( 193611 )  2024/07/22 16:34:43  
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東海道新幹線の運転見合わせにより、日本航空(JAL)は羽田-伊丹線の1往復を大型化し、エアバスA350-900型機に変更した。

臨時便も設定され、羽田行きと伊丹行きの便が追加された。

新幹線の運転見合わせは夕方まで続く見通しで、各駅は混雑を避けるよう呼びかけている。

(要約)

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新幹線の運転見合わせで羽田-伊丹線の機材を大型化するJALのA350=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire 

 

 日本航空(JAL/JL、9201)は7月22日、羽田-伊丹線の定期便1往復の機材を大型化した。同日に発生した東海道新幹線の運転見合わせによるもので、機材大型化のほか、臨時便も設定する。 

 

 大型化したのは、羽田午後4時30分発の伊丹行きJL127便と、午後6時30分に伊丹を出発する羽田行きJL130便。いずれもボーイング737-800型機(2クラス165席:クラスJ 20席、普通席145席)からエアバスA350-900型機(3クラス369席:ファーストクラス12席、クラスJ 94席、普通席263席)へ大型化した。 

 

 臨時便の運航スケジュールは、羽田行きのJL4562便が伊丹を午後6時55分に出発し、午後8時10分に到着する。その後、1往復を新たに追加設定。伊丹行きJL4563便は羽田を午後5時に出発し、午後6時5分に着く。羽田行きJL4564便は午後6時45分に伊丹を出発し、午後8時に到着する。いずれも機材は737-800を投入する。 

 

 東海道新幹線は、豊橋駅-三河安城駅間で保守用車が脱線した影響で、始発から運転を見合わせている。午後1時時点での見合わせ区間は浜松駅-名古屋駅間で、新幹線を運行するJR東海(東海旅客鉄道、9022)によると、復旧作業は夕方まで続く見通しだという。また各駅は混雑が見込まれるため、駅へ来ないよう呼びかけている。 

 

 全日本空輸(ANA/NH)は羽田-伊丹線の臨時便を2往復設定。787-9と787-8で1往復ずつ運航する。 

 

Yusuke KOHASE 

 

 

 
 

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