( 195344 ) 2024/07/27 17:14:30 2 00 「お高くとまった貴族が互いをいがみ合っているだけ」アメリカで増える「トランプもハリスも無理」な若者たち東洋経済オンライン 7/27(土) 9:02 配信 https://news.yahoo.co.jp/articles/24889663fe18ad031e4a05588194f0215b4a0afa |
( 195347 ) 2024/07/27 17:14:30 0 00 首都ワシントンで開かれた反イスラエルデモに参加したサイモン・サンディーンさんは、現時点ではハリス氏に投票しようと考えている(写真:筆者撮影)
「ブラック・ライブズ・マター(BLM=黒人の命は大切だ)」、地球の気候変動デモ、そしてイスラエルと軍事組織ハマスの戦争に反対する大学のデモーー。アメリカの最近の市民運動は、若い人が常に強力にリードしてきた。
【写真】首都ワシントンのデモで催涙ガスを浴びた人々
2020年にはバイデン氏を大統領に当選させるマシーンとなり、2022年中間選挙では共和党優勢と予想された「レッド・ウェーブ(赤は共和党の党色)」を阻んだ。2024年大統領選挙では、どんな動きをするのだろうか。声を拾ってみた。
■「2大政党制がぬくぬくと長く続きすぎた」
バイデン大統領(81)が大統領選撤退を発表し、指名したカマラ・ハリス副大統領(59)が、トランプ前大統領(78)と対決する。バイデンvs.トランプでは「高齢対決」が問題視された。しかし、若者の中にはハリス氏が候補になっても、民主・共和の2大政党いずれかの候補を選ぶことに躊躇する「ダブルヘイター」がいる。
ニューヨークでバーテンダーをしながら音楽活動をするブレンダン・マッケンナ氏(24)は、「2大政党制が、ぬくぬくと長く続きすぎた」と言う。
「労働者階級を欺き、言葉を尽くしてきちんとした説明もせず、お高くとまった貴族の家がお互いに歪み合っているだけにみえる。結局、金持ちとウォール街の救済ばかりしてきた」
東部マサチューセッツ州で大学を出たものの、定職はなく、生活は苦しい。若い人の間では「悲観」「不信」が広がっているとマッケンナ氏。2022年、ボストンで行われた大規模デモに弟と参加した。連邦最高裁判所が、アメリカで長年、女性の人工妊娠中絶権は合憲だとしてきた1973年の「ロー対ウェイド」判決を覆す判断を下した。その判断に反対するデモだった。
しかし、マッケンナ氏が目にしたのは、警察が平和なデモ参加者を蹴散らし、逮捕者まで出る光景だった。上空を警察のヘリが行き来し、州兵までが姿を現した。彼にとっては、戦場みたいだった。
「コロンビア大でも今年、警察が100人もの学生を逮捕した。こんな過激な仕打ちを受けると、不満や悲観的な考えが募り、前向きな姿勢で政治を信じる気にはならなくなる」
■「選挙なんてジョーク」
7月24日(米東部時間)、ワシントンであった反イスラエルデモで出会った若い人にも話を聞いた。訪米中のネタニヤフ・イスラエル首相が同日、連邦議会議事堂の上下院合同会議で演説するのに合わせて、停戦を訴え、アメリカがイスラエルを支援しているのを批判するデモだ。
中西部ケンタッキー州から1人で車を運転してきたというアイリスさん(26)は、議事堂方向を見ながら、有名なドーム屋根から炎が出ている油絵を描いていた。腐敗した議会が、内側から崩壊して、人々が見守る中で炎を吹き出す光景だという。
「選挙なんてジョーク。結局、金持ちや企業が莫大な政治献金をして、当選させたい人を選ぶだけ。ハリスにしても、バイデンと同じでイスラエルに武器を売るのをやめる訳ではないのだから」
アートの教師になりたくて大学に進学したものの、経済的に厳しく中退した。教師になったところで、給料は十分ではないと言う。本屋で働きながら、腐敗した政府を宇宙に放り出すという小説を書いている。
「アメリカは、パレスチナの大学、病院を爆撃する資金を出し、大量殺戮(ジェノサイド)のために国民の税金を使っている。それが我慢できない」
インフレ、学生ローンが払えないなどアメリカ国民が経済的に困窮していることにフラストレーションを感じているのは、共通項のようだ。
■イスラエルへの武器供与に強い不満
自殺願望があり、9年も治療を受けているというサイモン・サンディーンさん(19)も大学に進学していない。ペンシルベニア州から妹とデモに駆けつけた。ハリス氏が「今のところベスト」と言い、投票するつもりだ。しかし、ハリス氏がバイデン氏に指名される前は、投票を躊躇していた。
「バイデンがイスラエルに武器を送り、ジェノサイドが行われている事実には打ちのめされた。ハリスは、検察官時代に性犯罪者を強く取り締まっていたと聞いて、投票してもいいかと思う」
ペンシルベニア州からのアーティスト、アガスタ・メイさん(30)は、ロバート・F・ケネディ・ジュニア氏(無所属)の名前を投票用紙に書くという。
「アメリカ国民として、私が払った税金をイスラエルにやらずに、返して欲しい。都会に出るたびにホームレスが増えていて、お金をせがみ、通りで寝ている。買い物に出るたびに物価が上がっている。政治家は予算がないと言うけど、イスラエル支援は続けている。退役軍人がトラウマに苦しみ、楽物摂取で死ぬ人も毎日いる。教育予算も足りない。国民にお金を使わないで、イスラエルというのは納得がいかない」
ケネディ氏はイスラエル支持を表明しているものの、「アメリカ・ファーストの彼は、戦争を終わらせたいと言っている」と期待をかけている。
共産主義政党である社会主義解放党(PSL)の若い人たちは、猛暑の中の集会で、人々にペットボトルの水を配り続けていた。彼らは、PSLのクローディア・デ・ラ・クルーズを大統領候補に、カリーナ・ガルシアを副大統領候補に立てて、投票するという。インスタグラムなどで若い人の支援が増えている。
■2大政党に対する拭えない不信感
ニューハンプシャー州で史跡のガイドをしているアレックス・ウィリー氏(33)は、水の補給所を切り盛りしていた。
「第3党の候補者は、当選しないと言われるが、当選することだけが重要ではない。真に労働者階級のことを考えて支援する大きな運動を起こすことが大切なんだ。クローディアとカリーナは、真の労働者階級出身で、女性の解放運動家で、とても誇りに思う。ハリスやトランプとは違う。労働者階級を搾取する2大政党は、僕の価値観とは相容れない」
ニューヨーク・タイムズの選挙アナリスト、ネイト・コーン氏は、バイデン氏の支持率が2023年、18~44歳の有権者、黒人、ヒスパニック、非白人のすべてで、2020年よりも下落したとしている。ハリス氏が、その支持率低下を上昇に変えられるのか、コーン氏は注目している。
しかし、カギを握る若い人の「悲観」「不信」はどうやって払拭できるのかは不透明だ。ニューヨーク・タイムズが24日発表した支持率は、トランプ氏が48%、ハリス氏が46%となっている。
津山 恵子 :ジャーナリスト
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( 195348 ) 2024/07/27 17:14:30 0 00 ・アメリカの若者は大学を卒業するまでに一千万や二千万円もの学費ローンの借金を抱え、しかも日本のような新卒採用もないために卒業即失業という過酷な状況にあると聞く。アメリカの経済成長はうらやましいが、その富は上位数パーセントの富裕層の懐に入る。停滞していても安全でヌルーい日本社会も悪くはないと思う。
・個人的には、誰でもいいから、戦争を終わらせる大統領に当選してほしい。多分、民主党のハリスが大統領になれば、戦争は終わらないと、予想します。最悪の場合、あと10年以上ウクライナ戦争が続くか、さらに台湾戦争の可能性もあるでしょう。最近の民主党は戦争の党に変質しているように見えます。まず第一に戦争をしない政治家が大統領になることを願います。
・やっぱ見ていて、サンダースへの傾斜はリアルにあるな。 ロバートケネディもまたトランプも支持は根強いのがあるのだけど、社会主義・共産主義言ってるサンダースは地味に人気ある。サンダースの言う社会主義より遥かに現実のアメリカの方が共産主義国でゴッサムシティ、ソドムゴモラなので、ほっとするんだと思う。 今でも議会でしゃべる時とか、やっぱキッチリ批判してるし、人気の理由もわかる。 それだけアメリカも来るところ来てるどころか突き抜けてるってことだとは思うわ。
・厳しい事を指摘するが、選挙はジョークとか金持ちが罵り合いしてるだけとか発言しても何も自分にとっての未来は来ない。 世界中の貧困層が不法移民で米国を目指す。 幸せな事に現在その米国国民なのだ。との発想はないのかな? 嫌なら米国から出ればよい。 こんな考えの若者には絶対に明るい未来は来ない。
・海外に対してバラマキを行い、株式市場にしか目を向けず、為替で景気を判断する。日本と大して変わらないですね。結局労働者階級の人間には目を向けていないのが現実。自民党政権が長すぎる日本。 今回は都知事選で第三勢力であった石丸氏に票が流れた。小池氏や蓮舫氏では嫌なひとも多い。今回の石丸氏は良い例で、国政でも総裁選でそういったちょっとした脅威が現れてくれないかと願う。 頭の呆けかけているぬるま湯の中にいる高齢の方々に国の運営任せたくはない。 アメリカと日本の政局はほんとよくにている。
・日本の中間層とアメリカの中間層は断然日本のほうがいいぞ
日本が見てるアメリカはニューヨークで働くアメリカ人か、旅行で日本に来るある程度余裕のあるアメリカ人だけ
日本もアメリカかみたいに富裕層と貧乏人の 国になっていくのは間違いないかな
・まあぶっちゃけ自分の境遇を自分で改善できないのなら、誰かに期待するしかなく、その人が居ないのなら居る人の中でまだ期待できそうな人に投票するしかない。 どっちも無理と言いながら変わってくれるのを待っているだけならずっと社会がーって言いながら待ち続けるしかない。
・日本より学費が高い。その代わり優秀な子には奨学金がある、と聞きます。 アメリカの普通の成績のお金がない子はどうなるのだろう? 困難な人生しか見えない。
一億総中流といわれた日本の時代が懐かしい。
・確かにね。今まで裏切られ続けて来たから仕方ないのかもね。 BLMなんて、トランプ批判のために若者が煽動され、警察が攻撃され、警察力が低下し治安が極度に悪化した。 具体的な批判はバイデン政権に対する批判ばかり。「ハリスにしても、バイデンと同じ」「パレスチナの大学、病院を爆撃する資金を出し、大量殺戮(ジェノサイド)のために国民の税金を使っている」は、バイデン政権に対する明らかな批判。 共和党にも、DSがスポンサーの反トランプの貴族は沢山いる。「労働者階級を欺き、言葉を尽くしてきちんとした説明もせず、お高くとまった貴族の家がお互いに歪み合っているだけにみえる。結局、金持ちとウォール街の救済ばかりしてきた」との不信感は仕方ない。 次の4年間で、政治不信を拭えるのか、悪化させるのか?米国も課題だけど、日本政治においても大きな課題。
・珍しく良い記事。
この前の都知事選も小池vs蓮舫とマスコミは 言っていたが、蓋を開けたら小池蓮舫両氏は 両方嫌いなダブルヘイターの票が棚ぼたも あるかもしれないですが石丸氏にガッツリ 流れた。
石丸氏の人柄は別に、既存勢力の政治家が 大嫌いな有権者日本も多いと思います。 あと日本のマスコミも嫌いですけどね。
・今はもう世界中どこもそんな感じなのかもしれないですね。 クソなのわかってて現状維持を選ぶか。 更に悪くなるリスクも覚悟で変化を選ぶか。 まぁ独裁体制のところは選択すら出来ないんですけど…。
・アメリカは希望がない国になったなぁ。
アメリカンドリームなんて、エリート大学出た奴しか掴めなくなった。
そんでエリート大学にはおおよそは金持ちしか入れない。
・アメリカでは二大政党でも、与党は支持しないが野党も支持しない、って人が増えているって事ですね。 日本と変わらないですね。
・>「労働者階級を欺き、言葉を尽くしてきちんとした説明もせず、お高くとまった貴族の家がお互いに歪み合っているだけにみえる。結局、金持ちとウォール街の救済ばかりしてきた」
どこでもそうだな…デモクラシーの欺瞞だ… けっきょく金だしたやつの言いなり!! 例えばトランプなんかが良い例であいつイーロンが課金したらEVいいよね!とか言い出しててアホくさ!
・イスラエルに武器供与するの軍事産業政治家にお金を払ってそうさせているから。 日本もそうだけど 政治家は国民でなく企業の利便代行者!
・>お高くとまった貴族が互いをいがみ合っているだけ
「いがみ合う」は自動詞なので、「を」は間違いです。
正しくは「互いにいがみ合う」です。
Yahooの中の人しっかりしてくれよ・・・。
・他国の心配より、自国の心配をした方がいい気がします。このままだと、日本はやばいですよ。
・当たり前だが、自己成長の努力をな〜んもしないでつまらんデモやら批判SNSばかりやってる暇人、どこの国にもいるもんだ。
・ワシも、自民も共産も、維新も立憲も、岸田も麻生も、橋本も蓮舫も、小池も兵庫県知事も嫌。
・だからケネディジュニアってのもね。 そんなかわらんでしょ。トランプバイデンハリスと。
・〉「レッド・ウェーブ(赤は共和党の党色)」
赤は共産党の色だと思ってた。
・サンダース氏の活動を取り上げてない…(´・ω・`)
・じやあお前が立候補しろよとしか言いようがない、
・結局、新しい利権でしかなかったポリコレ。
ポリコレを毛嫌いする割に相手を切り崩すために弱者を取り込む覚悟もない自己責任カルト。
衰退してるのは日本だけじゃないんやなと思った。
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