( 194668 )  2024/07/25 17:24:21  
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韓国のソンシン女子大学の徐坰徳教授が、第33回パリオリンピック(五輪)開幕前に、日本の旭日旗の応援を制止するよう国際オリンピック委員会(IOC)にメールで要請したことが明らかになった。

旭日旗は日本の過去の軍国主義や帝国主義を象徴し、アジア各国を侵略した際に用いられたことから、旭日旗の使用は過去の侵略戦争を否定し、アジア人に戦争の恐怖を思い起こさせる行為だと主張している。

徐教授はIOCに、旭日旗の応援が国際スポーツ大会でも見られることに懸念を示し、今回の五輪でも旭日旗の応援が登場すればIOCが制止するべきだと訴えている。

(要約)

( 194670 )  2024/07/25 17:24:21  
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旭日旗 

 

第33回パリオリンピック(五輪)の開幕を控えて、韓国誠信(ソンシン)女子大学の徐坰徳(ソ・ギョンドク)教授が国際オリンピック委員会(IOC)に日本の旭日旗応援の制止を要請するメールを送ったと25日、明らかにした。 

 

【写真】東京五輪自転車競技の時登場した旭日旗 

 

これに先立って日本応援団は2021年に行われた第32回東京五輪当時、男子自転車競技(ロード)中に旭日旗で応援をした。 

 

徐教授はメールで「旭日旗は日本人たちの豊漁、出産などの意味にも使われたが、過去日本がアジア各国を侵略する時に前面に掲げた旗で、軍国主義および帝国主義を象徴する」と伝えた。 

 

また「旭日旗の再使用は過去日本が犯した侵略戦争の歴史を否定するものであり、アジア人には戦争の恐怖を改めて想起させる行為」と説明した。 

 

徐教授は「現在フランス全域にわたって繰り広げられている世界で最も権威ある自転車大会である『ツール・ド・フランス』でも旭日旗の応援が登場するなど国際スポーツ大会での旭日旗の露出が絶えず、非常に懸念している」と付け加えた。 

 

あわせて「今回のパリ五輪で戦争犯罪に使われた旭日旗の応援がまた登場した場合、IOCは必ず制止しなければならないだろう」としながら「五輪精神を再確認しなければならない」と強調した。 

 

 

 
 

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