( 192981 )  2024/07/20 17:51:35  
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19歳の宮田笙子が、パリ五輪の日本女子代表主将に選ばれていたが、喫煙と飲酒が確認されたため五輪出場を辞退することが日本体操協会から発表された。

情報提供を受けて事実を確認し、喫煙は東京で飲酒は味の素ナショナルトレーニングセンターで行われていたことが分かった。

宮田は事実を隠さず話し合いの末、辞退を決めており、関係者からは支援が表明されている。

(要約)

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宮田笙子 

 

日本体操協会は19日、東京都内で緊急会見を開き、パリ五輪の日本女子代表で主将に選ばれていた宮田笙子(しょうこ、19)=順大=に喫煙と飲酒が確認されたため、五輪出場を辞退したと発表した。協会では情報提供を受けて本人を事前合宿地のモナコから18日に帰国させ、事実関係を確認。6~7月に喫煙は東京都内で、飲酒は強化合宿で滞在していた北区の味の素ナショナルトレーニングセンター宿泊棟で行われたことが判明した。 

 

【写真6枚】平均台の演技を終えて、ガッツポーズの宮田笙子(4枚目) 

 

福井・鯖江高の恩師で、19日に渡仏予定だった同高女子体操部の田野辺満監督が、サンケイスポーツの取材に応じ「本人は反省して、発覚した段階で、事実を隠さず話した。話し合いをする中で最大のけじめをつけて辞退した。残念といったらきりがない」と心境を明かした。 

 

本人とは、事案が発覚した時点から数回、SNSでやり取りをしたという。「天国から地獄に落ちて憔悴している」と様子を明かし、「これからもっと長い時間で社会的な罰を受けることになる。今回のことは、彼女だけの責任ではなく、指導できなかった自分たちの責任でもある」とし、「親、順大の関係者、私や鯖江の仲間が支えていかないと、一歩を踏み出せない。批判にさらされる彼女の傘になるよう、一緒に責任を取っていく意味でも寄り添いたい」と語った。 

 

 

 
 

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