ダイハツ工業は生産台数が認証不正が発覚する前の水準に復帰したと発表した。5月に国内の完成車全4工場で稼働再開したが、部品調達の問題から一部車両の生産を一時中止していた。しかし、部品調達の問題は今月中旬に解消し、生産台数は前年同時期を上回る水準に戻った。これにより、不正の影響で遅れていた受注分の納車も完了した。(要約)
ダイハツ工業は26日、生産台数が認証不正発覚前の水準に戻ったと明らかにした。5月に国内完成車全4工場で稼働を再開したが、部品調達が滞ったことなどから一部車両の生産を見合わせていた。部品調達の問題は今月中旬ごろに解消。生産台数は前年の同時期を上回り、不正の影響で遅れていた受注分の納車も完了したという。