( 195869 ) 2024/07/29 02:04:02 0 00 中日・立浪和義監督
■プロ野球 阪神 4×-3 中日 延長11回(28日 甲子園)
中日は阪神に今季5度目のサヨナラ負け。また今季2度目の5連敗で38勝49敗6分となりワースト更新の借金11。ヤクルトが広島に逆転サヨナラ勝ちをしたことで、最下位に転落した。さらに今季3度目の同一カード3連敗となり、甲子園では今季8戦7敗1分と勝ちがない。
3-3の同点で迎えた延長11回裏に、1番からの相手打線に守護神・マルティネスをぶつけるも、近本に左前安打、中野に犠打で1死二塁。ここで森下にレフト線へサヨナラ打を浴び力尽きた。
1-3と2点ビハインドで迎えた9回に守護神・岩崎優から無死満塁の好機をつくると、田中の二ゴロ間に1点を返すと、中田がレフトへ同点適時打を放ち3-3。さらに1死満塁となるも、岡林、代打・中島が連続三振に倒れ勝ち越せず。9回裏は5番手・松山が2死走者なしから、2本の安打と四球で満塁のピンチを招くも得点を与えず延長戦に突入していた。
スタメンは大幅変更。1番レフト・大島、2番センター・後藤、3番ファースト・カリステ、4番ライト・細川、5番サード・高橋周、6番セカンド・板山、7番キャッチャー・木下、8番ショート・龍空、9番ピッチャー・松葉のオーダーを組んだ。大島は6月16日以来のスタメン。中田、福永、岡林がベンチスタート。
阪神先発の西勇に対し、大島が空振り三振など三者凡退も、2回に先頭の細川がレフトスタンド最前列へ13号ソロを放ち先制。これで両リーグ最速100安打に到達した。さらに高橋周が中前安打で続くも、木下が三ゴロ併殺打に倒れ追加点は奪えず。
先発の松葉は今季12度目の登板、ここまで3勝4敗、防御率2.60。前回の7月21日・巨人戦(バンテリンドーム)は5回0/3を5安打3失点(自責3)で負け投手。今季の阪神戦は3度目、0勝1敗、防御率3.00。
立ち上がりは、近本に中前安打、中野に犠打、森下に四球で1死一、二塁。ここで4番・佐藤輝を迎えるも、二ゴロ併殺打に打ち取り無失点。しかし援護をもらった直後の2回に、先頭の大山に左中間スタンドへ8号ソロを浴び1-1の同点。
3回には2死走者なしから、森下、佐藤輝に連打を浴び一、三塁のピンチも、大山の一二塁間へのゴロを板山の好守でアウトにし切り抜ける。
一方打線は、3回に先頭の龍空が左前安打、松葉が犠打で1死二塁。さらに龍空が三盗を決め、大島の浅いレフトフライで本塁投入も、中継プレーに阻まれ本塁憤死でダブルプレー。
4回には細川が空振り三振で三者凡退になると、5回には中軸が3者連続三振で4者連続に。
松葉は4回を三者凡退、5回には相手投手・西勇、近本に右前安打で無死一、二塁のピンチも、中野を二ゴロ併殺打、森下を空振り三振に退け降板。5回77球8安打2奪三振1失点(自責1)という投球内容だった。
6回には1死から松葉の代打・岡林が菰野高校の先輩である西勇から左前安打で出塁、大島は三ゴロも相手の悪送球で出塁し、1死一、二塁。しかし後藤が空振り三振、カリステが三飛で2者残塁。
すると6回に2番手・岩嵜が先頭の佐藤輝にレフトへ二塁打を浴び、大山に中前安打で一、三塁から、代打・前川にフルカウントから中前適時打を浴び1-2と勝ち越される。なおも一、二塁のピンチは後続をなんとか無失点に抑える。
すると7回に2番手・桐敷に対し、先頭の細川が四球、高橋周が死球で無死一、二塁。しかし板山の代打・田中が痛恨の犠打失敗、同じく代打・中田が遊ゴロ併殺打に倒れまさかの無得点。
7回には3番手・清水が1死一、三塁から、佐藤輝をセカンド正面のゴロに打ち取るも、田中がまさかのトンネルで1人還り1-3に。
8回は、ゲラに対し龍空がセーフティバントを試みるも捕邪飛など快音響かず。9回は守護神・岩崎に対し、代打・山本が右前安打、細川が左前安打、高橋周が四球で無死満塁。ここでミスが続く田中の二ゴロ間に1点を返すと、なおも一、三塁で中田が左前適時打を放ち3-3の同点に。さらに龍空が右前安打で満塁も、岡林がフルカウントから見逃し三振、代打・中島が空振り三振に倒れ勝ち越せず。
9回裏は松山が2死満塁のピンチを背負うも、サヨナラは許さず延長戦に突入。
延長10回の攻撃は、5番手・石井の前に三者凡退。10回裏は、6番手・藤嶋が先頭に四球を与えると、犠打で1死二塁。それでも梅野は見逃し三振、代打・原口の二遊間への飛球はセカンド・田中がスーパーキャッチでサヨナラ許さず。
延長11回の攻撃は6番手・岡留に三者凡退に終わっていた。
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