( 195757 )  2024/07/29 00:15:32  
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29日(月)の天気予報は、関東や東海の内陸では40℃に迫る暑さが予想されており、猛暑が続く見込み。

一方、北日本では火曜日にかけても雨が続き、特に東北では激しい雨が降る可能性が高い。

熱中症に注意が必要であり、北日本では大雨による災害が懸念されている。

(要約)

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あす29日(月)の天気・気温の予想 

 

 きょう(日)も、西日本や東日本は高気圧に覆われて、強い日差しとともに気温が早いペースで上昇した。午前中から35℃以上の所が続出となり、午後2時半までに千葉県市原市の牛久では39.8℃まで上がるなど、体にこたえる暑さとなっている。この危険な暑さはあす(月)も続き、関東や東海の内陸では40℃に迫る所もある見込み。その先もしばらく猛暑が続くため、熱中症に十分な注意が必要だ。一方で北日本は火曜日にかけても雨が続き、あすは東北でも激しい雨の降る所がありそうだ。大雨による災害に厳重な警戒が必要となる。 

 

28日(日)午後2時30分までの最高気温 

 

 夏の高気圧の張り出が強まって、上空に暖かい空気が流れ込んでいる。強い日差しとともに気温が上昇し、西日本や東日本ではきょう(日)も午前中から35℃を超えた所が多く、厳しい暑さとなっている。午後2時半までに、千葉県市原市の牛久では39.8℃、静岡県の浜松では39.2℃など、40℃に迫る危険な暑さとなっている所がある。東京都心も36.8℃まで上がるなど、今年一番の暑さになった。 

 

週間予報(天気・最高気温) 

 

 この危険な暑さは週明けにかけても続く見込み。あす(月)は、熊谷や秩父、さいたまや甲府、浜松で39℃まで上がる予想で、関東や東海の内陸で40℃に迫る暑さとなる所がありそうだ。東京都心も37℃と、今年の最高気温を更新する見通し。西日本や東日本では35℃以上の猛烈な暑さが週の後半にかけても続く見込み。東京都心も水曜日にかけて連日37℃の予想で、名古屋や大阪などは38℃くらいまで上がりそうだ。 

 

熱中症予防のポイント 

 

 すでに体にこたえる暑さが続いている。涼しい場所で過ごし、こまめに水分をとるなどの対策を心がけ、連日の暑さで体調を崩さないように気をつけたい。また、朝も気温が下がりにくいため、室内ではエアコンを使い、夜間の熱中症にも注意が必要となる。 

 

29日(月)午前7時の雨雲の予想 

 

 一方で、北日本は前線が停滞する北日本は火曜日ごろにかけて雨雲の通り道となりそうだ。東北は今夜にかけても雨が降りやすく、日本海側を中心に局地的に雨の強まる所がある見込み。あす(月)は、活発な雨雲が北海道から東北に南下して、東北でも局地的に非常に激しい雨の降るおそれがある。東北では火曜日にかけて、大雨となる所がありそうだ。すでに記録的な大雨となっている。川の氾濫や土砂災害、低い土地の浸水などに厳重な警戒が必要だ。 

 

(気象予報士・及川藍) 

 

 

 
 

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