( 191486 )  2024/07/16 17:11:55  
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福岡地裁で元交際相手を包丁で殺害した男に対し、検察・弁護側が控訴せず、懲役20年の判決が確定した。

被告はストーカー規制法に基づく「禁止命令」を受けていたが、それを無視して犯行に及んだ。

1審では殺人を認めたが、ストーカー行為については否認した。

最終的に検察・弁護側が控訴しなかったため、20年の懲役刑が確定した。

(要約)

( 191488 )  2024/07/16 17:11:55  
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去年1月、博多駅前の路上で元交際相手の女性につきまとったうえ、包丁で刺して殺害した男の裁判で、検察・弁護側双方が控訴せず、懲役20年の福岡地裁判決が確定しました。 

 

【写真で見る】博多駅前ストーカー殺人事件 懲役20年の1審判決が確定 

 

判決が確定した寺内進被告 

 

1審判決によりますと、元飲食店従業員の寺内進被告(32)は去年1月、ストーカー規制法に基づく「禁止命令」を受けていたにも関わらず、博多駅前の路上で元交際相手の川野美樹さん(当時38)につきまとったうえ、包丁で複数回突き刺して殺害しました。 

 

6月福岡地裁で開かれた裁判員裁判で、寺内被告は殺害を認める一方、ストーカー行為については否認していましたが、福岡地裁の冨田敦史裁判長は、待ち伏せについて「合理的な疑いが残る」として認めなかったものの、つきまといについては認定し、「ストーカー規制法違反にあたる」と指摘。寺内被告に懲役20年を言い渡していました。 

 

福岡地裁によりますと、控訴期限は今月12日でしたが、検察・弁護側双方はいずれも控訴せず、判決が確定したということです。 

 

 

 
 

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