( 196714 ) 2024/07/31 15:53:10 0 00 鹿児島地方裁判所
生後1か月の長女を暴行して死亡させたとして、傷害致死罪に問われた父親の被告(26)の裁判員裁判の判決が30日、鹿児島地裁であった。小泉満理子裁判長は懲役6年(求刑・懲役8年)の判決を言い渡した。
判決によると、被告は2020年2月26日午後7時頃~同8時45分頃、鹿児島県鹿屋市の自宅(当時)で、長女が泣きやまないことにいら立ち、頭を殴って頭蓋骨骨折などを負わせ、脳障害で死亡させた。
小泉裁判長は暴行について、「複数の骨折を生じさせたほど強いもので、危険性が高い行為」と指摘。一方で、十分な人間関係を築くことのできなかった被告の成育歴がコミュニケーション不足などの未熟さに影響したことがうかがえるとした。
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