( 195742 )  2024/07/28 23:59:20  
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29日(月)には関東から西日本では引き続き猛暑日が続き、40℃を超える可能性がある一方、北日本では大雨による土砂災害に警戒が必要。

気象予報では大阪・福岡が36℃、東京・名古屋が37℃、前橋・熊谷・秩父・甲府・浜松・京都が39℃となる予想で、地域によっては40℃を超えることもある。

熱中症予防のため、屋外での作業は避け、体調不良を感じたらすぐに休むことが重要。

一方、北日本では大雨に備え、土砂災害や河川の氾濫にも警戒が必要。

(要約)

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29日(月)の予想最高気温の分布 

 

 28日(日)は関東から西日本の200地点以上で猛暑日となり、千葉県市原市では39.8℃を観測した。29日(月)も晴れて猛暑が続き、一部で40℃を超える可能性もある。一方、北日本は局地的に大雨となり、土砂災害などに厳重な警戒が必要だ。 

 

29日(月)の天気と予想最高気温 

 

 29日(月)も関東から西日本は高気圧に覆われて晴れる予想。高気圧の勢力が強いため、雨雲が発達しづらく、ここ数日のような急な雷雨の可能性は低くなる。その分、強い日差しが長時間降り注ぎ、気温が上昇していく。 

 予想最高気温は大阪と福岡で36℃、東京と名古屋で37℃など、猛暑日が続出する見込み。さらに、前橋・熊谷・秩父・甲府・浜松・京都では39℃が予想されている。所によっては40℃を超え、記録的な暑さとなるおそれも。 

 

熱中症予防のポイント 

 

 命にかかわる暑さとなるため、昼間の外出はなるべく控え、涼しい環境で過ごすことが望ましい。屋外で仕事など作業する場合は、出来る限りの熱中症対策をし、少しでも体調に異変を感じたらすぐに休むことが大切だ。 

 

上:29日(月)午前9時の雨雲の予想/下:29日(月)18時までの24時間最大降水量 

 

 北日本は前線や低気圧の影響で、広く雨が降る予想。北海道は低気圧が通過するため、日本海側南部や太平洋側西部を中心に活発な雨雲がかかりそうだ。東北も日本海側を中心に激しい雨が降り、30日(火)にかけて大雨のおそれがある。予想雨量は、29日(月)夜6時までの24時間で、東北日本海側で120ミリ、東北太平洋側・北海道日本海側・北海道太平洋側で100ミリ。 

 

大雨災害が迫っている時は 

 

 東北ではここ数日間に降った雨の量が150ミリを超えている所が多く、山形県の新庄市などでは400ミリを超え、記録的な大雨となっている。地盤が緩んでいるなか、週明けにかけてさらに雨量が増えるため、新たに災害が発生するおそれがある。引き続き、土砂災害や河川の氾濫などに厳重な警戒が必要だ。 

(気象予報士・小林雅美) 

 

 

 
 

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