( 194071 )  2024/07/24 00:50:11  
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大阪府知事の吉村洋文氏は、兵庫県の斎藤元彦知事に対するパワハラや"おねだり"の疑惑について、真実を明らかにすべきだと訴えた。

吉村氏は斎藤知事に対し、進退を考えるべきだと主張し、維新の議員には真実を明らかにする姿勢を取るよう求めた。

兵庫県知事選で維新が斎藤氏を支援した経緯もあり、今後の選挙戦を考慮した対応が注目されているが、吉村氏は真相究明を求める姿勢を示している。

(要約)

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吉村洋文大阪府知事(2023年9月15日撮影) 

 

 大阪府の吉村洋文知事が(49)が23日、府庁で定例会見を行った。日本維新の会の共同代表の吉村氏は、内部告発された兵庫県の斎藤元彦知事のパワハラ疑惑や“おねだり”疑惑などについて「一つ言えることがパワハラなどいろいろな疑惑、告発文書に書かれていることについて、真実、事実としてはどうだったのか、これは明らかにすべきだと思う」と述べ、その上で斎藤知事は「進退を判断すべきだと思う」と主張した。 

 

【写真】パワハラ疑惑や“おねだり”疑惑の斎藤元彦兵庫県知事 

 

 最も危惧するのは「何が事実で何が事実でないかをうやむやにしたままに終わりにするのは違うと思う」と強調した。 

 

 21年の兵庫県知事選では維新は自民とともに斎藤氏を推薦した。自民党が斎藤氏に辞職を促す中、維新は「真実を見極めるべきだ」として兵庫県議会の調査特別委員会(100条委員会)や第三者機関による調査結果を待つ構え。今後の選挙戦を考えた上での“静観”の構えともとれるが、吉村氏は「兵庫県議会の維新のリーダーには真実を明らかにする姿勢を取り組んでもらいたい」と厳命したという。 

 

 「擁護するのとも違うと思うし、政治的な意味で批判するのともちょっと違うと思う。どこに真実があるのか。告発文書に書かれたことは事実としてどうなのか。兵庫県議会の維新のメンバーには真実を明らかにする姿勢を貫いてもらいたい」と強調した。 

 

 調査特別委員会(100条委員会)などで「維新の議員はかばうとかは絶対にダメ」と語気を強めた。 

 

 

 
 

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