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続々始まる“工学部の女子枠入試” 就職も絶好調なのになぜ女子学生に敬遠されてきたのか、いち早く導入した芝浦工大担当者に訊いた

マネーポストWEB 7/16(火) 15:16 配信

https://news.yahoo.co.jp/articles/975d2e45aac029cee6fe35ebf0985c89fd121a31

 

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「女子枠」入試が話題になっている中、芝浦工業大学は2018年から女子枠入試を導入している。

工学部に女子志願者が少ない背景や、女子学生がなぜ工学部を選ばないのかについて、芝浦工業大学の新井剛教授にインタビューが行われた。

工学部は就職が好調であるが、女性の就職先も多様で、育児との両立も考慮されている。

女子枠入試を導入した私立大学が努力して女子学生の増加に成功している一方で、国立大学の女子枠入試では志願者数に格差が見られるなど課題もあるようだ。

(要約)

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芝浦工業大学は2018年から女子枠入試を導入してきた。写真は豊洲キャンパス(写真:イメージマート) 

 

 東京工業大学や京都大学などの国立大学の工学部で「女子枠」入試を開始することになり話題を集めている。背景には工学部に女子の志願者が少ないことがある。現場の大学側はどのように考え、対策をおこなっているだろうか。『中学受験 やってはいけない塾選び』が話題のノンフィクションライター・杉浦由美子氏がレポートする。【前後編の前編。後編につづく】 

 

【画像】「女子なのに東大?」東大が問題提起をしたポスター 

 

 * * * 

 工学部は就職が非常に好調な学部である。ところがなぜか女子学生が集まらないという悩みを抱えつづけている。それを打開すべく、東京工業大学や京都大学などの国立大学の工学部で「女子枠」入試を開始することになり話題を集めている。今や国立大学の4割が「女子枠」入試をすでに導入、あるいは導入見込みであると報じられているが、その中で格差も起きている。 

 

 2024年の東工大の物質理工学院の女子枠入試は募集定員20人に対して志願者数が128名で、6倍を超える盛況ぶりだが、一方で富山大学工学部や金沢大学理工学域、大分大学理工学部などの女子枠入試は定員割れだ。 

 

 金沢大学理工学域 機械工学類の女子枠は定員20人に対し、14人の志願者で、合格者が11人。この金沢大学の女子枠入試は評定偏差値、英語検定資格や英語テストのスコアでの出願条件はなく、共通テストで数学・理科・外国語を受験することのみが出願要件となっており、出願のハードルは高くないにもかかわらずだ。地方の国立大学工学部で女子を集めることがいかに厳しいかが分かってこよう。 

 

 現在、女子大に学生が集まらなくなっている。企業が一般職採用をしなくなったので、女子も男子と同じ条件の総合職で就職をしないといけない。そうなると女子大に行くメリットが分かりにくくなっているからだ。そういう総合職志向の中では工学部は女子にも人気が爆上がりしていいはずだが、なぜかそうはならない。 

 

 このように、注目を集める工学部の「女子枠」入試だが、これをいち早く導入した私立大学が東京・豊洲の芝浦工業大学だ。2018年度から女子枠入試を始めている。芝浦工大は就職が非常に好調なことで知られる。『大学通信』が発表した「2023年有名企業400社実就職率ランキング」で12位。私大では豊田工業大学、慶應義塾大学、早稲田大学、東京理科大の次にくる。その芝浦工大も長年、女子率の低さに悩んできたが、女子入学者の比率が2023年度の21.2%から2024年度は26.6%と上がってきている。いち早く女子学生を増やすために創意工夫や努力をして、それが数字に表れているようだ。その芝浦工大のアドミッションセンター長の新井剛教授に話を訊いた。まずは「なぜ、女子は工学部を選ばないのか」について質問をぶつけた。 

 

――そもそもなぜ工学部は女子が少ないのでしょうか。就職実績がいいので人気があってもいいと思いますが。 

 

「理系を選択する女子は増えていますが、高校で進路を考える時にバイアスがかかってしまうんです。親御さんなどの周囲の大人が『せっかく理系に進学するなら手に職をつけた方がいい』と医学部や薬学部への進学を勧めます。医療系以外の仕事につきたいとなると、理学部を選択することが多いんです。理学部が化学科や数学科、物理学科など、高校での学びに直結しており、なにを学ぶかが分かりやすいからでしょう」(新井教授・以下同) 

 

 

――確かに、理学部の化学科は昔から女子学生は多いです。女子学生は化粧品や日用品などのメーカーへの就職を憧れる場合も多いですから、理学部はその希望の就職に近づけるように見えるでしょうね。実際にはそれらのメーカーへ工学部からも多く就職していると思いますが。 

 

「高校生にとって工学部の内容や専門性は想像が難しいのだと思います。私の専門は材料工学で、工業製品の材料であるアルミニウムやゴムといったものの研究です。ところが『材料工学を教えています』と高校生に伝えると『お料理の材料ですか?』と返されることがあります。 

 

 一方で、材料工学がなにかを具体的に理解して選択し本学で学んだ女子学生は、化粧品や日用品などのメーカーへ就職していくケースはとても多いんですよ。また、高校生にとって土木工学も少し想像が難しいと思いますが、その中身はPCやドローンを駆使した測量や計測など、高度な最先端の技術を駆使するもので、最初に持つ『土木』のイメージとは大きく異なるでしょう。実際に本学の土木工学科には多くの女子学生が在籍しておりますし、彼女たちの就職先も自治体からプラントメーカー(三菱重工業やクボタなど)と多岐にわたり、キャリアの選択肢も幅広いのが工学系学部の特徴だと思います」 

 

――パソコンを使った設計などの仕事は、リモートワークも多いから、育児との両立の面でも女性も働きやすいですよね。 

 

「かつては女性は出産をしたら、仕事を辞めたり、業務内容が変わったりすることもしばしはありました。医療専門職につける学部……医学や薬学が人気だったのはそういった社会背景があったからだと思います。医療専門職の資格があればいったん仕事を辞めても同じ仕事に復帰できるからです。 

 

 しかし、今は民間企業で働いていても出産後も働きつづけられますから、もっと視点を広げてもらいたいですね。本学が女子枠入試を始めたのは、大学に女子学生を増やして学生の多様化を目指すと同時に、企業からの理系女子学生のニーズに応えたいということもあります。昨年まで私は就職担当をしていましたが、女子学生の就職は非常に好調です。いくつも内定をもらってどこに行こうと悩んでいる女子学生の姿を毎年、よく見かけます」 

 

 今回はなぜ、女子生徒が工学部へ進学をしたがらないかについて、芝浦工大の新井剛教授に訊いた。次回はインタビューの続きを公開していく。工学部の女子は就職が非常に好調だという。では、それはなぜなのか。また、総合型選抜で「学力は十分なのか」という根強い指摘もあるがそれを大学としてどう考えるのか──。 

 

(つづきを読む) 

 

【プロフィール】 

杉浦由美子(すぎうら・ゆみこ)/ノンフィクションライター。2005年から取材と執筆活動を開始。『女子校力』(PHP新書)がロングセラーに。『中学受験 やってはいけない塾選び』(青春出版社)も話題に。『中学受験ナビ』(マイナビ)、『ダイヤモンド教育ラボ』(ダイヤモンド社)で連載をし、『週刊東洋経済』『週刊ダイヤモンド』で記事を書いている。 

 

 

( 191612 )  2024/07/17 01:31:39  
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(まとめ) 

工学部や理系分野での女性の少なさに関する意見や課題は、様々な視点から提示されています。

一方で、女子枠や性別による差別を問題視する声もあります。

女性が工学部を選ばない要因として、イメージやライフプランへの不安、職場環境の厳しさなどが指摘されています。

また、一部の意見では、女子枠を一時的に設けることや多様性を促進する取り組みに賛成する声もありますが、長期的な目標としては撤廃すべきとの意見も多く見られます。

結局、女性が理系に進むためには、職場環境や社会の意識改革など、さまざまな要素が関わってくることが示唆されています。

さらに、高校や大学、企業などが、女性の進学や就業を促進するための具体的な取り組みを行うことが求められています。

( 191614 )  2024/07/17 01:31:39  
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・製造業の上級研究者をしていますが、うちの会社では研究職でも開発職でも、入ってくる女性はやっぱり総務や経理の女性と明らかに傾向が違います。このギャップ、特に多感な時期には同性同士の疎通がかなり難しく、やりづらかっただろうなと、やっと理系女子が揶揄されない環境に落ち着いている彼女たちを見て思います。 

 

でも記事の中にもありますが、本当に悲劇なのは、別に理系が好きでもないのに、無理に拡大された女子枠入試によって工学部、あるいはそこを通過できても製造業の開発部などに配属されてしまう女子です。実際枠が強制拡張されるまえから、こういう女子は存在していて、彼女たちは好きでもない開発業務に従事していくうちに、やがて疲れて壊れ離職します。 

 

危惧されるのは、こういった無理やり理系女子を無理やり生産する望まれない仕組みなのではないかという点です。 

 

 

・何年か前に、都立高校の男女別定員が問題視され、 

今年度の入試から撤廃されました。 

男の立場からも当然の流れだと思っていた矢先にこれです・・・ 

 

女子枠ってどう考えても男女差別です。 

入試では余計なことはせず、試験の点数だけで 

男女問わずに合格者を決めるべきだと思います。 

 

男性と女性では思考の傾向が違うという話を聞いたこともあり、 

工学への適性の違いとなっているのではないかと思います。 

科学的な根拠はわかりませんが、 

だからと言って男女を区別するのではなく、 

機会や試験は平等に与えられるべきだと思います。 

 

 

・単純に女性が働きにくいから、増えないだけだと思います。 

医師や薬剤師、看護師なら、出産後も時短勤務、パートでも働けます。 

工学部を卒業した後、時短勤務やパートで働ける仕事は限られています。 

コロナの頃ならフルリモートでも働けましたが、今は出社に回帰しています。 

IT系は、フルリモートの仕事も多いですが、一部の優良企業に限られており、上位トップ層でないと自分の要求通りのライフスタイルで働くのは難しいです。 

 

 

・自分は工業大学土木工学科を出て道路設計をやってきました。PCが出てくる前は広い部屋にネットを外した卓球台を置きA0用紙に2mの円弧定規やクロソイド定規を使って手書き図面が主流で会社に出ないと仕事はできませんでした、その後CADが進歩し普及したためソフトさえ有ればどこでも作図出来て図面データのやり取りで依頼先の担当と一度も面会打ち合わせすること無く電話のやり取りで仕事が完了するようになりました。女子でも工業大学卒業後2~3年程で作業ノウハウを習得してしまえば育児期間のある程度の作業は出来て空白なく作業スキルを積み上げるのは可能ですよ!ただスケジュール管理は任されますから出来なければ数日徹夜も有り得ますが仕方が無いことです。土木設計は下請けでも給与は良く30歳前後で700万円程もらえましたね。ただ残業も多かったですが(笑)大学進学は憧れでは選ばず将来の給与額を考慮して選択するのが大切です! 

 

 

・個人的に,国立大学一般入試における女子枠は好ましくないと考えています。入学段階で大学が望む理系学力に満たない者への性差による「ゲタ」だからです。 

一方,入学段階で理系学力が足りているのであれば,推薦入試等で男女別枠があっても比率も含め大学の裁量だと考えます。女子枠だけなら反対です。 

別案。たとえば,東京工業大学(東工大,秋から科学大)は,付属高校として「スーパーサイエンスハイスクール」と「スーパーグローバルハイスクール」の両方をもつ学校を擁しています。この付属高で大学が望む理系学力を備えさせた学生であれば,男女別枠の推薦でもいいと思います。さらには,高校入試段階での男女比率調整でもいいと思います。世の中には女子高・男子高だって存在しますし。 

もし,国家として理系の男女比をもう少し女性多めにしたいのであれば,旧帝大クラスに付属科学女子高を設置するのが不平等じゃないやり方だと思います。 

 

 

・70歳代の義理の母は、国立大学の工学部出身だと聞いています。 

当時の工学部の男女比率はわかりませんが、女性が少なかったものと推測されます。学部や学科内では必然的に目立つ存在であったかもしれません。このためか、有名企業の社長や経験者の方などの知り合いもいらっしゃるようです。少ないからこその利点もあったかもしれないですね。工学部に入学した(入学を志した)経緯など聞いていないので、またの機会に質問してみようと思います。 

 

 

・高等基礎教育機関における入学試験というのは、公平性が担保された制度だと思います。 

入学後の学習内容につながらない、「最大瞬間風速」をはかっているに過ぎず、本当の学力ではない等の批判はあるでしょうが、少なくとも努力の成果を示すことができるという点では、それに臨む人にとっても有意義なものでしょう。そうであれば、その公平性はできる限り保持されて欲しいと思います。今回のことに限らず「○○枠」等をもうけるとその枠で入ったという偏見がつきまとい、公平性が損なわれる気がします。それは、いろいろな面で不都合が生じると思います。 

さらに書けば、そういう枠を使って入った場合、失礼ながら学力的にどうなのでしょうか。「一般枠」よりも優秀な人であれば何ら問題ないでしょうが、そうでない場合高等基礎教育に落伍する可能性すら危惧します。大丈夫なのでしょうか?。ということも考えました。 

 

 

・現状、女性が少ないからという、能力以外の理由で理系進学を敬遠する人がまだ多い。 

同じ境遇の人が少ない環境へ飛び込むのには非常に勇気がいる。 

まずは数を増やし、将来がある程度想像できるような状況を作ることで女性の理系進学の流れが作れる。 

 

男性女性共に自身の能力に適した進路を無理なく選択できる環境が整うまでの時限措置としては意義があると思う。 

間違いなく男女平等に反するので、将来的には必ず撤廃しなければならないとも思うが。 

 

 

・理工系学部は高校の学習の延長上にあるので高校の教科書の内容を理解できていないと大学の講義についていけません。大学側も水準に達していない学生がくるとメンドウなので公平に判断してくれると思いたいです。女子は講義をサボる人が少ないのでなんとか留年せずに卒業までは辿り着けると思いますが。 

 

リケジョなんて言葉がなかった頃の理学部卒女子としては女子枠は不必要と思っています。枠があることで物理学科や機械工学科に女子一人状態は回避できるでしょうけれど、物理学や機械工学を志望する女子はそもそもそういうことは気にしてないスタイルでした。 

女子枠があると送り出す親御さんは安心するのかもしれませんね。 

 

 

・女子だから、で塾にも行かずに独学で二つの学校を受験。一つはかなりの難関大学。滑り止めには平均レベル。難関大学の方に行きたかったなあ。でも、過去問みても独学ではやっぱり無理だったかなあ。 

お金無いからっていわれ、まあ行かせてもらうだけありがたいと。 

 

でも、その後、いらないやらないといったのに、結婚式に和服何十枚やら会場費用の多額のお金を出してくれた。 

気持ちでは、そんなお金があるなら、塾代を払って欲しかった。 

 

 

 

・共通試験で数学、理科、英語だけって、女子枠って酷いな。国立大理工系で数3を避けて通れるなんて。 

数3の複素数やらなくて国立理系学生になれるなら、一昔前の国立文系学生より数学リテラシーは低いですね。(当時は数2Bで複素数があった為センター試験対策で国立文系でも勉強している) 

 

数3を避けて勉強しないような女子より、数3をマトモに勉強している男子の方がずっと優秀ですし、企業もそのポテンシャルの高い学生の方が欲しいと思うよ。 

 

 

・工学系の大学院を修了し、メーカー勤務している40代の子持ち主婦です。 

女子学生の間口を広げるという意味では効果があるかもしれませんが、そもそも女子高生が進路選択において工学部を選択しない以前に物理や化学選択が少ないということが問題なのだと思います。 

女子枠を広げても元々工学部を志望していた数少ない女子高生が、一般枠から女子枠で受験するだけにならないか心配です。 

 

 

・うちの娘も理系に進んだが、話を聞くと、女子はどうしても、数IIIと物理に高い壁を感じている生徒が多いようである。 

壁だけならまだしも、そもそも数IIIと物理の勉強内容に、興味を持てない子も多い。 

 

数IIIと物理の勉強が楽しくて、興味を持てる女子なら、もともと工学部を志望するだろうし、女子枠が無くても、一般入試で合格できると思う。 

 

結局国立の工学部に行くなら、共通テストで物理、2次試験で数IIIは避けて通れない。 

理系の他の学部であれば、理科も、化学と生物でよかったり、そもそも数IIIが不要な理系の学部(生物系など)があるので、そっちに流れて行っている。 

 

工学部の女子枠を設けることで、合格を取るため無理やり工学部を志望させられるようなことになったり、興味が薄いまま進学しても、やる気が出てこなければ、その分定員が減った、やる気のある男子にも申し訳ないことになってしまう。 

 

 

・女子学生で理科と数学ができれば幅が広がる。うちの高校も部活動にSTREAM部活動を創設したら結構な人数が所属して理系素養を会得した。部活動の実績が買われて推薦AOで工業大学や理系学部、高専編入まで行くものが大半となったのさ嬉しい。 

 周辺の中学高校大学企業にも声をかけまくると結構な女子中学高校生が集まるようになった、 

 

 

・単純に入試で不平等なものが受け入れられているからであり、男性だから女性だからと言っている時点で何も進展はなく、大学も企業も色目なしで優秀な人材を獲得するほうが健康的だと思う。 

ヨーロッパの大学にいたがこのような不平等があれば男女ともに平等に扱えというだけで、工学部に人気がないのは理系文系に分ける文化の影響もあり、男性も女性も情報は同じ。 

 

 

・娘が工学部に通っています。電気電子工学が専門ですが、とにかく微分積分、ベクトル、物理などが必須で専門の勉強もそれらを使ってやっていきます。 

親の私も、何をしているのかチンプンカンプン笑 

高校の数学や物理とはレベルが変わり、落単も多数。 

また、とにかく女子が少ないので(9対1以下)、同性の合う友達がなかなかいないらしく、結局男子とつるんでいるとのこと。 

そもそも、機械や電子機器(中身)に興味を持つ女子は少ないし、物理選択の人数も高校から極端に少ないし、やっぱりキラキラした学生生活に憧れがちな女の子には、人気なくて当然だと実感しています。 

 

 

・私は工学部の大学を卒業した女だが、関連企業で働き続けている同期女性は少ない。工学の本質は「モノづくり」であり「技術者」を目指すことになる。経験を積むにも時間がかかるし、一つのプロジェクトの工期も長い。会社毎に持っている技術の詳細も違う。つまり、医療や薬学のように、働く時間や場所を柔軟に変えるのが難い業界で、女性のライフプランとの親和性が悪いのだ。結局は「現場」に出る必要のない関連企業に転職するパターンが多いのだが、就活時は男子に混じって大企業にエントリーする選択肢以外はなかった。 

 

 

・数年前「都立高校入試で男女別募集とはけしからん」となりました。これは、少なくともここ十数年「女子の方が合格しずらい」傾向があったからです。 

ちなみに、この制度昔は「合格者の多くが男子になってしまうから」できた制度です。 

そして今回「女子が少ないから」という理由で私立大学の理系学部で「女子枠」ができました。 

私立大学なら、男女別募集等好きにすればいいと思います。ただ、私はこれから新卒採用に応募してくる男女別募集をする大学の「理系女子」の学歴フィルタは強めにかけます。不採用にするとは言ってません。その大学では、男子の方が優秀な可能性が高いと考えます。 

国立がそんなことを?男女差別以外の何物でもない。 

 

 

・女子枠を一時的に設けることには賛成です。 

まず入学のしやすさでハードルを下げるのはひとつの手だとは思います。 

しかしずっと女子枠を維持するのは反対。 

目標年数を設け、女子枠以外でも女子が進路として理系を選び一定数の女子受験生、入学者がでるように工夫していくべきでしょう。 

そのためのロールモデルとなる女子学生を確保するために女子枠を設け、就職後数年の進路などのビジョンを提示できるようになれば、自ずと女子枠は必要なくなる。 

女子枠で入学させるならそういった進路の長期調査への協力要請なども条件とした方がいいと思う。 

それで長期的な効果がない場合も廃止するものだと思う。 

 

 

・工学部の女子学生の割合が増えない理由としては、日本の製造業に勢いが無いことも原因と考えられます。工学部は就職が絶好調というのは言い過ぎと思います。絶好調ならば、記事にある“親御さんなどの周囲の大人が『せっかく理系に進学するなら手に職をつけた方がいい』と医学部や薬学部への進学を勧めます。”のような話は出てこないはずです。 

もともと工学部には女子が少なかったため、女子の工学部進学というのは新規参入の要素を持つわけですが、日本の製造業が衰退産業となってしまうと、そこへの新規参入が増えないのは自然なことです。 

 

 

 

・この女子枠の結果は、見事合格した彼女達が社会に出てどう活躍するのか、どのように切り開いていくのかにかかっている。それなりの覚悟のある女性が枠を使うべき。それならみんなで応援すべし。 

 

 

・多様性のために理系学部に女子枠を設けるなら男子の少ない芸術系の学部には男子枠が必要では。芸大は六割、筑波とか八割女子では。多様性確保のために男子の数を増やした方が良いでしょう。多様性が正義なら。 

また、当然女子大は縮小されていくべき。 

今のままでは優秀な男子高校生が成績の悪い女子に席を奪われていくだけの制度になっていると思います。 

 

 

・アメリカでも、工学部、特に機械や電気などでは女性の割合が20%に満たない時もある。別に日本だけの問題ではない。ただし、結構それが国力の基礎であったりするので、女子枠というか、需要があるなら同時に学生枠全体を広げたらよろしい。これから多かれ少なかれロボットが作られる時代なのだから。 

 

 

・>高校生にとって工学部の内容や専門性は想像が難しいのだと思います。私の専門は材料工学で、工業製品の材料であるアルミニウムやゴムといったものの研究です。 

 

理学部や薬学部を選ぶ女性が多いのに、この工学部の想像が難しいというのはおかしいでしょ。要するに、現場がある仕事、工場で働く仕事、つまり世間では泥臭くておしゃれじゃないと見做される仕事が敬遠されているというだけのことじゃないですか? 

 

少子化になって、少しでも多くの人が働いた方がいいとは思うけれど、人それぞれに適性があるように、男女間でも適性があるのは当然のこと。それにはもちろん体力など生物的な要素もあるし、過去数十万年で築き上げられた文化的な背景もある。それを無理やり根拠不明な仮説を主張して無いことにしようとするのには違和感を覚えます。ましてや性別枠を設けるのは男女差別でしょう。それなら、外国語大学や家政科に男性枠を設けるべきです。 

 

 

・まあ、同じ世代の文系がサボって遊んでいる姿を見つつ、ひたすら実験・レポート作成・勉強を繰り返すのが理系だからね 

男女関係なく辛いもんはつらいよ 

 

自分はゴリゴリ理系の電気電子専攻で博士号まで取得したけど、もし人生をもう一度やり直せるならそこまで苦労する道は選ばないかも。 

 

特に女性は人生のライフサイクルを考えると安易に理系に進むのはおすすめしない 

基本的に理系は修士までが当たり前の世界なのに、そこから就職して仕事が円滑にできるようになったら出産適齢期を迎えるわけだし。 

 

女性にとって理系は大学でも社会でも生きづらさを感じると思う 

 

 

・無理して工学部に行く必要はないと思います。俳優の西島秀俊は横浜国立大学工学部生産工学科中退です。大学で工学部に入ったけど、なんか違うかなと思ったらしい。いろんな職業を調べて、なりたい職業に最も関係のある学部学科を選べばいいと思います。京都大学建築科の大学院卒業して野菜を売っている人もいるので、高校の時、思い描いたような人生にはならないですよ。 

 

 

・工学部の宣伝が足りないのは事実。 

日本の女子は海外に比べ女子同士の目を気にするあまり、はみ出るのを嫌うためやりたいこととは別のことを選択するのもある。 

ただ工学部は医学や薬学と違って職業のわかりにくさはある反面、仕事をするうえでの基礎を大学で学び、いろんなメーカーに就職できます。 

例えば知り合いで機械工学科卒で最初はホシザキのような業務用キッチンメーカーで就職し、転職でオリンパスのカメラを設計している。もちろん自動車メーカーも可能。つまり可能性が他学科より広いと言えます。 

ただ、常に最先端技術や法律改正など変化が伴うため、就職してからも勉強や資格が必要になります。 

できる人はいいですが、中途半端だと挫折しやすいのもあります。 

自分は建築学科ですが、その中でもいろんな職種があります。 

ものづくりの可能性が広がる学部と捉えると良いと思います。 

 

 

・しかし本当にこの女子枠というのはわからない。女子を優遇することで女子の人数を増やしてどうするの?これこそ男女平等の考え方に反するものに他ならないのではないか?理系に行きたければ勉強すればいいだけのこと。医学部で男子を優遇したことが問題になったけど、これが許されるのなら医学部も男子枠を作ったら良いのではないか? 

 

 

・結局は大学の進路なんてみんなイメージで選択してる高校生が多いということでしょう。 

工学部は油まみれ、農学部は土まみれみたいなイメージで女子が入ってこない。土木学科なんて言ったら、安全第一ヘルメットかぶって道路工事してるおじさん、くらいのイメージだろう。 

実際やってることも進路もイメージとはかけ離れたものであってもだ。 

 

何となくおしゃれでクリーンなイメージがある建築デザイン学科なんかは女子比率が高めなのもまたイメージ先行なのかなと。システムとかデザインとかいう言葉を付ければ人気が上がるとか本質からかけ離れているいい例だ。 

 

「工学部に女子が来ない」という問題として捉えるというより、男女問わず高校3年生に対して学問進路、業種に対する解像度の高い知識を提供できていないまま将来を選択させているというところを問題にすべきと思うけどね。 

 

 

・是正されるまでは良いと思う。 

どこかで真の平等になると良いけどね。 

 

今回の取り組みが男子差別だって人いるけど、何故こんなことをやらないといけないのかってのを理解できてない頭の悪い人の発想ですね。 

その考えがあるからこういうことをしないといけない。 

好きでもない理系に進学する女子がいないとは言わないが、それは男もほんとは文系が好きだけど就職先がないからとか、男は理系ってステレオタイプな考えであえて理系に進む人も多いから、どっちもどっちな気がするが。 

 

と、25年前リケジョだった私は思います。 

工学部女子はかなり良いですよ。 

個人的には、看護師になるより圧倒的に安定してるし、他人のケアではなく自分の好きなことができるこの環境が本当に楽しいと思う。 

 

 

 

・まだまだ親世代にバイアスがかかっているからかもね。工学系に行くと結婚した後育児家事しながら働くのは難しいみたいな。 

まずは女性の数を増やして男女ともに働きやすい職場を模索していくのはいいことだと思う。少数派の声は消されがちだから。 

女性枠が無くなる頃男女共に働きやすい平等な社会ができていたらと思う。 

 

 

・関関同立のあまり女子のこない学科の理系卒だが200人以上いる中で女子は10%程度だった。男の意見からすると女子がいた方が嬉しい。女子を入れるために合格できたはずの男子が落ちるのがどうかという話だが配点にもよるが10点くらいならそこまで学力に差はないと思う。数学で大問の1番を間違えてその大問を全部落とすと10点くらいは減点になる。そのレベルの話。女子枠のせいで合格できた下位男子より女子枠に関係なく合格する男子なら合格している男子の方が多い。大学側も不合格の人間には特に用はない。受験要綱にしっかり明記したら問題なし 

 

 

・大学よりも就職の方だよね、問題は 

同じ能力の新卒男女が並んだ時に、採用可能性が五分五分かと言われたら、まあ男性有利だよね 

となると、そのハンデを平らにならすためには女子学生への多少の下駄は致し方ない面もあるかもね 

本来なら、少なくとも国公立はこの手の性差がないのが理想なんだろうけど、移行期にはそう理想ばかりも言ってられないし 

そもそも、(親世代の)氷河期あたりの女子学生の扱いが酷すぎたのもあるし 

一方で、記事にある芝浦工大とかの私学は生き残りのためにあの手この手なのは仕方ない 

慶應みたいにはっきり男性有利の学校もあるしね 

 

 

・理系には就職に強いから理系という層も一定数というかかなり居たりする。企業が寛容ならいいが、安易にリケジョを量産すると配属後のミスマッチが起こり、企業と大学、何よりも当人の人生を巻き込んで大きい揉め事に発展しかねないと感じる。 

 

 

・半導体企業に務めています。 

確かに女子学生が多くなりましたが、頭がハゲるようなトラブル対応、現場に缶詰、納期間近のピリピリムードの中のデバッグとか、そういうを経験している人はいません。評価データのまとめや納期がないような評価とか調べ物等々。 

長期の海外出張もありますし、そういうのが問題ない女性も増えてほしいと思います。 

が、男と同じ環境にぶち込むことはパワハラ、別の仕事をさせるためどうしても給料は低くなり、それが男女差別とか、リケ女の扱いは難しいですよ。 

 

 

・工学部の進路は製造業が多いけど、技術系勤務地は研究所含めて人気の少ない立地が多い。女性は男性より都会志向が強いようだが、立地観点で女性が回避してしまうのが本音ベースと思っている。 

実際自分の勤め先でも、出世しにくい本社管理部門を異動で望む女性が大変多い。 

 

 

・ぜひお調べいただきたいが、国立大の名古屋工業大学工学部機械工学科では30年近く前から「女子枠推薦入試」を実施していた。当時の男子受験生からは「逆差別」ではないか・・・という声もあったがそれでも続けている。つまり機械工学を目指す女子学生がそれくらい少なく、その事情はその後も変わっていないということ。現状を見れば、この方向性はさらに続き増えていくことが予想できる。 

 

 

・地方大の工学部出ても、 

高校生の女の子が行きたいようなキラキラした就職先は少ない(イメージ)だからじゃないか 

東工大出てソニーとか、東大出て研究者とかなら、女子も希望しそうだけど。 

女子が希望しそうな就職があるとして、それを高校生に描いて説明してあげる必要がある。 

 

 

・女性が日本のこの分野で働くには、本質的にコスパが悪いということを本能的に感じているからではないでしょうか。ライフプランニングを含めて本能的に感じていることを変えるのは相当な時間が掛かると思います。言い過ぎかもしれませんが、コロナ禍と今で、在宅勤務・学習の割合がどれだけ変わったか、ということに象徴されているかと思います。人間の認識を変えるのは難しいので、他に「も」リソースを振り向けたらいいのでは?例えば65才入学とか、社会復帰の学びの場とか。多様性の1つの選択肢という程度からでは駄目ですか? 

 

 

・工学部は就職良いけどその先にあるイメージが、作業着姿で設計するか研究するかという絵しか浮かばなかったのが原因では? 

大概は工場の中に研究棟や管理部門、設計部門があるからへんぴな場所にあるし、通勤も男女私服でおよそOLとは似ても似つかわしくない格好だしね。 

一番は場所だろうな。 

 

 

 

・女性枠が必要なのではなく、必要なのは有能な日本人もしくは有能な日本人を育てる環境 

有能なら男女問わない 

こんな枠よりも返済不要の奨学金を拡充する等すべきことがある 

卒業前から人材確保するなら企業も、内部に貯めるよりももっと金を使う方が良い 

 

 

・本来その大学に枠なしでも入れる優秀な女子学生の中にも、一緒にされたくないと思って志望変える可能性もあるかもね 

大学は質よりも量をとるということなのか 

少なくとも、女子枠で受験する人は適性や志望度を面接で厳密に審査された方がいい。そこの部分まで甘くすると、なんとなく枠があるから来た、という程度の意識も能力の足りない子が大量に入ってくることになる。 

 

 

・人は生まれながらにして性が決まっていて、これは基本変えられないから性別優遇策には反対。 

百歩譲って、私大であれば経営上の課題という事で女子枠があっても仕方ないかもしれない。 

だが国公立大学には導入すべきではない。 

 

あといわゆる「心は女性」の受験生は対象になるのだろうか? 

対象にするにしても除外するにしても問題が発生すると思うけど。 

 

 

・工学部関係者は偏見だとかバイアスとかいったものにもっぱら原因を求めているが、文系でも法学部はかつて女子のいない世界だったが、今では半分を占める。なぜ法学部は偏見を超え、工学部だけ偏っているのかの説明になっていない。 

モノづくりの世界は、パワーや速さに熱狂する男の感性が支配する世界なんだよ。これは幼児段階ではっきり分かる男女の生得的な差異だ。エンジン開発に狂い徹夜で開発に勤しむ女子社員など聞いたこともないし、いたとしても超レアだろう。どんなお化粧品が肌によく乗って綺麗に見えるか時間を忘れて考える男子がどれだけいるのか。国が推進する工学部への女子入学ゴリ押しキャンペーンは化粧品販売員の男女不均衡を修正しようとするのと同じくらい滑稽なことだ。何よりも女子本人の選択の自由を無視するかのようなゴリ押しキャンペーンは個人の自由な選択への侵害だ。 

 

 

・この制度は一般入試で入学した本当の理系女子から文句が出ると思う。女子枠が定着したら企業側は女子の学力を差し引いて考えるようになるから。 

そもそも学びの場で男女比考える必要あるの? 男女関係無く理系を増やすことを検討した方が良いよ。 

 

 

・難しい大学は学力的な意味で別として本質的な問題として興味ねえからだろ、仮にネイリストが超儲かる仕事になったとして男子学生が志望するかって言ったらそうはならんと思う 

 

だいたい「工学部」って字面のイメージがあかんのじゃないかな 

先端デザイン学部とかエンジニアリング学部とかにするだけでもちょっとは変わるんじゃねえの、良いか悪いかは別としてね。 

 

 

・興味を持てない分野に進学需要がない。ただそれだけの事なのに女子枠などというジェンダー差別バリバリの制度を設ける方が余程疑問ですわ。 

多様性を尊重した価値創造性への期待や学びの機会のためのジェンダーバランスとを考えての事ならば女子が少ない学部に女子枠を、男子が少ない学部に男子枠を設置するという考え方こそ道理が叶うってもんです。 

外国語学部、看護学部、薬学部、児童教育学部、男子が少ない学部だって少なくないです。 

まずはこういう不平等な合格枠を「他の特別推薦の制度と同様のもの」と誤魔化す事をやめて頂きたい。 

 

 

・よく聞く話としては製造業は地方に工場や研究所があるので、地方には行きたくない人も多いらしい。身も蓋もない話だが、医師ならば都会でも地方にも職場がある。勤務場所で避けられている面もあると思う。 

 

 

・自分は男子生徒ばかりの学校を出て 

男性ばかりの世界で仕事をしています。 

とても充実しています。…が、 

女性が理系(エンジニア、土木諸々…)の 

仕事を続けることは本当に大変です。 

 

大手にもいましたが、男性自体の人数も多いので 

産休や育児も可能ですが 

(理解があるかは個別の話として) 

中小企業だと専門職、リーダー、 

現場監督などは最低人数でやりくりしているので 

残業や急な休暇など対応できません。 

そういうのが可能な仕事内容となると 

理系大学を出た女性には物足りなく…という 

ジレンマに陥ります。 

 

女性が主だった職種に男性が増えていますが 

それとは異なる壁があるのは事実です。 

どんどん増えて欲しいとは思いますが 

学生時代にそういうことに気づくのだと思います。 

 

 

・NHKの「魔改造の夜」とか「解体キングダム」がおもしろくてよく観ているのですけど、確かに女性は本当に少ないですよね。あれだけ少ないと、たとえ番組を見て面白そうと思っても、中高生女子が自分の進む道としてはなかなかイメージはできないかなと思います。 

 

ただ、去年マンションの大規模修繕で立ち入り工事があったとき、現場下見に来られたのは若い女性の2人組で、下見も工事当日もテキパキと仕事されていてかっこよかったです。居合わせた大学生の息子も「工事の人が来るというから男の人かと思ったら、女の人たちだったね」と言ってましたが、こういう積み重ねから変わっていくのかなとも思いました。 

 

 

 

・最近現場監督にも女性を使っているみたいだから理系に女性が入ってくることには大賛成。工場等々にも進出してくれれば幸い。役員だけでなく工場長とかにも進出してほしい。 

 

 

・大学は何をする場所か目的をはき違えているように感じます。そこの大学で工学を学びたく、学力が学びについていくだけの能力があれば男女平等に試験を受けて入ればいいだけ。あたかも女子学生が少ないから何か差別のように聞こえるが、大学は男子学生を優遇しているわけではないと思います。入学する権利を女子だけ甘くするというのは逆差別にならないのか不思議。 

 

 

・確かに制度の上では女性は結婚後も仕事を続けられるけど、産休や育休中に他の社員にしわ寄せがきてモヤモヤ…みたいなのがあったり、子どもが急病になったときには妻が休むのが当然みたいな社会的圧力があったりで、実際には簡単ではないよ。 

そうなると、一旦退職するリスクを考えて工学部を敬遠する女子が一定数いるのは当然だろうね。 

 

 

・実際女性だから女子だから女の子だからというところからの思い込みで避けてしまう人は多いのだろうね。 

 

ただそのようなことで埋もれてしまっている適性のある人材を発掘して育てるのも楽しいのかも。 

 

 

・なぜジェンダーフリーを目指している時代に女子枠が必要なのでしょう 

男性女性LGBTQに関係なくその人の能力で入学・就職できる社会がジェンダー平等と言えるのではないでしょうか 

わたしは人種優遇(アファーマティブ・アクション)にも否定的です 

この世の中、公平・平等な社会ではないからこそ、機会均等を目指すべきと考えています 

 

 

・高校段階で理系を選択する女子が少なく、嫁の話では一学年500名で、理系女子は10人しかおらず、そのうち9名が医歯薬志望だったとか。 

昔より、工学部の女子は格段に増えたと言っても、工学部の女子は建築、化学、情報に偏在しており、電気や機械は少数派だよ。 

これは子ども時代からの刷り込みや、工学系女子の成功者というロールモデルが少ないこともある。 

嫁の話では「学研の◯年の科学」が大好きで、兄の影響で学研から発売していた電子ブロックなどの知育玩具が大好き、兄が当時珍しかったマイコンのTK80などを買った影響だと言っていた。 

 

 

・大学時代、理学部数学科だったけど、64人で女性は2人だったな。 

 

女子優遇枠っていうのを作って、女子って言うだけで優遇されるんだ。なんで女性って言うだけで優遇されるんかな? 

 

そもそも志望者の絶対数が少ないんだから優遇枠なんか作っても無意味。 

 

 

・女子枠ができるのはいいが、結局働き方がセットかなと思います。子どもがいて海外転勤とかは難しいでしょうし。今は結婚しても辞める子は昔よりは少ないのでしょう。入社した時男性の方が下駄はかせてもらって入ってきたなとかはあれば辻褄が合うかな。 

 

 

・>金沢大学の女子枠入試は評定偏差値、英語検定資格や英語テストのスコアでの出願条件はなく、共通テストで数学・理科・外国語を受験することのみが出願要件となっており 

 

二次試験はあるのだろうか? 

少なくとも、共通テストで三科目だと、事実上の私立レベルの難易度まで下落する。 

ここまでやって金沢大学ほどの名門で定員割れというのは、結局のところミスマッチが起きているとしか思えない。 

 

事実上の入学難易度の優遇であり、このような事を行うと大学のレベルが落ちていかないか不安になる。 

そもそも金沢には偏差値そのものは低いが知名度の高い金沢工大があるわけで、無理に金沢大学工学部が女性枠に拘る必要はないのではないか? 

 

都内を見ると、電通大や海洋大などの情報工学系の工学部では女性比率が10年以上前からかなり伸びている。 

果たして女性枠を作ることが女性志望者を増やすことに直結するのか疑問だ。 

 

 

・封建的な考えがまだ強い地方では、女子枠は有効だと思います。 

特に国立ならば。 

まだまだ、女性には高等教育が必要じゃないっていう考えが強い地域が日本にはあります。 

『お金がかからない地元の国立大学ならば進学できる』って女子を救ってあげて欲しい。 

 

 

 

・家庭内においてまだまだ女子が大学に行くには文系の意思が女子本人や家庭での暗黙の意思がある。これば今日の家庭の経済力で文系と理系の入学金や授業料格差に起因する。4年間の大学経費を考えると100万円以上差があるわけだから、必然、男女差は生まれる。女子枠を設けても解決はしない。 

 

 

・数十年前に某私大の工学部に在籍していましたが、その頃の女子比率は十分の一前後であり、しかも多くが化学科に在籍していて、私の在籍する電子工学科など、たった2人でした。 

 

ただその分、能力と意欲に優れていて、テスト前など、よくノートを借りていたものです。 

 

更に貴重な女子として少々のブス、失礼、容姿に自信のない方でもモテモテで、「お姫様」扱いに成り、周りの野郎どもが、家臣の様に付き従っていました。 

 

 

・ジェンダーレスの時代に、女子だからということで、女子枠で有利に大学に入れるというのはおかしくないですか? 

じゃあ男子が少ない学部に男子が入りやすくなる制度もできてしまうのですか? 

受験は学力で、自分のやりたい勉強ができる学部に進む。 

それで何も問題ないのではないだろうか。 

 

 

・態々、逆差別になる「女子枠」なんて設けなくても性別の記入欄さえ省けば良いのでは? 

工学部は出席だけしてれば何とかなる学部ではなく、いきなり応用数学や物理で躓いたらどうするのだろう?まさか入学後も女子枠だけハンディキャップとか優先されるなんてことはないと思いたいが、、 

「女子枠」のせいで、特に好きでもない工学に迷い込み、鬱にでもなったら返って気の毒だと思う。 

 

 

・理数系が得意な女子というのは一定数いるけれど、高校での文理選択の段階で将来の就職先まで考えることができている高校生はそんなに多くないのでは?と感じる 

女子が身近に感じるような製品を作っている企業が理系学生を採用してどのような職種・部署に配属しているのか、まとまって見られるようなものがあるといいのに 

もしかしたら各企業毎には情報を出しているかもしれないけど、まとめてインスタやTikTokで展開するとかさ 

 

 

・別に女子枠っていらなくないですかね? 

自分も女性で理工系学部出身ですが、あえて女性を集める目的って何なんですかね。 

そもそも学問なんだから、やりたい人が理系を専攻すればいいし、「女子枠あるから理系にしよー」って女性もそこまでいるのかなぁ・・・。 

そこまで下手に出てあえて女性を集めても、工学系学部全体のレベルが下がるような気がしますが。 

 

 

・卒業生として非常に悲しい。これは単なる性差別じゃあないかッ!!!性別が㊛というだけで大学に入りやすくなる。あの時過去問を解いて対策していた私の時間は女性にとっては無駄な時間そのものなのですね。非常に憤りを感じざるを得ないし悲しみに暮れています。理工学という学問はただ性別が男というだけで難易度が上がるということです。私はこの学問が好きで当時受験したというのに。同じ志を持つ男性はこれから性別が男性というだけで理不尽な扱いを受けるのですね。それを文部科学省は黙認どころか、推奨するのですから。これは立派な憲法違反ですよ。人は人を上に人を作らず。福沢諭吉だってあの世で泣いていますよ。本当に、極めて、残念です。不愉快極まりない。 

 

 

・息子と同じ研究室に1名だけいる女子は一般入試で国立大工学部に入り院進している 

でも「女子枠で入ったの?」とたびたび訊かれるのが嫌で「女子枠なんて無ければいいのに」とぼやいているそうです 

 

またそこの大学では、女子枠で合格した子の留年や院試に落ちる子の割合が多いと学生内で話題になっていたようです 

 

 

・工学部って高校生から見ればキラキラしていないように感じるんでしょうね。 

でも、青春時代に直向きに研究に取り組むって本当はめちゃめちゃキラキラなんですがね! 

 

 

・そもそもほとんとが工学の世界に興味を持たないという原則前提をいつも触れずに的外れな議論をひたすらやってる。自分の娘に機械工学や電気電子工学を勧めてみたらほぼ興味ないという答えが帰ってくる。 

 

 

 

・女子で物理が好き、得意、という子はどうしたって少ないです。逆に、化学や生物は女子にも好き、得意が結構います。工学部系の枠を広げられても、それが学びたくないことだったら定員割れでしょう。生物、化学系統の枠を広げたらと思います。 

 

 

・女子枠で迷惑を受けるのが女子枠などなくても合格できる女子学生 

卒業後はずっと女子枠で入ったのだろうという目で見られるようになる 

女子が少ないのが問題とかいうなら看護学部などに男子が少ないのは問題視しないのか 

男女でやりたいことの特性に差があるのにアファーマティブアクションしたところで解決しません 

むしろ逆効果 

 

 

・本人のためにならんから枠なんざふざけたことは反対。大体、文系と同じようなキラキラしたキャンパスライフを送れる、と勘違いするな。フェミ団体よ。数学と物理が最低限出来てること前提で話が進むのにできてない人が来られても教授やほかに一般で入ってきた人にとっては迷惑ものでしかないよ。数合わせしないといけない理由って何?浦和高校の件にしてもそうなんだけど、女子が入れない、女子が少ないだけでどこがどう差別なのか万人にわかりやすく説明してほしいんだけど。 

 

 

・ジェンダー平等と叫ばれる中での女子枠には違和感が。 

女性管理職を増やせとかも。 

女性が有利だということになる。 

極端な話、その大学に入りたいから、出世したいから、女性になろうと思う人もいるかも。 

 

 

・生物として男女の役割が違うのになんで平等にしたがるのか不思議。 

 

社会的地位の同等と、平等とは意味が違うと思ってる。 

昨今は"平等"過敏症になってる。 

 

適材適所って言葉は男女間にも当てはまって、 

子育ては母乳が出る女性がやるのが生物として普通だし、力仕事は男性がやるのが生物として普通でしょ? 

 

理工系に男性が多いのは、男性の方が"情熱"を持ち続けれるから、だと思ってる。例えば、シェフも美容師も画家とかも、トップはやっぱり男性では? 

概ね、熱し易く冷めやすいのが女性、情熱を持ち続けれるのが男性、だと思っています。もちろん個人差はあるけれど、概ね。 

極めれるかとこまで情熱を持ち続けれるのは男性。ということ。 

だからといって男性上位とは思っていない。むしろ逆で、男性がお金を稼いだり、権限をも欲するのは、結局は女性のため、と思っている。 

 

 

・DIYで電気工事をしたくて第2種電気工事士を昨年受験しました 

会場を見回したところ 受験者の99%が男性でした 

どうしてこんなに少ないんでしょうかね 

実技試験もあったのですが 図面に沿って電線を切ってつなぎ合わせる 

手芸のようなもので 女性が特段苦手とは思えないですけどね 

多少握力は使いますが・・・ 

 

 

・国公立上位の理学部工学部って留年率20%自主退学率10%なんてザラです。 

多くの国公立大学が留年率も自主退学率も公表していますので調べてみてください。 

で、女子枠の比率は概ね定員の5%以下なんですよ。 

どうせ10%はいなくなっちゃうなら文科省や産業界の要請に応えて女子枠作ろうっていう打算的な思惑も見え隠れしている気がしています。 

ただ、上位国立の工学部女子が就職楽勝なのは確かです。極めて少数派ですから当然です。 

 

 

・理工系を卒業して同級生にも職場にも女性何人もいたけど、彼女らにはこの道で一生メシを喰おうと言う気概がまるで感じられない。きっと心のどこかにおヨメに行くまでだと思ってるんじゃないの?そんな状態で数だけ女性増やしても、途中でいなくなって、技術者不足になること確実。 

 

 

・学生の意識が変われば自然に解決していくのでは。 

40年前は法学部や経済学部でも女子は1割くらいだった。今は差がない。 

本人の希望が第一に大切。無理なことをすればどこかに歪みが出る。 

 

 

・理工系は就職してからタフな業務内容だし技術は日進月歩だし産休後はどうしてもついていけないよ。だから、医者、薬剤師、看護師、歯科衛生士、栄養士とかハンデなく働ける場所や転職しやすい学問になっちゃうかも。無理して共学に女子枠ではなく女子大を支援したら良いかも、意味有るか分からんが。 

 

 

 

・医薬系の洗練された白衣のイメージに対して工学系は作業服とかヘルメットとか工場の油臭いイメージを持ってる女子生徒が多いから敬遠されているのではないでしょうか。 

 

 

・大事なのは興味があるかだと思います。 

女子枠よりも女性が興味が持てるカリキュラムづくりじゃないのでしょうか。 

女子枠と大学ランクで興味がない人が入ってきたらお互い不幸でしかない。 

 

 

・理系は適性がないとキツいね。これは勉強でなんとかなる問題じゃない。 

 

女性で適性がある人は1割もいないと思うよ。 

入りやすいからって理系の学部に進学して挫折、中退してる人何人も見てきた。 

 

 

・後編読んで意味が分からなくなった。 

合格した女性との成績が劣るといったことはない、とのこと。 

ならなぜ女子枠を作る必要が? 

 

あと、多様性ということで多国籍であることを上げてたのだけど、そこの説明がもっと欲しかった。 

 

 

・少子化だから女子でも採用してもらえるっていう話でしかない。約25年前の地方の高専の卒業生だけど、2002年卒の高専卒の就職はめちゃくちゃ悪くて最初から公務員狙いの子も多かったです。男子でも年度末まで就職が決まらず、選考科進学した子も多かったしね。時代です。 

 

 

・文系に行く子を理系に誘導したいのではなく、理系内で取り合いですね 数学、物理、化学が苦手な子は枠を作ろうが行きません 

ちなみに看護学部は理系のフリして数ⅢCなし、生物で受験できる文系よりなので工学部と競合しません 

医学部と工学部は生涯年収が違うので競合しません 

 

 

・女が圧倒的に少ない学科で、「女だからと特別扱いしてほしくない」と言っていた人もいれば、「『女だからと特別扱いしてほしくない』と声にするのは、却って意識し過ぎだと思う」と言っていた人もいた。 

 

卒業生やこれから在校生、これから受験しようとしている当人達はどう考えているのだろう。 

 

 

・これには男女差別言わないのね。前に医科大で男子を多く合格させてたと問題にしておきながらマスコミも社会もこれはいいの? 

特に東工大は幼少期から塾通いしてお受験してた男子学生がいるだろうに、自分よりかなり点数低いのに女子だから合格って納得いかないと思う。一方、実力で東工大入れた女子も穿った見方されるだろう。いい加減に、特定団体の都合よく海外がこうだから日本は遅れてると言っては無理に変える風潮をそろそろやめにしないか? 

 

 

・>理系を選択する女子は増えていますが、高校で進路を考える時にバイアスがかかってしまうんです。親御さんなどの周囲の大人が『せっかく理系に進学するなら手に職をつけた方がいい』と医学部や薬学部への進学を勧めます。 

 

これは都市伝説ですね。 

実際のデータを見れば進路についてバイアスを掛けられる女子はごく一部に過ぎず、男子より自由に進路を選べている。 

また、女性が自由な国ほど女子は理系に進学しなくなるというパラドックスも知られている。 

都市伝説を根拠に国や大学が政策決めてんだから終わってる。いつから日本はオカルト国家になったのやら。 

 

 

・女子枠を議論する前に、女子大の存在をどう考えてるんでしょうね。単純に女子大がある限り入試の募集定員は女性の方が多い。もやもやしてる人は私だけではないと思う。そもそも、下駄をはかされて入学しても研究の質が落ちるだけでは。女子に敬遠されてきたっていう理由をもっと真面目に考えてください。研究の分野によって性差があるのは動物学的に自然なことなのかもしれない。何故捻じ曲げる。 

 

 

 

 
 

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