんが、それでも常にギリギリな感じでしょうから、いかに難しい商売かわかります。 

 

 

・ここまで情熱を持って仕事が出来ることが素晴らしいと思います。 

義理の父親と喧嘩するのも情熱が無ければ出来ない事。 

元々の才覚を妥協せずに伸ばした結果が今の成功に繋がっているんでしょうね。 

 

 

・私も他人に事業アイデア等出したり、自らも、両親の事業を継いでいます。ビジネスを続けられる環境を作っておられるので尊敬いたします。 

1代くらいは、贅沢しても次がない方もおられますし、、、 

年商では、わからない部分も、あります。大きくすれば、目が行き届かなくなります。試行錯誤しております 

 

 

・この方は正直な人ですね。 

人には言いたくないことも正直に他人に話したり記事にしてもらったり、きっと経営にも実直さが出ているんだろうと思います。それで応援してくれる人がまた増えて・・・。これからもご家族なかよく商売繁盛でいけますように。 

 

 

・「デフレ脱却音頭」作者のしまじろうです。 

新陳代謝と言う言葉が有りますが、世の中には間違った理解が有るようです。 

森林で言うと、老木(寿命が尽きた)は倒れた後、不朽菌により分解され次世代の肥やしに成ります。 

老木が無くなれば、それまで太陽の光を独占した物が無くなるので、 

その下で太陽の日に当たらなかった木々は、太陽の光と肥やしで次の世代が紡むがれること成るのです。(高校生の生物学の知識引用) 

高齢者は如何すれば、次世代の有益な肥やしに成れるか真剣に考えて欲しいものです。 

 

 

・義父も跡を継いで欲しい、と言ったわりに、出ていけ、とは如何なものかと。 

跡を継いで欲しい、と言うのは全てを任せてもイイと考えたからではないのか。 

ただでさえ婿養子なんて貴重な存在なのに事業まで継いでもらって、もっと大切にしないと。 

 

 

・羨ましい。 

でも、相当の覚悟がないと出来ない話。 

時代に即してアップデートは必須。 

根拠はデータ管理。 

奥様、凄い方ですね。 

祖父が創業、父が二代目として、自身が育てて貰ったのに、旦那さんを信頼したんですね! 

素晴らしい! 

後継者問題で家業や事業を畳む方々が多い中、二代目のお義父さんは腑に落ちない部分はあれど、娘と子供を幸せにしてくれれば文句ないだろうし、娘が信じた男を認めるって感じかな? 

自分が事業をしている訳でもないけど、年頃の娘を持つ父としては、色々妥協すべき点はあると思う。 

協力してやっていければもっと良くなると思うのだけど…。 

 

 

・勤め人時代の経験を活かして飛び込み営業までこなすマルチ活動はスゴいし、義父さんのマチの姿勢では得られない成長を遂げたね。その間に知り得た人脈でさらなる発展を試みるなど、事業者としての意識の高さは尊敬できるわ。やはりここまでやらないと今の世の中での成功は叶わないんやな。 

 

 

・親世代と意見がぶつかる事は必ずあります。農家の方と仕事を携わってますがよくみかけます。自分もそうですが開拓は簡単にいきませんね。頑張ってほしいです。 

 

 

 

・一家で養鶏やって年商1000万て、よくそこを継いだなと思ってしまった。 

それは義父さんのやり方のままでは立ち行かないという危機感は正しいですよね。 

生き物を元手に金を稼ぐって、本当にごまかし効かない商売で厳しいだろうなと思う。 

 

 

・軌道に乗ったから美談だろうけど結果が出なかったら好き勝手やって廃業の危機だったかもね 

農業も畜産業もそれ以外の職種も誰かがやり方を変えていった上に最良に近づいたりするんだろうと思う 

軋轢にも負けないメンタルと信念には頭が下がります 

 

 

・婿養子に入って欲しいとお願いしときながら、勝手な義理父母だな 

ただの働き手だけ欲しかったのが見え見えだな 

 

そもそも自分のやり方だけで行き詰まっていたのは当の本人もわかっていた事だし改革を前提で声をかけたんじゃないのか 

 

身内の事業承継の難しさはわかるが、第三者のそこで働いている従業員からすればいい迷惑だし、身内のゴタゴタなんて関わりたくないから、中小企業や身内企業はしっかりと全体的に考えた方がよい 

従業員も自分の限られた時間を割いて労働してるのだし、仕事はそれだけじゃ無いので、退職者が沢山出てそれこそ経営が成り立たなくなる 

 

 

・ただの婿じゃなくて婿養子って事は、結婚と同時に妻の親と養子縁組をしたって事だよね。不動産から全く別の生き物相手の仕事ってだけでも大変だけど、他所の家庭に入る事への苦労もあったろうに。適当にこなすでも無く不貞腐れるでもなく、根が立派な人なんでしょうね。 

 

 

・俺はお父さんの気持ちが分かるような気がする。自分なりに一所懸命やってきた事を、後から来た奴にアレも駄目コレも駄目と言われてるようで、しかもそいつのやり方の方が儲かるとなれば、自分は何だったんだろうってなるよ。この人ももう少しお父さんの事を考えて、自分のやり方を受け入れてもらえる努力をした方が良かったかも。何せ土台となる養鶏はお爺さんとお父さんがここまで大きくしたんだから、ある程度はリスペクトしても良いのかなと思う。 

 

 

・成功はやはり奥さんだね。養子は難しいですが良く頑張りましたね、これからいろんな試練がありますが自分の経営理念を信じ食の素晴らしさを提供してください。 

 

 

・生き物を育てての商売は休めないから大変だ。 

また掃除や糞の後始末も人手がかかるので従業員も10人じゃ給料から社会保険やらで5千万の売上じゃキツイだろうな。 

俺は工芸品の制作販売を妻と2人だけでやってるが、生き物相手じゃないので休みはいつでも取れるし、在庫も腐ったり劣化する物じゃないのでのんびり売ればいい。 

夫婦2人で年商1,300万、年間休日100日以上で 

従業員もいないから気苦労もなく、卸しをしない直販なので取引先に頭を下げる必要なく毎日気楽に生きている。 

子供も独立して夫婦の食い扶持だけ稼げばいいので経済的にも余裕があるしね。 

だから生き物を育てて、かつ従業員を雇って商売してる人は凄いと心底思う。 

怠け者の俺には無理だな。 

 

 

・すごいなぁ 

営業で鍛えた技と肝っ玉と実行力を遺憾無く発揮して、自分を信じて前を見ていく、強い生きる力を感じました 

失敗も数えきれないほどあったでしょうしこれからもあるでしょうし、この記事が良き宣伝になればいいですね 

 

 

・伊藤さん、夢を卵に託し続ければ金は後から付いてきてもっと楽しくなる事さょう 

経営者はオリジナルの理念を持って入れば負ける事は無いと。 

その理念は形になり残っていきます。 

頑張ってくだしい。 

 

 

・大塚家具のことを思い出した。可愛い娘が、爺様を会社から追い出した。最初は、仕事のうまくできない、上司アレルギーのやからが、かぐや姫をヒーロー扱い。しかし、交戦好きな経営者は、勘違いが多い。爺さまも娘の旦那だから、自分が歳もとったので、引くしか無い、軟化するしかないと悟ったのだ。認めてくれたのではない。娘が可愛いだけ。経営の判断は、一時的な成功で論じるべきでは無い。引退してから。自分の知り合いも会社役員で、羽振がよかったが、自己破産が必要となり、離婚したよ。 

 

 

 

・このモチベーションと探究力がすごいなぁ、と無いものねだりの自分としては羨ましく、尊敬しますね。お義父さんの反対をのぞけば、全てがこの方の生き方にはまったんでしょうね。 

 

 

・色々やりたいと時に、営業かコンサル経験がある人って強いよね。 

 

最初1軒でも繋がれば、その実績から次にいけることも多いが、 

営業能力がない人は、コネクションでもない限り、その最初がなかなか難しい。 

 

 

・どこの職場にも高齢層の考えがネックになるんだなと、ここを本気でぶつかって改革したりする根性はなかなか出来ない。日々、やんわり少しずつ少しずつしか言えないので、一つのこと変えるのに半年から一年はかかる。 

結果、変更するのが時代にあっており、業績も上がる。なんで高齢者は頭の固い人が多いのか。なかなか新しいことを次の世代に見守ってやらせようと言う人がほとんどいない。定年が延長されるようだが、それもかなり問題あると思うわー。少子化だから仕方ないか。 

 

 

・婿養子ということで少数派の妻側の姓を名乗っているようですね 

周囲の反対と言っても、義父の方はあまり仕事に影響力なかったのでしょうね、協力なかったらすすまない会社だったら強行できませんし、義父の方も言ったはいいが、出て行かせてもしばらくしたら立ち行かなくなったのでは 

 

 

・爺さんは、ユーザー直販による売り先リスクまで背負うのは農家には危険って判断なんでしょうね。「飲食店や小売にはいつ夜逃げされるか分からない」そんな回収不安があるのかも。 

農協経由の系統販売は、確かに利益率は上がらない。ただ、農家のリスクは低い。 

あと、地元の中での突出も古くからの農民としては、大都市近郊とはいえ地域の中で居づらかったかも。なんだかんだ農家間の繋がりで産地維持されているところはあるからね。 

 

爺さんの苛立つ背景はなんとなく想像されるとこだけど、日本の農業を維持していくには、そういうアグレッシブに行う跡継ぎに賭けるしかないよね。 

 

 

・素晴らしい方ですね。 

 

それと、衛生的な環境に改善してくださって無関係ながら自分としても嬉しいです。 

どうもありがとうございます。 

 

いつか機会があれば、卵など食べてみたいと思います。 

 

 

・有名になると、”士”と名前の付くよからぬ輩が入り込んでくるので、十分注意して貰いたいものだ。  聞いた話だが立川には、株の取引にのめり込んだ詐欺師同然の年配公認会計士が居ると何かに出ていた、立派な企業には注意が必要 

 

 

・うこっけい945円が何個入りかわからない。地元の玉子は、1ケース10個ではなく20個以上入っている物もある。うこっけいの値段を知らないから、1個945円なら高いが、10個入りならそうでもない。玉子は必ず10個入りではないので、何個入りでいくら、何個入りが200円値上げなどと記事には書いてほしい。 

 

 

・>再び取っ組み合いの大げんかに。それを見かねた妻は自分の父に「これからは私たちでやるからお父さんが出て行って!」と宣言しました。 

娘に言われたショックからか義父が仕事場に姿を見せなくなり、これを機に後を継ぐことになったのです。 妻が私の味方をしてくれたのはありがたかったです。 

 

→奥さんが夫の側に付かなかったら、今の状態になっていないし、最悪離婚にもなっていたかも。 

昔ながらの養鶏場や養豚場では記事のように衛生状態良くない所も多い。 

 

 

・現状維持と改革の相剋は、どの業種、どの行政にもありますね。良いところを残しつつ、時代に合わせて変えていくのかな。私が住んでいる某県の某市でも、お金が無くて道路の修理もままならないのに、現状維持派と改革派が常に対立しています。 

 

 

 

 
 

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